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交渉ミーティング・豊橋学習会

 5月25日(土)午後3時より、ユニオン事務所にて、交渉ミーティングを行ないました。今期から従来の「争議交渉報告会」という名称を改めました。新たにユニオンに参加した人も含め、10名を超える参加者でした。

 ミーティングでは、ユニオンが分会・個人としてそれぞれ取り組んでいる交渉・裁判などを紹介した後、参加者がそれぞれ自分の現状について話しました。今回のミーティングでは、ワンマン経営・パワハラが横行している小企業や外資系企業、低待遇が目立つ外国人労働者の厳しい現実が紹介されたのが特徴的でした。他方、団交の相互支援や、前日のヒサダ抗議行動に示されるような会社に対する直接の行動など、さまざまな取り組みでそうした現実を変えていくようにしていくことも議論になりました。また、この交渉ミーティングをどういう内容で進めるかについても、いろいろ意見が出ました。今後も、交渉などに取り組むために意義のあるミーティングにしていきましょう。


 そして午後6時半からは、豊橋学習会を行ないました。今回は定期大会以後最初の学習会で、参加者の近況報告のほか、参加者には定期大会に不参加だった人もいたこともあり、定期大会や、前日のヒサダ抗議行動について話しました。また、5月11日の改憲反対集会の報告も行ないました。それほど時間はとれませんでしたが、活発な学習会になりました。次回は7月6日(土)午後6時半から行ないますので、よろしくお願いします。




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ヒサダ抗議行動を実現・蛍観賞会

 5月24日(金)、午前7時半頃から30分程度、ヒサダ抗議行動を行ないました。本社工場・大平工場(いずれも安城市)で行なったこの行動には、ヒサダ分会員を含むブラジル人組合員・日本人組合員、そして石川翼安城市議・遠藤さん(ユニオンみえ)も来てくださり、総勢30名近い参加で、成功しました。(名古屋ふれあいユニオン公式ツイッターにも画像などアップしています)


 ヒサダでは今年2月以来、ブラジル人の契約社員が続々とユニオンに加入し分会を結成しました。そして会社に要求を出しその実現をめざして団体交渉などを取り組んできました。要求は、5年を超えれば無期雇用に転換することをはじめ、時給アップ・通勤手当支給・定年後再雇用された労働者の時給切り下げ撤回という、低待遇を強いられてきたブラジル人組合員の切実な問題の実現と、組合員に対して嫌がらせを管理職が行なってきたことへの謝罪要求なのですが、会社は無期雇用転換のみ法律を守るという姿勢をみせつつも、他の待遇改善要求は認めず、通勤手当に関する最高裁判例も無視し、そして不当労働行為の謝罪はしない、という回答を、延び延びのうえで示してきました。この回答に対して私たちは今回会社前での行動をして、抗議の意志を示しつつ、広くヒサダの労働者たちに事態の真相と、ユニオンへの参加を訴えてきたのです。


 抗議行動は、本社工場・大平工場それぞれ、昼勤・夜勤労働者が行き交う中で、会社の回答に抗議する文を記載したチラシ(日本語・ポルトガル語のみでなく、英語・中国語版も含め)を配布しました。ヒサダで働く労働者はブラジル人だけでなくアジア労働者も含め外国人が多くいたり、少ない日本人も派遣労働者だったり、という風で、チラシの受け取りも良く、注目や共感の声もあがったりしました。

 本社工場では、マイク宣伝も行ないました。ユニオンののぼりを立て、作製した横断幕も持ち、ヒサダ分会員も集まって宣伝行動に参加するなか、委員長・三河支部長・ブラジル人運営委員・そしてヒサダ分会長というわがユニオンの組合員だけでなく、石川翼さんは、自らも労働組合活動を取り組みながら、市議として、外国人実習生問題など、労働問題に積極的に取り組んできた立場で、また遠藤さんはブラジル出身で、三重のシャープで働く外国人労働者問題などに、ユニオンみえの専従として大奮闘で取り組んできた立場で、それぞれ訴えてくださいました。また、ユニオンの代表が会社に申し入れてチラシを手渡しもしました。そして最後にシュプレヒコールを行なって、本社工場での行動を終了しました。


 その後それぞれの参加者は再集合し、安城市内の会社寮にもチラシをポスティングして、行動を終了しました。会社の態度を変えていくためには、社内での労働者の声を高め、分会を拡大し強くすることが肝心です、今後も継続して取り組んでいきましょう。遠方から、また多忙な中、来てくださった石川さん、遠藤さん、ありがとうございました。そして、この日は、その後も、浅賀井製作所団交・トレンド裁判というように、三河で働くブラジル人労働者の取り組みも重なりました。外国人労働者問題は取り組みの強化がますます問われます。団結して、今後もがんばっていきましょう。


 そして、午後8時からは名古屋・相生山で蛍観賞会を行ないました。一昨年に続いての開催で、10名規模の参加でしたが、ヒサダ抗議行動に参加した人もいて、朝から疲れもあったかと思いますが、皆、ヒメボタルの姿に癒されたのではないでしょうか。行動あり、レクリエーションあり、というように、ユニオンもいろいろな取り組みをしています。組合員の皆さん、積極的に参加をよろしくお願いします。



 


 

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5・19集会に参加

 5月19日(日)午後2時より、名古屋の栄・光の広場にて、安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会の主催で5・19集会が開かれ、500名の労働者・市民が参加しました。当ユニオンからも、都合で参加できなくなった人もいたこともあり、通常よりやや参加が少なかったですが、安倍政権に抗議する声を上げてきました。


 集会では歌と、改憲問題、消費税問題、沖縄問題に関する発言、そして最後に中谷雄二共同代表の閉会あいさつ、がありましたが、いずれも、安倍政権の政策によって労働者・市民が犠牲を強いられながら、戦争できる国づくりに巻き込まれていることを切実に訴えた発言でした。デモも、いつものコースが歩行者天国の影響もあって半分になったのですが、日曜日ということもあって多くの注目を受けながら、賑やかに行進しました。


 自分たちにとって不利な民意が示されると「国の民主主義は違う」と居直ったり、戦争で領土問題を解決するようなことを言ったりするように、国家権力の暴力的行使を是認する態度を露骨にする政治家にこれ以上苦しめられないよう、私たち労働組合も今後もがんばっていきましょう。


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三河支部会議を開催

 5月12日(日)午前10時より、岡崎げんき館にて、三河支部会議を開催しました。今回も日本人・外国人合わせて30名近い参加で、外国人の方がより多いという構成でしたが、日本人・外国人それぞれ分会としての参加が増えたことが特徴的で、会議内容も各分会の職場での取り組みについての議論が中心になりました。また、前日の運営委員会で新たな三河支部担当を決めたことを受けて参加した運営委員に加え、バーベキュー会の呼びかけに参加した運営委員の特別参加もあったりというように、運営委員の通常以上の奮闘もありました。こういうかたちで強化したユニオンは、会議後の労働相談のうえで新規加入した組合員を合わせ、さらに拡大しつつあります。今期の三河支部も、奮闘していくことを、改めて確認する会議となりました。


 次回は、会場の都合もあり、やや間が空きますが、6月30日(日)午前10時から、岡崎げんき館にて開催します。今期も、三河の皆さんも、がんばりましょう。

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改憲反対集会を実現・第一回運営委員会を開催

 5月11日(土)午後1時半より、私たちも加入するコミュニティユニオン東海ネットワークも構成団体の一つとなっている労働法制改悪反対実行委員会の主催で、「憲法改悪に反対する働く者の集会ー戦争協力はごめんだ!9条壊憲反対ー」を、名古屋の栄ガスビルにて開催しました。労働団体など各20数団体から70名規模の参加があり、私たちも10名規模で参加しました。終了後、16時過ぎから、近くの矢場公園から矢場町周辺を周回するデモも、元気よく実現しました。


 集会ではまず、私たちユニオンの鶴丸委員長が、改憲によって種々の労働者いじめがさらに進むことに反対していくことを呼びかけるあいさつを行ないました。続いて、日本労働弁護団の棗幹事長が、「安倍政権による憲法改悪に反対する~平和と労働運動を守るために!」と題して、改憲をめぐる現状の動きと、反対運動に問われる課題に関して、全般的な問題提起をしました。そこでは、自民党が改憲キャンペーンを巧妙に行ないつつも、国会に改憲案を提示したり、国民投票法改正案を審議入りしたり、とまではできなかった、が、新天皇即位・国政選挙をきっかけに改憲発議・国民投票実現をめざして憲法審査会開催などの追求を進めつつある。改憲反対の運動・世論を広げていく必要があるが、労働組合も学習さえも足りない。今のままでは負ける危険がある、と、奮起を促しました。


 この問題提起を受けて、各方面からの発言が続きました。元海員組合全国委員の柿山さんの、船員が戦時に徴用される危険を訴える発言、沖縄の現況を告発する、沖縄在住の仲松弁護士の発言、そして、自治体・教育・運輸・医療の各分野で働く者の立場からの、平和と労働と生活をめぐって改憲の影響を訴える各組合の発言、そしてますます拡大する外国人労働者がシャープで雇い止めにあっている現状を変えようと奮闘中のユニオンみえの、当事者を含め前に並ぶ中で外国人・日本人が団結して闘う必要を訴える特別報告、という一連の発言を通して、憲法に謳われている労働者・市民の権利が侵され、戦争への動員さえも促されている現状が浮き彫りにされました。会場からも、当ユニオン員が、柿山さんの発言と関連して、前々日に再放映された名古屋テレビ制作の「葬られた危機~イラク日報問題の原点」で、船員が湾岸戦争にまきこまれた実態が告発されていたことを紹介する発言をしました。そして最後に自由法曹団愛知支部長の、我慢か逃避かとしか考えられなくなって憲法問題を自分とは関係ないと考えがちな職場などの現状を、変革・連帯という方向で変えていくことを呼びかける閉会あいさつで、充実した集会は終了しました。


 集会後、近くの矢場公園に移動しました。そこから、歩行者天国とそれに伴うイベントで賑やかな付近一帯の中で、改憲反対を訴えるデモ行進を行ない、多くの注目を集めました。集会とデモというかたちで改憲反対の闘いを進めた意義を踏まえつつ、今後も奮闘していこうと決意を新たにしました。


 その後ユニオン事務所で、午後6時から、第1回運営委員会を開催しました。初めて運営委員になった人もいる中の初会議で、予備知識に関わる事柄や年間計画・役割分担など前提的な確認や、定期大会・20周年記念行事の反省もしたうえで、当面する課題をめぐっての議論を中心に行ないました。やむを得ず通常よりも時間がかかりましたが、運営委員の皆さん、お疲れさまでした。今後も、運営委員もそうでない組合員も、協力してがんばっていきましょう。

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第90回メーデーに参加・20年誌製本作業

 5月1日(水)午前、名古屋・キャナルパークささしまパークエリアにて、「第90回愛知県中央メーデー」が開かれ、約3000人が参加しました。当ユニオンも、組合員と知人、合わせて10名を超す規模で参加しました。


 午前10時に開会したメーデーは、各労働組合や団体ののぼりが林立する中、当ユニオンものぼりを掲げて臨みました。また、開会前には、多くの団体に交じり、来たる11日(土)午後1時半から栄ガスビルで開催する「労働者として憲法改悪に反対する集会」(主催・労働法制改悪反対実行委員会)のチラシも配布しました。


 メーデーでは、榑松実行委員長の主催者あいさつの後、連帯・激励あいさつと、労働者の置かれている経済的・政治的状況の厳しさをはねかえしがんばろうとの発言が続いた後、ブラスバンド演奏やデコレーションコンクール審査という柔らかめの企画も交えていました。巷では皇位継承・改元の祝い事がされていたようですが、この「労働者の祭典」も、少雨の中ではありましたが、全国・世界で開催される中の一環として、賑やかに行なうことができました。そして11時過ぎ、壇上では国際連帯を謳う「インターナショナル」も歌われる中、2グループに分かれてデモに出発しました。そして私たちは伏見まで、高度プロフェッショナル制度導入による「8時間労働制破壊反対」を訴えた横断幕を掲げ、街宣車の呼びかけるシュプレヒコールに唱和しながら、元気よく行進しました。


 12時過ぎに流れ解散となり、ユニオンの参加者の大半は、昼食をとりながら休憩した後、午後2時から、先の定期大会で参加者に配布したユニオン20年誌を、参加できなかった組合員に配布する分を製本する作業を行ないました。作業には、新たに参加した組合員も含め、これも10名を超える参加で行なったため、分厚い記念誌の製本も、予想より早く、2時間ほどで終えることができました。後日、『ふれあい通信』とともに、組合員に送付予定ですので、両方、じっくり読んでください。


 一日を通して、また一部参加した人も、皆さん、お疲れ様でした。大会後初めてのユニオンとしての取り組みで、10連休どころでない忙しい組合員もいることと思いますが、そういう組合員の意志も受けつつ取り組んできました。今後もがんばっていきましょう。

 

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