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あいち総がかり行動集会・臨時運営委員会

 3月23日(土)午後1時半より、矢場町近くの光の広場にて、「軍拡・改憲よりもくらし、平和」東海4県統一行動の一環として、愛知総がかり行動(憲法をくらしと政治に生かす 改憲NO!あいち総がかり行動)主催の3・23集会が行われました。雨天のためいつもより参加者は少なく、予定されていた集会後のデモは中止となりましたが、当ユニオンからも数名が参加しました。


 集会では、「自民党政治を終わらせよう」と訴える横断幕を掲げ、裏金で大企業に支えられながら、能登地震の被災者支援よりも、軍拡・原発・「経済安保」などの推進にばかり力を注いでいる岸田「自民党政治を終わらせよう」と訴える発言が続きました。最後にデモで予定していたドラムを交えてのコールを参加者皆で行い、集会を終えました。


 続いて午後6時から、ユニオン事務所+Zoomにて、臨時運営委員会を開催しました。来月14日の定期大会を前に、定例の運営委員会に先立って、大会に提案する議案を確定することを主な目的にして、臨時運営委員会を、運営委員以外の傍聴での参加も交えて行いました。役員立候補も締め切りとなり、役員選出の準備も整う中で、議案の練りあげのための議論を活発に行い、また、最低賃金問題について、これまで運営委員有志で行ってきたプロジェクトチームは準備会として位置づけ、今後広範な組合員の参加で、最低賃金プロジェクトチームを正式につくって、ユニオンの意見書をまとめていくことなども展望して、取り組んでいくことも確認しました。(ちなみに、翌日の花見交流会については、天候不良と、サクラの開花が遅れていることなどもあって、この日は見送り、来週の日曜に(有志企画として)延期して実行するとの方向で検討しています)


 今後、大会を実際に実現していくための、詰めの準備をしていくことになりますが、年に一度の、最高議決機関と規約にも定めた大会を成立させないと、ユニオンは活動に支障が出てきます。そして、過半数出席による成立は、現実的にはなかなか会場での過半数の実出席が困難な中で、委任状提出も含めたかたちないと、実現が難しいところもあります。そういった消極的な意味だけでなく、なかなか普段はユニオン活動に参加できない組合員も含めて参加し議論し交流する機会という積極的な意味もあります。ぜひ、組合員皆で、定期大会を成功させましょう。



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関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会 学習と交流のつどいに参加

 3月20日(水)午後1時半より、金山近くの労働会館東館ホールにて、関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会主催の「学習と交流のつどい」が開催されました。50名を超える参加で、当ユニオンからも参加しました。


 この「学習と交流のつどい」は、「コンプライアンス・ビラまき事件判決が問うもの~表現の自由と刑事弾圧~」と題して、2月6日に大津地裁で9名の被告が7名無罪・2名有罪とされた判決を問いつつ、関西生コン支部の組合員との交流を深める趣旨で開かれました。


 第一部では、共同代表の一人である中谷雄二弁護士が、この判決についての解説をしました。中谷雄二弁護士は、「恐喝未遂・威力業務妨害」と称したこの関西生コン支部への弾圧が労働運動・市民運動に与える影響がどういうものかを明らかにする立場から、2名を執行猶予付きの有罪としたこの判決のひどさはありつつも、7名の共謀を否定しての無罪を実現した闘いの意義に触れつつ、この判決が、平穏なビラ配布を含めた「コンプライアンス活動」を労働組合活動として進めてきた関西生コン支部の取り組みが正当かどうかを正面から問題にすることなく判断していることからしても、警察・検察の弾圧を支えるるものであり、労働組合・市民運動が問われるのは、労働組合が権利を行使し、企業内組合の枠を越えて、ストライキなどの実力闘争も含めて闘う意義を、なお社会的に認めさせることができていないことにあるとしました。


 第二部では、関生支部の組合員4名が発言し、弾圧を受け、会社側の自宅待機命令なども受け、苦労しながらも、世代交代もした組合に結集し続け、団結して完全勝利まで闘うとの決意を、それぞれに表してもらいました。

 

 その後の活発な質疑も含め、労働組合とその活動の権利を行使する正当性を、弾圧をはねかえしながら示しつつ、労働組合の団結を実現していく意義を、全体で確認しました。当ユニオンも、こうした、企業内組合の枠内で、国家の政策・企業の経営方針の一翼を担うような労働組合運動によっては、労働者はますます権利を奪われてしまいかねない現状に甘んじない闘いを、企業を告発する市民運動とも連帯しつつ、進めていくように、今後も踏ん張っていこうと、励まされました。


<追記>なお、4月7日(日)に全国一斉行動が取り組まれ、東海の会は14時から栄ラシック西側道路にて街頭宣伝を行うとのことです。


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NHK「事件の涙」・過労死防止大綱見直し案

 昨日(3月19日)の午後11時からのNHKテレビ「事件の涙」は、15年12月に過労自死した元電通社員・高橋まつりさんの母親・高橋幸美さんに焦点を当てていた。NHKはこの番組の中で、自らの社員であった佐戸未和さんの過労死を13年7月に引き起こした当事者として、その件も交えて番組をつくっていた。テレビ業界の問題が取りざたされる中でこうした番組が放映されること自体の意義も含め、ユニオンの立場でも、いろいろと考えさせられる内容だった。


 なお、同日(19日)、厚労省は、「過労死防止大綱」の見直し案を示した。報道によると、7月に新たな大綱をまとめ、それに基づいて今後の対策を打ち出す予定だそうだが、そこでは、フリーランス保護・「重点業種」に「芸術・芸能分野」を追加することを決めた反面、「勤務間インターバル制度」の「導入企業割合を15%以上」という目標達成を「25年まで」から「28年まで」と後ろ倒ししているように、矛盾した面も示されているようだ。「死にいたる病」を引き起こす過重労働の改善は、なかなか難しい。


 さて、番組をご覧になった組合員などもおられると思うが、筆者が印象的だったのは、過労死遺族である幸美さんの「死ぬくらいなら死ぬ気で逃げる」という言葉だった。番組では「組織より自分」とも言いかえられていたようでもあったが、幸美さんご自身が「死」も考えさせられる闘病にも直面していたことと併せ、これはおそらく単純な二者択一ではなく、「生か死か」という究極的な選択の問題なのだろう。組織としてのNHK(電通とも関係を持つマスメディアでもある)は、こういう言葉を番組で流すことで、若干なりとも傷を負うだろうけれど、そしてその傷を自らの傷として負わされ、負ってきた当事者が、過労死に追い込まれるという矛盾の究極において、なお「死ぬ気で」逃げることが大事なのだというシングルマザーの幸美さんの訴えからは、番組中で率直に語られていた過労死遺族らの「子供への恨み」の思いとともに、残された者の生と、「死にいたる病」から死を選んでいった生とが交錯して、苦い思いを感じさせられる。


 この過重労働の削減を掲げた「働き方改革」は、現場での矛盾もなお抱えつつも、上記の「過労死防止大綱」に示されるような行政の介入も含め、進められつつある。だが、矛盾が、ハラスメントで、精神障害で、そして過労死で噴出している現状は、簡単には変わっていかない面はあることもまた、幸美さんに寄せられる幾多の声からも、「防止大綱」の内容からも、わがユニオンに寄せられる相談の現状からも、感じざるを得ない。とはいえ、矛盾は構造的な問題なのかもしれないけれど、ユニオンもまた、その矛盾の一端を担ってもいる。


 実際、わがユニオンの、大変さもまた、一運営委員としての筆者からしても、大会を前に、改めて考えさせられる話である。有能さやまじめさが過労死を招くなら、それなり人間はそれなりに、できることをやっていこうというのは、甘えなのかそうでないのか、とも思うのだが、でも個人にできることは限りがあり、だから私たちは労働組合という組織を組織しているのだから、と思い直して、「事件の涙」に、わずかなりとも応えられるだろうか。


 番組中では、厚労省が主催して21年11月に岐阜で開催された「過労死等防止対策シンポジウム」で高橋幸美さんが話された時と思われる場面もあったが、来る6月29日・30日の東海ネットの交流合宿も、岐阜の近くの会場で催す予定だ。できること、できないこと、生きているからできること、いろいろあるけれど、まあ、やっていきましょう。


 

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大会準備会議を開催

 3月16日(土)・17日(日)、ユニオン事務所にて、大会準備会議を開催しました。運営委員とそうでない組合員、合わせて10数名の参加で、活発に討議しました。


 この大会準備会議は、今年は4月14日に開催を予定している定期大会の実現のために、主に、定期大会に提案する議案・決算・予算を作成することを目ざした会議です。この日までに、運営委員が担当ごとに作成した案文をまとめた議案と、23年度決算案・24年度予算案との原案に関して、運営委員もそうでない組合員も、自由に意見を述べ合う場ですが、前者に関しては、案文に関していろいろ補足したり、などの議論になり、後者に関しては、組合の財政が、従来の延長上ではいかず、打開策を練り実行していく必要のある状況になっていることを、組合全体で確認する必要がある、などの議論になりました。


 定期大会に提案する案は23日の臨時運営委員会で最終的に確認しますし、その時は役員の立候補も締め切られていることになりますが、今回の会議は、討議を集中的に行う場で、23年度の活動を振りかえりつつ今後について深く考える機会にもなりました。改めて、活動上も、組織上も、財政上も、困難な現状にあることを再確認させられました。この困難を打開し前進していくことを確認する場として、4月14日の定期大会を、皆で成功させましょう。


 

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第5回最低賃金プロジェクトチーム(準備会)会議を開催

 3月11日(月)午後1時30分より、最低賃金プロジェクトチーム会議を開催しました。このチームは、最低賃金問題についてのユニオンの取り組みを強化していこうと昨年、とりあえず運営委員の有志で結成し、主に学習を進めてきました。今回の会議では、他の組合員に最低賃金についての取り組みに参加してもらい、7月ごろから開催されると思われる愛知地方最低賃金審議会に対して、ユニオンとしての意見を表明していくことをめざして、広く組合員が参加する場を設けようという話になりました。


 具体的には、第一回目は4月27日(土)午後1時半から、最低賃金制度の基本的な内容や現状をふまえて、どうしたらいいか、の意見を出し合い、第二回目は5月11日(土)午後1時半から、最低賃金審議会に向けての意見書をまとめていく方向で進めていこうと考えています。ユニオン事務所での参加、Zoomでの参加、両方可能なようにしたいと思います。このプランは、3月23日(土)の臨時運営委員会で確認してもらって正式決定できればと思います。


 現在、労働組合は春闘を取り組んでいますが、ここで実現した賃金水準が、最低賃金を決める場合の基準の一つになっているとか、逆に最低賃金の底上げが賃金相場全体の底上げにつながるとかというように、最低賃金問題は労働者全体の問題ともつながっています。また、この間相次いで、国際女性デーとか、原発・震災とか、外国人問題の取り組みなどもありましたが、女性・外国人の低賃金、さらに災害・放射能被害で経済活動そのものが成り立たなくなるなどで、最低賃金問題は、公共政策問題などとも関連してもいます。働き生活する者にとって重要な問題となっている最低賃金問題について、組合員の皆さん、積極的な意見表明、取り組みへの参加を、よろしくお願いします。


<追記(18日)>なお、16・17日の大会準備会議での議論で、この最低賃金プロジェクトチームは、まだ運営委員内の有志での活動にとどまり、組合員全体での取り組みとしての確認を経ていないので、準備会にとどまるのではないかとの意見が出されました。その通りだと思いますので、これまでのプロジェクトチームについての記述は、準備会としての記述とご理解ください。今後、上記のような取り組みを、臨時運営委員会での確認、定期大会などでの組合員の皆の合意、のうえで、組合として進めていく所存ですので、よろしくお願いします。

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三河支部会議を開催

 3月10日(日)午前10時より、刈谷市産業振興センターにて、三河支部会議を開催しました。外国人・日本人あわせて、また初参加者も含めて20名規模の参加で、活発に行いました。


 今回は、最初に、1月27日に開催した浅賀井製作所裁判解決報告会を、多くのブラジル人組合員が参加して成功させたことをふりかえり、また、関連会社であるエィ・エス機工の裁判もこの解決を受けて進めていることや、職場分会のある碧海工機で雇止めの動きがあることなど、三河支部にかかわる現状を確認しました。そのうえで、来る定期大会や、メーデーや、花見交流会などのユニオンの取り組みに参加するよう呼びかけつつ、また、各分会で春闘を進めていこうと、要求内容などについても議論し、意志一致をつくりだしてきました。特に、3月27日に碧海工機の団交が予定されているので、これに分会は団結して取り組もうと意思一致しました。


 社会的には春闘は妥結が進みつつあるようですが、中小企業・非正規労働者などではまだまだ闘いは続きます。三河の仲間も、がんばっていきましょう。

 

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交渉ミーティング・第10回運営委員会

 3月9日(土)午後2時より、ユニオン事務所+zoomにて、交渉ミーティングを開催しました。案件の当事者(担当運営委員を含む)と関心のある組合員とが参加し、運営委員以外の組合員の方が多く、15名規模で賑やかに行うことができました。


 この交渉ミーティングは、ユニオンが取り組んでいる案件について、当事者が報告し、その案件について互いに考え、交流しつつ、解決の方策を探っていく場として適宜行っています。通常、ユニオンの全体的な案件の状況を確認したうえで、案件の当事者を交えて、当該の案件について検討していく、という内容で行うのですが、今回は案件の当事者の参加が多く、4つの案件についての検討を行いました。


 大半が、小規模の企業・事業所の内外の関係の中で、ハラスメント・孤立化によって追いつめられているというケースで、当事者の生の声を聞き、また個々のケースはそれぞれ複雑さもあり、切実さが伝わるとともに、共感も感じさせられもする内容でした。1時間半の予定時間をやや超えましたが、前々日の交渉カンファレンスで担当運営委員から概要が紹介されていた案件でも、当事者の生の声を聞き、互いに生きた交流をするのは、意義があると改めて感じさせられました。


 そして午後6時からは、第10回運営委員会を開催しました。今回は、一か月後に控えた定期大会に向けて、この大会をどう実現するかの具体策についての議論が中心になりました。その他、組合の事務手続きにかかわる問題なども含めて、いろいろと議論になりましたが、ここで配布された定期大会の議案の原案を含め、16日・17日(16日中に議事を終えられれば17日は無しですが)の定期大会準備会議で、議案をまとめていく議論を集中的に行う予定です。一年間の活動を総括的に振り返りながら、来る一年間を、どう活動していくか、という重要な内容での議論を行う会議で、運営委員でなくても議論に自由に参加できますので、多くの組合員の皆さん、ぜひ参加をよろしくお願いします。定期大会を成功させ、次年度のユニオンを新たに創造していきましょう。

 

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定期大会公示・交渉カンファレンス

 当ユニオンは、毎年一度、定期大会を開催しますが、今年は4月14日(日)に開催する旨、組合員に公示しました。同時に、ここで選出する役員(委員長・副委員長・事務局長・運営委員・会計監査)の立候補受付・役員選出方法も公示しました。定期大会は、今年度の方針を、前年の反省をふまえて決定し、またそれを保証する役員体制や予算などを決定する最高議決の場です。今年は第26回で、刈谷市産業振興センターで午前10時から2時間半ほどをメドに行います。全組合員の過半数の出席が成立要件ですが、企業内組合でもなく、多くの職場に分散して、休日もバラバラで働いている分会・個人組合員らで構成されている当ユニオンは、どうしても委任状も含めての過半数というかたちをとらざるを得ません。今月末から来月初めにかけて、メールやハガキなどで、出席かどうか、委任も含め、確認します。役員に立候補したり、実出席したりというかたちがベターですが、それは困難な組合員の皆さんも、よろしくお願いします。


 そして、この定期大会で提案する議案づくりを、現在進めています。運営委員内では役割を分担していますが、担当分野ごとに、そして予算も含めて議案をまとめ、原案を作成しているところです。9日の運営委員会でこの原案を配布し、これを受けて16日・17日(16日中に終われば17日は行いませんが)に定期大会準備会議を行い、その原案についての検討を行います。この会議は組合員誰でも議論に参加できます。そして、最終的には23日に臨時運営委員会を行って確定し、印刷して、組合員の皆さんに配布します。この議案書を、検討していただき、意見を、大会の場で、またできる前に大会準備会議で、また種々のかたちで、出していただき、それを受けて、議案と役員を決定していきたいと思います。大会の場自体は時間に制約もありますので、できれば準備会議などに参加して意見を出していただければと思います。そして、できれば、多くの組合員に、その意見を実行する要として、役員に立候補してほしいと思います。


 そして今日(7日)は、午後3時半から、交渉カンファレンスを行いました。ユニオンは、活動の要として、数多くの案件の解決のために、分会・個人の交渉・労働委員会・裁判などを取り組んでいます。この数多くの案件に、それぞれ専従を中心に担当役員を決めて取り組んでいますが、その案件についての情報を共有し、知恵を出し合い、案件解決に役立てようと開催しました。多忙な専従をはじめ、皆が時間をやりくりして設けた会議でしたが、10名近い役員が参加しました。が、役員の活動の中でもなかなか大変な取り組みで、筆者も正直、難しいところが多かったのですが、議論は次期の役員の話にも広がったりして、予定より長引いて(長引かせて)しまいました。大会準備会議などでも引き続き議論していく大事な論点も示されたので、今後も検討していきたいところです。


 というように、ユニオンも定期大会を一か月後に控え、あわただしさを増し、大変さも増していますが、組合員の総力で、打開していきましょう。皆さん、よろしくお願いします。


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ユニオン学習会を開催

 2月24日(土)午後1時より、ユニオン事務所にて、ユニオン学習会を開催しました。「春闘について」をテーマに、春闘に取り組みつつある職場分会組合員も含め、10名を超える参加者で行いました。


 学習会担当の運営委員2名がそれぞれレポーターとなり、今年の春闘の現状について、全国ネットに参加する他のユニオンの方針も参考にしながら、紹介し、また春闘を取り組むにあたって、日本経済の現状はどうなっているかについても紹介しました。実質賃金は下がり続け、その背景として、日本経済の状況が悪化していることがありますが、労働組合としては、労働者の生活が苦しくなっている現状を打開するために、賃上げを実現する必要があるとの報告でした。この報告を受けて、春闘要求での何パーセントとか、何円とか、の数字をどうやって決めているかなどからして、よくわからないところも含め、活発に質問や意見が出ました。


 さらに、参加した職場分会の仲間から、春闘についての報告があり、それぞれ工夫や苦労をしながら、職場から賃上げなどの職場要求を実現しようと奮闘している姿が伝わってきて、皆も励まされました。


 労働者の生活は苦しくなっており、物価上昇など経済の混迷は、今日で2年となったロシアのウクライナ侵攻や、とどまることを知らないイスラエルのガザ攻撃など、戦争による危機とも関連しています。攻撃に苦しむ人々との連帯しての行動にも、ユニオンとして、また有志として、取り組む他方で、職場闘争は、ユニオンの重要な取り組みです。この闘争を進めていくためにも、このユニオン学習会で学び交流したことを、生かしていきましょう。参加した皆さん、お疲れ様でした。






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あいち総がかり行動総会・映画交流会

 2月17日(土)午後1時半より、名古屋市公会堂にて、憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO! あいち総がかり行動 の2024年度総会が開かれました。会場いっぱいの150名の参加者で、当ユニオンからも5名規模で参加しました。


 総会は、第1部が文字通りの総会で、樫村愛子共同代表のあいさつ・議案提案と役員提案・会計報告と会計監査報告がされ、参加していただいた近藤昭一衆院議員のあいさつを挟んで、質疑の後、確認されました。


 休憩後の第2部は、記念講演として「『間違いだらけの政府 困窮するわたしたち』~間違いを正す処方箋とは~」との演題で、金子勝さん(慶応大名誉教授)をお招きして講演していただきました。金子さんは、自民党の裏金問題が、2015年(安倍)体制が生んだととらえ、円高インフレ政策としてのアベノミクスや、分不相応な防衛費倍増や、数々の悪法により、経済も民主主義も危機的になっている。改革案を打ち出し、それを実現するために、政権を変え、新たな政権にする必要がある、と、熱く語りました。1時間半ほどでしたが、迫力のある語り口に引き込まれて、参加者は聞き入っていました。

 

 最後に中谷雄二共同代表が閉会あいさつをして終了しましたが、自公政権によって促進されている経済の危機的状況の深刻さにも示されている現状に、全体的な立場で立ち向かっている総がかり行動の闘いに、当ユニオンも協力しながら、今後もがんばっていこうと励まされました。


 そして午後6時から、ユニオン事務所+Zoomにて、映画交流会を開催しました。運営委員以外の数名を含む10名規模の参加で、にぎやかに行いました。


 今回は『自由と壁とヒップホップ』を鑑賞しました。この映画は、パレスチナのヒップホップ・ムーブメントを採りあげたドキュメンタリーで、イスラエルにより抑圧されたパレスチナの若者が、ヒップホップで自らの叫びを表現していく様が描かれていました。鑑賞後、感想などを出し合いましたが、ガザでのパレスチナ人に対するジェノサイドと言うべき虐殺が続いている現状を、2年目を迎えつつあるウクライナ侵攻とも重ね合わせて、改めて考えさせられながらも、感想では、参加者の音楽の趣味も語られて、興味深くもありました。


 世界的にも国内でも危機が深まっている現状は、確かにあります。そこで、何とかがんばっていこうと、改めて感じさせられた一日でした。参加した皆さん、今後もよろしくお願いします。




 

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