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第21回定期大会・結成20周年の集い

 4月21日(日)午前10時より、名古屋・金山の日本特殊陶業市民会館にて、第21回定期大会を開催しました。今回は90名規模のかつてない組合員の参加と、傍聴していただいた方々、合わせて100名近くで、盛況に行なうことができ、議案を採択し、新たな運営委員を選出しました。


 議事は鶴丸委員長のあいさつの後、議案を、昨年度の経過報告・今年度の活動方針をまず承認した後、昼食休憩を挟み、会計報告と予算案をまず承認し、続いて規約改正(事務所移転に伴い、新住所に条文を変更するという事務的な内容です)およびスト権について(ストという戦術をとる場合を仮定してその手続きを円滑にするための、例年行なっている議題)の提案を承認し、最後に運営委員選挙を行なって新たな運営委員会を選出しました。いずれも質疑応答で意見が出、また投票の合間には参加した職場分会からの報告も行なうというように、活発な大会となり、大会は午後2時前に終了しました。

 

 さらに今回、とりわけ外国人組合員の参加が通常に比べ増え、ポルトガル語とタガログ語の通訳の方にも参加していただくかたちで行なったのですが、通訳の方が流ちょうに訳していただいたこともあって、議事は順調に進めることができました。ただ、今回は、次に結成20周年の集いを予定していたこともあり、通常お招きしている来賓・他団体の方の参加・あいさつは、その集いの際にお願いすることとし、また、議事終了後の交流会もその集いで行なうこととしたため、それも通常通りであれば、時間的にも会場の規模的にも、難しかったと思われます。熱心な他団体の方も傍聴というかたちで数名参加していただいたことで、他団体との交流も一定確保できたのは良かったとはいえ、今後の課題にはなりました。


 そして同じ会場で、準備を行なった後、午後3時から、ユニオン結成20周年の集いを開催しました。ここには組合員のほか、協力団体や賛助会員、弁護士、研究者、新聞記者の方々などが多数参加していただき、90名規模の盛況となりました。協力団体としては、コミュニティユニオン全国ネットワークの岡本事務局長・全国ユニオンの鈴木会長をはじめ、東海ネットの各団体や、関西のコミュニティユニオン、愛労連という労働団体の方々、FMC(フィリピン人移住者センター)というフィリピン人支援団体の方々、協力している弁護士事務所の弁護士の方々に参加していただき、数団体からは差し入れもしていただきました。    


 

 集いはまず、鶴丸委員長のあいさつの後、労働弁護士として長年奮闘されてきた高木輝雄弁護士に祝辞を述べていただきました。高木弁護士は一貫して労働事件を闘ってきたと語られました(その一コマには当ユニオンの愛知製鋼闘争も含まれています)。そして乾杯の後、食事(鶴丸委員長の準備した料理や、ブラジル人運営委員の手作りケーキなども含め)をいだだき、会話を楽しむ一方で、20年の経緯をスライドで上映しながらの浅野副委員長の報告と、各参加者からのあいさつをしていただきました。スライドではユニオンの歴史が生き生きと描かれ、これも受けて、各参加団体からは、励ましの発言が続きました。また、あいさつの合間には、お世話になっている仲松大樹弁護士の三線の演奏が披露され、それには皆が引き込まれ、沖縄ムードの踊りの輪も広がりました。そして最後は、鶴丸委員長の団結ガンバローで締めて、午後5時過ぎに、終了しました。


 今回はこれらの催しの一連の進行の他、作製した20年のあゆみの報告集やささやかな記念品も配布したり、会場設営や調達・配膳・片付けなども含め、ユニオンの総力で取り組みました。成功させることができたのは、こうした組合員と、協力していただいた方々の総力の結晶だったと思います。ここで培った力を、今後のユニオンの発展にも、生かしていきましょう。参加した皆さん、お疲れさまでした。


 









 


 


 


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『ふれあい通信』等作業・三河支部会議

 4月8日(火)の午前から午後にかけて、『ふれあい通信』の製本・発送準備作業を行ないました。今回は21日に開催する定期大会に関する文書も同封して発送するために、その文書の作業も併せて行なったのですが、平日ということもあり、参加人数は厳しかったのですが、何とか完成させることができました。組合員の皆さんの下には現時点(14日)届いていることと思いますが、読んでいただき、大会議案は大会参加時に持参していただくよう、お願いします。


 そして14日(日)午前10時から、岡崎げんき館にて、三河支部会議を開催しました。今回は、当ユニオンの一大分会になりつつあるヒサダ(本社は安城市)分会の仲間を中心に、ブラジル人労働者が多くを占め、会場いっぱいの、30名を消える参加者で行ないました。内容も、ヒサダでの不当労働行為(会社側からの組合加入者への嫌がらせ)の謝罪と賃上げを求めてがんばろうと結束を強めるヒサダ分会の取り組みを参加者全体で確認することを中心に、他の分会などの取り組みの確認や、定期大会などユニオンの近日中の取り組みの確認などを行ないました。予定時間を超えての活発な会議となり、会議後も参加者との打ち合わせをしたりしましたが、こうした三河での取り組みも、今後もがんばっていく必要があります。次回の会議は5月12日(日)午前10時より、岡崎げんき館にて行ないますので、奮ってご参加ください。



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花見・ユニオンみえ支援・ユニオン学習会・第12回運営委員会

 春が一歩一歩近づく中、3月30日(土)午後1時から、名古屋市市役所近くの公園で、お花見会を行ないました。例年雨や開花状況に左右され、今年も雨の予報だった花見で、事務所移転後初めての場所でしたが、10名規模の参加者で行なうことができました。開花はまずまずだったとはいえ、やはり雨模様となり、予定より早く引きあげましたが、日頃忙しい中で、一息ついて楽しい時を過ごすことができました。


 そして、外国人労働者受け入れを掲げた入管法の施行が4月に行なわれて早々、協力しているユニオンみえは、シャープ三重工場(多気町)で発生した外国人労働者の勤務日数削減問題に対して、4日に三重県庁で会見を行なうなど取り組みを始めています。亀山工場での雇い止め問題に続くシャープでの外国人労働者への犠牲の強要に対し、当ユニオンの鶴丸委員長も4・5日、支援行動に駆けつけました。外国人労働者問題は私たちのユニオンにとっても重要な問題であり、相互に協力して取り組んでいきましょう。


 そして6日(土)、その鶴丸委員長が、東京の方々と2月上旬にロスアンゼルスを訪問した報告をするユニオン学習会を、午後3時から2時間行ないました。組合員と協力団体の方、合わせて10名規模の参加者で行ないました。30年ぶりのストライキ闘争を闘い勝利した教員組合や、サービス業で働く労働者の組合などが、一人一人の労働者と話をしながら組合活動に参加する労働者を増やしている姿に感銘を受けたりしたことなどを生き生きと紹介した鶴丸委員長の報告と、参加者との活発な質疑応答で、賑やかに行なうことができました。


 そして午後6時からは、今期最後の運営委員会を開催しました。21日の定期大会を前に議案を最終決定するなど、定期大会に向けての確認が中心になりました。いよいよ大会に向けてのラストスパートに入ります。大会を、組合員皆で成功させましょう。

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