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労働法制改悪反対実行委員会街宣延期・ヒサダ団交

  当ユニオンが事務局を務める東海ネットも参加している労働法制改悪反対実行委員会は、明日(4月1日)朝、名駅前で、新入社員を対象にして、街頭宣伝を行なう予定でしたが、延期となりました。確かに、雨天の予報が出る中で、昨日用意した、チラシを折り込んだティッシュを配布するのは、難しそうです。しかも、コロナウイルスの影響で、人通りも少なめとか、入社式が中止となったりとか、なども予想されます。ただ、チラシは、新入社員に過重労働の危険・時間外労働の制限・内定取消や本採用拒否・パワハラなどに触れ、東海ネットも含む相談先を紹介した、勉強にもなるチラシなので、何とか活用したいものです。


 昨日の午後6時から、実行委員会に参加している愛労連の事務所で、このチラシ折り込みのティッシュづくり作業を行うとともに、ユニオン事務所ではヒサダ団交も行いました。ヒサダ団交は、裁判を行なっている人とは別の人たちの、雇止めにかかわる問題で、委員長・三河支部長らも出席して行ないました。それと並行してのティッシュづくり作業は、ユニオンからは1名参加し、実際は6時の開始予定時間より早めに開始し、手際よく終わることができました。


 これまでの労働問題に加えて、コロナウイルスの影響が、新入社員にも、長く働いてきた社員にも、非正規社員にも、正規社員にも、現れてきています。大変な新年度の始まりですが、何とかやっていきましょう。

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碧海工機で団交

 3月25日(水)午後3時より、碧海工機(西尾市)にて、分会員など、有期契約の社員の雇止め問題をめぐっての団交を行ないました。すでに2月に通告を受けていたMさんと、定年後再雇用されたにもかかわらず、というので急きょ参加したPさん、そして三河支部長をはじめとした三河支部の仲間が参加しました。雇用問題での最初の団交でしたが、二時間の交渉の末、一定の進展もあったのですが、解決には至らず、改めて団交を行うことになりました。


 かなりの人数の雇止めが追求されている背景には、大きくは米中関係の悪化などの経済環境の悪化、さらに現時点ではコロナウイルスの影響の世界的な拡大などなどによる業績の悪化があると思われますが、ユニオンとしては、非正規社員に犠牲を強いることに対して、甘んじて受け入れるわけにはいかない、ユニオン全体と分会の団結でがんばるしかない、のですが、同時に、労働者の側としては、全トヨタ労連に加盟している多数派労組の、非正規労働者に対する姿勢いかんもかかわってきます。いま、コロナウイルス問題の非正規労働者への影響が全国で大問題になってきていますが、正規労働者についても、春闘どころでない、と言わんばかりになってきていて、全トヨタ労連の春闘も、組合の要求に対して、経営側は「ベアゼロ」・個々の社員の評価とか「働き方」のカイゼンを突きつけるようになってきているようで、大変な状況のようです。とはいえ、非正規労働者の雇止め問題は、賃金の「ソコアゲ」とか「企業内最低賃金」とか以前の、雇用そのものが断たれるという深刻な問題なので、労働組合としても、国任せというわけにもいかない問題ではあると思われますが・・


 ともあれ、正規・非正規ともども労働者は、当事者として、労働組合に結集し、頑張っていきましょう。筆者はユニオンに関しては「テレワーク」の比重が高い「働き方」ですが、何とかユニオンの一端を担って、がんばっていこうと思う次第です。ともあれ、雇止めは、ヒサダ裁判もそうですが、何とか解決したいものです。皆さんも、協力をよろしくお願いします。


<追記>全トヨタ労連が26日発表した春闘の回答状況によると、トヨタ自動車のベアゼロにもかかわらず85%の組合がベアを獲得した、また、新型コロナウイルスの感染拡大は賃金の議論には基本的に影響がなかったということです。しかし、賃上げ額もベア分も前年を下回っているというのだから、厳しいには違いないでしょう。そして、「個別企業として労使で徹底的に議論した結果、職場課題の解決に必要な回答を得られた」という「職場課題の解決」が、労働者の利益につながると良いですが。

<追記2>上記の碧海工機でかなりの人数の雇止めが追求されていることに対して、上記の団交の当事者は雇止めを撤回できました。また、有期雇用から無期雇用への転換の権利がある人が無期転換を実現し、雇用も保障されました。これに力を得て、有期雇用契約の外国人労働者が次々と分会に加入してきています。団結して取り組んでいきましょう。

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Spring has come,but…

  昨日(3月22日)、名古屋でも桜の開花とのことで、予想より少々遅れました。一昨日の午後は有志で事務所近くで花見を10名規模で行なったのですが、まだ開花宣言前だったとはいえ、天気も良く暖かで、良かったのではないでしょうか。

 しかし、トヨタ自動車の高岡工場ではついにコロナウイルスの感染者が出てしまいました。筆者の職場でも不安の声が上がっていました。感染者の働いていた場所を消毒するというのですが、車を消毒するんだろうか、車は売るんだろうか、そういえばコロナって車がトヨタにはあったっけ、何か因縁でもあるんかなあとか、いろいろと想像してしまいましたが、職場の消毒というと、実際にはどうやるのか、どういう影響が出るんでしょうか。病院とか介護施設とかで感染者が出たというのはまだ想像もできなくもないのですが、工場の消毒というとどうやるんだろう、製品、部品、工具、機械・・・何か、大変そうな気がしてしまいます。塗装の仕事をしている部署だそうですが、塗料とかも、どうするのかなあとか。まあ、トヨタほどの大企業なら、何とかやってしまうのでしょうが。でも、中小企業とかだと、どうなるのかとか、思うと、春が来たといっても、浮かれるわけにもいかない、と、改めて思わされます。

 昨日の『朝日』の一面・三面に、派遣切りなど、非正規労働者の大変な状況を、全国ユニオンの電話相談や棗一郎弁護士のコメントなども交えて伝える記事が載っていましたが、本当に、春どころではないのか、とさえ思えます。私たちのユニオンも、大会延期など、大変な状況は続きますが、春をめざして、がんばりましょう。


<追記>24日早朝、起きてネットのニュースを見ると、トヨタで一時生産停止の記事が。地元では高岡工場第1ライン・堤工場第1・2ラインが4月3日から7日まで、田原工場第1ラインが3日から10日まで、第3ラインが3日から14日まで、ということです。5時のNHKニュースの、非正規社員・フリーランスへの影響の報道では、全国ネットの仲間で私たちもよく知っている連合福岡ユニオンの寺山書記長がインタビューに応じていました。休業手当が出ない、だから雇用調整助成金も出ない、ということになってくる、というと、収入も雇用も直撃する。大変な春になったものですが、何とかがんばるしかないですね。

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3・19街頭宣伝行動に参加、など

 3月19日(木)午後6時20分から7時まで、栄周辺にて、安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会が主催して街頭宣伝行動が行われました。当初、栄南にあるひかりの広場での集会・デモが予定されていたのですが、コロナウイルスの危険性に配慮し、栄周辺三ヵ所での街頭宣伝行動に変更されました。あいにくの雨の中で、コロナウイルスの影響か、心なしか人通りも少ない中でしたが、集会で発言を予定されていた方々や、その他、参加した方々からもアピールがされました。当ユニオンは、同時に日興サービス分会の団体交渉もあり、10名には届かなかったものの、初参加の人も含めての一定数の参加で、安倍内閣を批判するバナーを持ったりして盛り立てました。発言も、憲法9条の改正問題や、昨日の森友文書改ざん問題での提訴についてなど、さまざまされていましたが、三ヵ所で分散していたこともあり、全容はわかりません。ともあれ、コロナウイルスの影響下での、安倍政権の暴走と迷走を、黙認するのでなく、今後もがんばっていきましょう。参加した皆さん、行動後、飲食しながら交流もした組合員の皆さん、お疲れ様でした。


 また、日興サービス分会の団交も、春闘要求への回答が思わしくなく、再団交の予定です。春闘も、トヨタ自動車のベアゼロなど、コロナウイルスの影響もあって厳しい中ではありますが、粘り強くがんばっていきましょう。


<追記>21日の『中日』で上記の街頭宣伝行動についての記事が掲載されました。私たちの参加した久屋大通沿いには約30人参加していたと報じられています。確かにその程度の参加者だったように思います。報道していただいて良かったです。


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ヒサダ裁判・『ふれあい通信』作業、など

 3月16日(月)午後3時より、名古屋地裁岡崎支部にて、ヒサダ裁判が開かれました。原告側からは陳述書の追加を提出して臨み、原告・担当運営委員の他にも、三河支部の組合員も支援のため参加しました。次回は4月22日(水)午前10時半からです。引き続いての支援をお願いします。


 翌17日(火)は、午後1時より、『ふれあい通信』の発送準備作業を行ないました。前日のうちに、ヒサダ裁判や竹屋労働委員会が同時に行なわれる中で印刷を済ませ、そのうえで製本・発送準備作業を行なったのですが、平日で、大会延期のため予定が変更になった中でしたが、一定の人数の参加で作業を行なうことができました。近日中にお手元に届くと思います。大会延期に関する記事など、お読みください。なお、コミュニティユニオン全国ネットが呼びかけている最低賃金引上げを求める署名用紙を同封してあります。最低賃金を今すぐどこでも時給1000円以上、速やかに1500円との答申を行なうこと・中央、地方最低賃金審議会の審議をすべて公開するとともに、低賃金で働く当事者を委員に入れること・最低賃金のスムーズな引き上げを実現するため、中小零細企業に対して特別な支援を行うなど、答申に盛り込むこと、を要請事項とし、4月20日第1次集約・5月31日最終集約(送付先:全国ネット)・6月中旬までに中央最低賃金審議会会長に提出する、と謳った署名です。組合員の皆さん、全国規模での署名運動も、進めていきましょう。


 こうした労働問題全般に関しての運動の推進という意味では、労働法制改悪反対実行委員会も17日18時から開かれ、そこでの確認のうえで、4月1日(水)午前8時から、名駅前で、新入社員に対しても含めての街頭宣伝を予定しています。定期大会を延期せざるを得なかった当ユニオンも、コロナウイルスをはじめいろいろ困難がある中、委縮するのでなく、奮闘していきましょう。


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大会準備会議を開催

 3月14日(土)の午後と15日(日)の午前に、ユニオン事務所にて、大会準備会議を開催しました。4月17日に開催予定の第22回定期大会を前に、大会に提案する議案を、4月4日の運営委員会で最終決定するために集中して討議する場として、運営委員と数名の非運営委員の参加で行いました。が、討議は各運営委員が担当している分野ごとに分担して作成した原案を基に実のある内容で行えたものの、大会の開催自体は延期としました。


 大会の延期は、ここでの討議のうえで、運営委員会としての最終判断で決定しました。コロナウイルスの影響拡大が全世界で深刻化し、政府が「緊急事態宣言」を可能にする法などを手段にどのような施策を実現するかも含め、不透明な状況が続く中で、ユニオンの次期の方針と体制を決定する大会開催の重要性はあるものの、組合員の安全確保などを考え、延期を決定したものです。いつまで延期するかについては、7月以降という以上、まだ未定です。


 この延期決定に伴い、新運営委員会の選出も、延期となるため、当面現在の運営委員会がユニオンの運営に関する業務を継続することとなります。また、大会議案の原案は、準備会議で討議した内容を盛り込んだうえで、4月4日の運営委員会で一定の案として決定する予定です。ここに盛り込んだ方針や決算・予算に関しては、今期と基本的には変更はないものの、改善しようとしているところもあります。いずれにせよ、方針の一部は、執行し始めざるを得ません。大会開催とそれに向けた段取りの展望が見い出せるまで、暫定的措置として、このような方向でユニオンの運営を進めていきたいと思います。ご意見のある方は、4月4日の運営委員会に参加していただくなり、意見をお寄せいただくなりの対応を、お願いします。


 コロナウイルスの影響が不透明な中で、ユニオンとしても大会延期は初めての経験でもあり、すでに雇止めなどの相談も受け始めている状況です。今後、いろいろな困難も予測されますが、団結して、打開していきましょう。

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第11回運営委員会を開催

 3月7日(土)午後6時より、ユニオン事務所にて、第11回運営委員会を開催しました。今回は、通常のような内容の他に、新型コロナウイルスの影響が拡大する中、対応をどうするかの議論を重点的に行ないました。とりわけ、定期大会を約1か月後の4月17日に控えているのですが、この大会をどうするかの検討が中心になりました。定期大会の重要性にふまえ、組合員が安全を確保しつつできる限り多く参加できるようにして実現することが、可能かどうか、難しいところで、最終的には14日から15日に行なう大会準備会議の時点で、延期するかどうか決めることになりました。開催するにしても、従来とは異なり、時間を短縮したりした形での開催になるのではないか、とかの話も出ています。また、この新型コロナウイルスの影響が、労働者に対し種々の形で現われ始めている現状にユニオンとしてどう対処していくかも検討中です。

 その他、大会前の現在、この1年の活動を振り返り、次期、さらにそれ以降も考慮しての活動を進めていくうえでのさまざまな問題の検討が必要な時期であり、14日の午後から夜にかけてと、15日の午前に行なう大会準備会議で、大会に提案する議案づくりの過程で、この検討を行なう予定です。定期大会では時間が限られもしますので、定期大会の開催の是非も含め、この集中討議の機会に、ユニオンについて意見のある組合員はぜひこの会議に出席して下さい。一部参加も可能ですので、よろしくお願いします。


  なお、『ふれあい通信』などで参加をよびかけていた、2月27日開催予定だった「ユニオン学校」(鶴丸委員長のレイバーノーツアジア大会報告)、3月7日開催予定だった「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会 第2回講演&討論集会 安田浩一さん講演会」は、いずれも新型コロナウイルスの影響もあり延期となりました。また、13日に『ふれあい通信』作業を予定していましたが、上記のように定期大会の開催が流動的なため、大会準備会議後の17日(火)13時からに変更しますので、よろしくお願いします。

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三河支部会議を開催

 3月1日(日)午後1時より、岡崎げんき館にて、三河支部会議を開催しました。今回はげんき館内の別室でヒサダ裁判の準備を並行して行なっていたので、その人数を合わせると20名規模の参加でした。

 会議では最初に、このかんの、ヒサダ裁判や浅賀井製作所裁判提訴などの取り組みを確認した後、いま重大事になっている新型コロナウイルス感染症とはどんな問題か、その対策をめぐって労働者に不利益がもたらされた場合どうするか、また、主にツルタテクノス・碧海工機各分会が今後どう取り組むかを検討しました。ツルタテクノス分会は2月17日、1月に分会結成を通告して以降、分会組合員に対して、不当労働行為を行なってきたとの件で団交を行なったのですが、会社は一部を謝罪したのみで、今後どうするか、また碧海工機分会は、組合員(だけではないのですが)の雇止め問題が起こっていることに対してどうするか、が課題となりました。その他にも課題はあり、活発な意見も出て、2時間では時間が足りないほどでした。その後労働相談も行なって、終了しました。


 次回は4月12日(日)午前10時から、岡崎げんき館にて行ないます。通常行っている時間に戻りますので、よろしくお願いします。

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