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名古屋ユニオンセミナー合宿を開催

 11月24日(土)の午後から25日(日)の午前にかけて、名古屋ユニオンセミナー合宿を岐阜県内の某所(詳しくは略します。別にいいんでしょうが)で行ないました。一部参加を含め、10名規模で賑やかに行ないました。


 今回は、参加者が当事者の、再就職先が労働条件を提示された内容とかけ離れた長時間労働・不払い残業に加え、パワハラにも遭っているという問題に関して、また、ユニオンが今直面している、パワハラ問題と無期雇用への転換が可能となる前に雇い止めにされようとしている外国人労働者の問題に関して、問題点・取り組み方を二グループに分かれて考え、その二グループがそれぞれユニオン側と会社側の立場になって模擬団交を行なうことを二日間の中心の企画として行ないました。また、一日目の夕食・二日目の朝食も、自炊をして楽しく、おいしくいただくこともでき、車で来た参加者もアルコールも楽しむことができ、一日目は遅くまで交流を深め、また率直な話も時間をかけて行なうことができました。夜遅くに思わぬアクシデントに接したり、参加予定の組合員が参加できなくなりそれもあって予定した内容を変更したりもしましたが、無事最後まで行なうことができました。参加した皆さん、特に中心となって準備・采配していただいた皆さん、お疲れ様でした。


 次回の名古屋ユニオンセミナーは、12月21日(金)午後7時より、ユニオン事務所にて行ないます。今期最後のセミナーとして、これまで行なってきたセミナーのまとめとして行ないたいと思います。最初で最後の参加になる人でも結構ですので、多くの参加をよろしくお願いします。

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11・19市民集会に参加

 11月19日(月)午後6時より、名古屋・久屋広場にて、「安倍9条改憲をとめよう!辺野古の新基地は許さない!朝鮮半島に平和を!11・19市民集会」(主催 安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会)が500名の参加で開かれました。当ユニオンからも、会社への対応の打ち合わせを並行してやっていたり、寒さもあっての体調不良の人が複数出たりとかがあって、司会の塚田弁護士をお招きして行なった15日の改憲問題の学習会などでの呼びかけにもかかわらず、学習会の参加者に比べると半数程度でしたが、参加しました。


 集会では、小林武・沖縄大学客員教授と、姜春根・NPO法人三千里鐡道副理事長の発言があり、その間にシンガーソングライターの川口真由美さんの歌がありました。小林教授は、以前南山大学教授などを務めておられましたが、沖縄に移られてからも、憲法学者として奮闘されてきた立場から闘っていると話されました。また姜さんは、在日韓国人としての体験に基づき、朝鮮統一・平和への熱い思いを話されました。合間の川口さんの歌も、沖縄と平和への思いを力強い歌声で表わし、参加者を引きつけていました。そして最後に中谷雄二共同行動共同代表が、改憲をめざしウソを重ねる安倍政権の打倒をめざして今後もがんばっていこうと訴え、集会を終えました。


 午後7時、デモ行進に移り、コールをしながら栄一帯を進みました。寒い中でも通行人は多く、注目を集めました。集会後また休憩をとりながら参加者で話をしましたが、改憲に反対する取り組みの話や消費税についての話やアベノミクスの話など、いろいろと話題になりました。


 今後も改憲問題など、引き続いて取り組んでいこうと改めて思わされました。寒い中でしたが、皆さんお疲れ様でした。


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豊橋学習会を開催

 11月17日(土)午後6時半より、豊橋カリオンビルにて、豊橋学習会を開催しました。今回も参加者が多く、活発な学習会になりました。


 今回は15日にユニオン事務所で行なった改憲問題の学習会の紹介と、タイムリーな問題として、今臨時国会で成立が強行されようとしている入管改正法と、法制化が進められつつあるパワハラ防止策とを新聞記事を題材にしての学習とを行ないました。いずれもユニオンにも関係する重大な問題で、参加者それぞれが感想や意見を述べ合いました。15日もそうでしたが、参加者の意見が活発に出ると、学習会が盛り上がります。ユニオンセミナーで議論の仕方も学んでいますが、それも生かしていければと思います。


 次回の学習会は12月15日(土)午後6時半より、豊橋カリオンビルにて行ないます。年末はユニオンの他の企画もいろいろありますが、今年最後の学習会を賑やかに行ないたいと思いますので、多くの組合員の参加をよろしくお願いします。

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ユニオン学習会を開催

 11月15日(木)午後6時半より、ユニオン事務所にて、ユニオン学習会を開催しました。今回は「憲法改悪と労働組合」をテーマに、顧問弁護士である名古屋共同法律事務所の塚田聡子弁護士を講師にお招きしました。10数名の組合員・賛助会員の参加で、活発な、意義ある学習会となりました。


 司会あいさつの後、塚田弁護士の講演が始まりました。まず安倍改憲について、最初にこの間安倍政権が集団的自衛権を認める解釈改憲を行なったりなどして、改憲を実現しようとしてきたこのかんの経緯を振り返りました。そのうえで、3月の自民党大会で出された改憲4項目について、その問題点を、まず9条改正(改悪)以外の3項目について触れた後、9条改正(改悪)に焦点を当てました。自民党は、集団的自衛権の行使を可能とするような案をつくろうとしているが、安倍政権は「自衛隊の在り方はこれまで通り」と国民を欺いて発議しようとしている、とし、背景として、米軍と一体化する形で軍拡を進めていることを挙げ、しかしそれではジレンマに陥る、中国脅威論・北朝鮮問題が言われるが、戦争の動機となる国家間の対立を解決するのが政治・外交の役割、としました。そのうえで、現状では、自民党役員人事で改憲向けの布陣となり、改正手続きを進めようとしていること、しかし私達は「非戦」という国の姿を国際社会で適応させていく必要があるとしました。


 次に労働組合に密接に関係する問題として働き方改革関連法について触れた後、改憲も働き方改革も、国民を欺き、十分な議論もせず、手段を目的化して、目的を達成しようとしている、という共通点がある、とし、労働組合は平和な世界・労働者が大切にされる世の中を労働組合自身が闘って実現しようと、ユニオンが資料として配布した、東海労働弁護団総会で示された棗一郎日本労働弁護団幹事長の改憲阻止の労働組合にとっての重要性を訴えた文書も引いて呼びかけ、1時間の講演を終えました。


 その後質疑応答となりましたが、組合に参加したばかりの若い組合員が講演の内容への異論を唱えたことをきっかけに、議論が活発となりましたが、参加者のそれぞれの意見を出し合ったところで終了時間(9時)になってしまい、議論の深まりが不十分だったことは心残りでしたが、今後ともこの問題も学習していければと思います。また、最後に、改憲に対して、19日に反対の集会がまた名古屋の久屋広場で開かれますので、それへのユニオンとしての参加も、毎回司会を務められる塚田弁護士からも併せ、呼びかけられました。皆さんも関心を持ち、関わっていきましょう。


 また、次回の学習会は、社会保障・生活保護問題をテーマに、12月18日(火)午後6時半よりユニオン事務所にて、この問題に詳しい森弘典弁護士をお招きして行ないます。参加をよろしくお願いします。


 


 

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働き方改革一括法勉強会に参加

 11月12日(月)午後6時半より、名古屋第一法律事務所会議室にて、労働法制改悪反対実行委員会主催の「働き方改革一括法勉強会」が、労働弁護士や労働組合の方々など30名規模の参加で開かれました。この労働法制改悪反対実行委員会には、コミュニティユニオン東海ネットワークも参加しているのですが、この東海ネットの事務局を務めている当ユニオンも、5名で参加してきました。


 この学習会は、全労働(全労働省労働組合)中央副委員長である森﨑巌さんが講師となって行なわれました。講演は、「働き方改革関連法」について、内容豊富に話していただきました。労働基準監督官など労働行政を担う方々で構成されている労働組合の役員の方らしく、労働法や労働行政に精通した立場でお話しされました。なかなか内容を紹介するのは難しいのですが、簡単な紹介をします。


 最初に、この関連法を、アベノミクス(経済政策)と関連づけました。アベノミクスで成長戦略が打ち出され、その実現を主導する経産省が、厚労省の抵抗を受けつつも、労働法制「改革」も主導してきた。その本丸は「労働市場制度改革」「労働時間制度改革」にある。しかし、アベノミクスが行き詰まり、社会政策的な観点の必要性も生まれてきたことを背景に、16年、アベノミクスの新たな、「分配」にも重点を置くような「政策転換」が行われ、そこで「働き方改革」も打ち出された。しかし、地金が変わったかというと疑問符がつく、と。


 そして次に、働き方改革について、諸項目を挙げたうえで、この改革の具体化として働き方改革関連法が成立したが、その内容として、労働政策総合推進法、長時間労働の是正・高度プロフェッショナル制度、同一労働同一賃金、に焦点を当てて紹介しました。労働政策総合推進法に関しては、労働基準法の上位に位置づけるようになっている問題や、「生産性の向上」という労働法にふさわしくない目的が謳われている問題、また、実施すべき施策として「多様な就労形態の普及」と、議論を進める前に「普及」と推進を謳っている問題や、労働基準監督官への規制が強まりかねない問題などを挙げました。また長時間労働の是正・高度プロフェッショナル制度に関しては、長時間労働の是正については、内容上問題点はあるにしろ、6か月は時間外労働は月45時間を超えることができないとしているのは規制が強いと言えるが、別個に休日労働が問題になる、という点や、そもそも労働時間の把握義務が、裁量労働制もそうだが、ないという点や、労働組合が活用できそうな点なども、紹介しました。また高度プロフェッショナル制度については、さまざまな点で問題点だらけであることを紹介しました。また同一労働同一賃金については、「均等・均衡待遇の確保」が謳われているが、そこで言われている「均等」や「均衡」とはどういう意味か、どう活用するか、に焦点を当てて紹介しました。


 最後に「あるべき労働法制の確立に向けて」として労働者の利益になるような規制強化の諸策を提起し、最後に「我々が主導する働き方改革を!」と訴えて、講演を終えました。


 その後質疑応答を行ないましたが、活発な質問が、当ユニオン員も含め次々と出ました。そして勉強会は8時過ぎに終了しましたが、その後の懇親会にも、当ユニオン員も参加して、交流も深めました。


 成立した「働き方改革関連法」は問題点が多いですが、労働組合としては、法の成立にふまえ、労働弁護士の皆さんなどとも協力し合いながら、今後も勉強しつつ、奮闘していこうと思います。新幹線で来てくださった森崎さん、参加した皆さん、お疲れさまでした。

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『ふれあい通信』作成作業・争議交渉報告会・第7回運営委員会

 11月10日(土)午後1時から、ユニオン事務所にて、『ふれあい通信』作成作業を行ないました。作成の曜日を土曜日に戻した方が賑やかにできるのではないかと予想したのですが、人数は賑やかにとまでは集まらなかったものの、会話を楽しみながら何とか行なうことができました。お疲れ様でした。


 午後3時の時点で若干作業が残っていたのですが、後回しにして、争議交渉報告会を開始しました。参加者は10名規模で、運営委員のほか、あとは交渉に取り組みつつある組合員でした。最初にユニオンの交渉などの活動の概況を報告した後、参加者がそれぞれ、自分(たち)の案件の紹介をしました。そして最後に、近く団交を行なおうとしている案件について、当事者らが組合側・会社側のそれぞれの立場になったと想定して、模擬団交を行ないました。事前にこういう体験をしておくと、実際の団交に役立つでしょうし、また、案件がパワハラ問題で、同様な問題に直面している参加者同士が交流を深めることもできたので、成果がありました。


 午後5時頃に会議を終え、『ふれあい通信』の作業を終わらせたりした後、午後6時から、第7回運営委員会を開催しました。今回は、新たな取り組みなどについての意見が活発に出て、想定した時間よりも1時間ほど延びた長い会議となりましたが、重要な内容でしたので、必要で、有益でもあった議論でした。参加した運営委員の皆さん、お疲れ様でした。

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三河支部会議を開催

 11月4日(日)午前10時より、岡崎げんき館にて、三河支部会議を開催しました。日本人・南米人組合員や組合加入を検討したいとの外国人、合わせて10数名の参加者で行ないました。


 会議では、まず、仕事などで参加できなかった組合員の近況の確認や、ユニオン全体の、また三河での、浅賀井製作所分会や、個人組合員の団交などさまざまな取り組みの検討をしました。また、今国会で焦点になっている入管難民法改正や改憲に対しての取り組みも話題になりました。それぞれ、日本人組合員も含めて議論にもなり、活発な会議になり、加入を検討したいとの外国人も興味深そうに聞き入っていました。


 最近は仕事上の負担による障害・負傷・病気や、出産や育児などに関する外国人組合員の取り組みが増え、多忙になってきています。安易な外国人労働者受け入れ拡大で、外国人労働者の待遇問題が深刻になると、それは日本人労働者にも関係してきます。改憲問題も労働者・労働組合に関係してきます。地道に取り組んでいくことを確認して、会議を12時過ぎに終えました。


 次回は12月2日(日)午前10時より、岡崎げんき館にて行ないます。参加をよろしくお願いします。


  なお、三河支部会議と同じ頃、守山区の志段味古墳を見学し、東谷山に登るハイキングが、10名規模の組合員の参加で行なわれました。5月に行なうことができなかったのを、今度は実現でき、良かったです。参加した皆さん、お疲れさまでした。

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浅賀井製作所で団交

 10月30日(火)午前、浅賀井製作所分会の組合員は、三河支部長らとともに、会社にて団体交渉を行ないました。今回は、このかん非正規労働者である分会員が、時給・ボーナス・手当の格差是正や、雇用形態の改善を求める交渉を行なってきたのですが、その交渉にあたって、要求を練りあげるために、就業規則や賃金台帳など、会社の現状を知る資料が組合に提示されることが必要との趣旨で、その提示も求めることも含めての交渉となりました。会社は検討するとの回答でしたが、初めて社長が一部出席するとか、正社員との待遇差を示す細かな点での是正を実現するとか、徐々に成果が出てきています。


 国会でも外国人労働者の受け入れ拡大をめざす法案が議論されつつありますが、外国人労働者の待遇改善のために団結して奮闘している分会員の闘いや、他社での個人組合員の闘いを、支えていきましょう。

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