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三和清掃で争議行為を実現

 新年が始まって間もない1月7日(木)、当ユニオンの分会のある三和清掃で、争議行為に取り組みました。6名の分会員は終日の指名ストを行い、また午後2時から3時までの間、本社(小牧市)で要請行動を行いました(当ユニオンの公式ツイッターをご覧ください)。


 この三和清掃は、廃棄物処理業の会社なのですが、年間休日も少なく長時間労働を強いられ、また人員不足で有給休暇も自由に取れず、不払い残業問題も抱えるという「労働基準法とは程遠い劣悪な環境下で業務を行なってきた」(昨年9月の定期大会での分会報告より引用)労働者たちが、労働条件の改善を求めてユニオンに加入し、昨年5月に会社に分会結成を通告し、「労働基準法に基づき、基礎部分を見直していけたらと日々奮闘」「これからも会社の圧力に負けず劣悪な労働環境を改善すべく、活動していきたい」(同上)というように、がんばってきました。しかし昨年末、職場の責任者が、「懲戒」をちらつかせながら脱退勧奨を行うという不当労働行為を行い、組合つぶしの姿勢を示してきました。これに対し年明け早々の4日に、会社に抗議したのですが、6日の会社の返答は、「従業員個々の行為については関知していない」という、不当労働行為への対処を放棄、すなわち容認の態度を示したものでした。こうした会社の不当な態度に対して、分会員たちは自らストライキを決行し、また本社に対しては、委員長を先頭に、組合つぶしに抗議し、会社の厳正な対応を求め、この問題に対し団体交渉を開催することを求める要請行動を行ったのです。


 組合員の皆さん、そしてユニオンの公式ツイッターやこのブログをご覧になった皆さん、三和清掃の労働者たちを支えていきましょう。寒風吹きすさぶ中ですが、春はもうすぐです。コロナも春には少しはましになるかもしれません。今年も闘いは続きます。がんばりましょう。


<追記(4月26日)>三和清掃分会はその後、労働委員会での不当労働行為救済申立(2月)・名地裁への裁判提訴(3月・未払い賃金)を行い、闘争を継続中です。ご支援、よろしくお願いします。

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