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浅賀井製作所裁判、など

 8月31日(月)午前10時より、名古屋地裁にて、浅賀井製作所裁判が開かれました。またこの日は、碧海工機の分会員の雇い止めがされようとしてもいて、それに対する対応も必要となり、そのため支部長は裁判には参加できませんでした。次回の裁判は10月26日(月)です。賃金差別も、雇い止めも、外国人労働者にとって切実な問題です。支援をよろしくお願いします。





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関生弾圧を許さない東海の会第2回講演&討論会

 8月30日(日)午後1時半より、金山駅南東にある労働会館東館ホールにて、関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会第2回講演&討論会が開かれました。ジャーナリストの安田浩一さんを講師にお招きし、参加者は100名規模で(オンライン参加も含む)盛況でした。当ユニオンも組合員・賛助会員併せて5名を超える参加で臨みました。


 まず第一部として、近森事務局長の開会あいさつの後、安田さんの講演が始まりました。演題は「警察・警察とヘイト集団が結託する弾圧の構造」でしたが、実際、開始前、会場前で「日本第一党」という集団が関西生コン労組を攻撃する行動を行っていったので、安田さんはこれを看過できなかったという話を切り口にしました。この集団の中心人物は安田さんも知っている人物で、ナチスの信奉者だとした後、こうしたヘイト集団の動きについて、90年代以降、外国人を追放せよという運動をやってきており、この差別・偏見の主張がじわじわ浸透しているとしました。そして、中国人技能実習生男性が、逃亡して「不法滞在」となり、それが職質で発覚しそうになり、警官に抵抗し射殺された事件で、遺族が裁判に訴えた「警察官違法発砲傷害致死国賠訴訟」について、その事件の背景にある技能実習生の低賃金問題を掘り下げるとともに、その警官の射殺を支持する行動に接して、その参加者が、先の中心人物も含め、「普通の人間」であることに関心を持ったことをきっかけに、ヘイト集団に強く関心を持ったことも紹介しました。


 そして安田さんは、保釈をかちとった武委員長と話して聞いた獄中体験について紹介した後、相次いだ逮捕について、国策捜査と思われる、とし、弱い立場で、違法行為をしてまで価格引き下げ競争を強いられかねない生コン業者を協同組合に組織して競争を制限するように促すことを「恐喝未遂」と見なすとか、争議行為を「威力業務妨害」と見なすとか、背景資本に対する闘いを企業に枠を超えて産別組織として追求することが大資本や国家権力にとって許せないことと見なすとかしているのだ、として、正当な労働運動が弾圧されているのだ、と訴え、1時間半近くの熱弁を終えました。


 休憩を挟んで、第二部になりました。まず関西生コン支部の方が、逮捕された体験談を交えつつ、労働者にとっても消費者にとって正当な運動を今後も進めていく決意を語りました。続いて柿山朗共同代表がコーディネーターとなり、安田さんが多数出された質問票を見ながら返答していきました。質問は多岐にわたっていましたが、印象に残ったのは、生コン業界で暴力もがまかり通る中で組合活動を進めてきた厳しさがあったこと、賃上げだけでなくコンプライアンス活動として違法行為は見逃さないとしてきたことが経団連からしてし邪魔と見なされたこと、労働組合は社会のおかしさを変えるために活動する必要があること、ヘイト集団が関生支部事務所に抗議に押しかけている現実があること、しかしこういうヘイト集団より、その主張が普通の人にどんどん受け入れられていることや、「逮捕されたのだから悪いことをしたのだろう」と言う人にどうわかってもらうかが問題なこと、などでした。そして最後に、石田好江共同代表が、今日学んだことを伝える必要性を訴え、終了しました。


 労働組合の活動の正当性をや、排外主義の不当性を、理解してもらい、共感し、参加していくよう促せるよう、そして弾圧を許さないyぽう、今後もがんばっていこうと、励まされた講演でした。暑い中参加した皆さん、お疲れ様でした。


 

 


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ユニオン学習会を開催

 8月29日(土)午後6時より、ユニオン学習会を開催しました。今回は、コロナウイルス感染症の拡大の影響を考慮して急遽中止とした7月25日の学習会のリベンジとして、学習会では初めてオンラインシステムを活用しました。ユニオン事務所と、久しぶりの人も含めたそれぞれの自宅(で間違いないと思いますが)とを結んで、併せて10名を超える規模で、活発に学び、交流することができました。


 テーマは7月に中止した学習会で予定していたコロナ関連の公的支援制度についてで、レポーターは、その時予定していた、別の人が作ってくれたレポートを基に、8月1日の豊橋学習会で使った新聞記事と、最近集めた資料とを基にレポートしました。そのレポートを作ってくれた人や、緊急小口資金・総合支援資金・持続化給付金などの利用に関係した人も参加していたので、補足説明や実態報告もしてもらいましたし、また、雇用調整助成金の活用や会社の寮からの追い出しへの対抗など、このかんのユニオンの団交などでの取り組みの紹介もしてもらいました。さらに、各制度の理解もなかなか難しく、私たちにとっての活用の意義についてももなかなか難しいため、質問や意見も活発に出ました。というわけで、活発な、互いに交流もできる、学習会となりました。


 学習会としては1時間半程度で終えたのですが、その後も、オンラインシステムを活用して、自由参加で、二次会のような、交流も、1時間近く行うこともできました。システムの活用の経験を重ねて、ユニオンの取り組みでコロナの影響で中断している交流の企画も、実現できるか、模索中です。についていけない筆者も、今回は助けられました。前日の安倍首相の辞任表明もあり、今後の不透明さもありますが、コロナに負けず、がんばっていきましょう。参加した皆さん、お疲れ様でした。



 


 

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碧海工機団交・ヒサダ裁判

 8月28日(金)午前10時より、安保ホール(名古屋市)にて、碧海工機団交を行いました。ユニオンからは、8月末で雇止めされようとしている当事者も含めて交渉に臨み、雇用調整助成金の0特例措置が年末まで延長されようとしていることなどを主張しましたが、会社の雇止めの姿勢を変えることはできませんでした。今後どうしていくかがユニオンに問われています。他方、午後4時からは名古屋地裁岡崎支部でヒサダ地位保全・仮処分裁判にとりくみました。皆さん、お疲れ様でした。


 

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『ふれあい通信』発行・『時の行路』鑑賞

 当ユニオンの『ふれあい通信』ですが、8月22日(土)に製本・発送準備作業を行い、24日(月)に発送しました。このかんのユニオンの取り組みなどについて、まとめて紹介していますし、9月20日の定期大会で選挙を行う運営委員の立候補アピールも同封していますので、ご覧ください。また、作業に参加した皆さん、お疲れ様でした。


 ところで、前号の『ふれあい通信』で組合員の方が紹介し、観賞を呼びかけていた映画『時の行路』(8月15日から名演小劇場で上映)を、筆者は23日に観ました。08年のリーマンショックで「派遣切り」された労働者が、労働組合に参加し、裁判を起こして闘う姿を描いていました。これはいすゞ自動車での実話を基にした小説を原作にしていますが、実話そのものではなく、また神山征二郎監督も「組合活動と理念にのみ正義はあると訴えるのは映画の役割ではない」(映画パンフレットより)と言っているように、労働組合に参加して闘うことの意義を表現することがテーマの映画というよりは、家族や仲間ー他者とのかかわりの中で生きていくことの大切さを示そうとしていたように思えました。とはいえ、題材はあくまで労働組合の闘いなので、どうしてもユニオンの現実を重ねて観ざるを得ませんでしたが・・・。とにかく、ユニオンの皆さんは、きっと共感できる映画だと思うので、機会があれば、ご覧下さい。それにしても、こういう現実を正面から採りあげる映画を、皆が観るようにならないといけないですね。あまりにも、現実を「軽く」してしまう風潮(それこそが「現実」だ、とも言えるかもしれませんが)に、染まってしまっていることにも、気づかされました。

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三河支部会議を開催

 8月16日(日)午前10時(過ぎ)から、刈谷市産業振興センターにて、三河支部会議を開催しました。コロナと熱中症の二重の困難が懸念される中、20名規模の参加で行うことができました。


 今回の会場は一か月後の定期大会を行う会館でしたが、三河支部会議ではこのかん使っていないため、会場を間違えた参加者もいて開始が少々遅れましたが、内容としては、碧海工機分会や浅賀井製作所分会などのこのかんの取り組みの確認と今後の方針の検討を行いました。碧海工機は雇止め、浅賀井製作所は裁判が焦点になっていますが、この焦点の取り組みとともに職場での闘いも進めていき、闘い全体と分会を、広げ強めていけるようがんばっていくことを確認しました。


 さる10日の『朝日』朝刊で、「改正派遣法改正5年 遠い安定雇用」という記事が出ており、その中でユニオンみえの日系ブラジル人の派遣女性労働者女性の闘いが採りあげられていますが(このブログでも何度か紹介していますが)、まだ解決に至っていないとのことです。当ユニオンの闘いも解決まで大変ではありますが、団結してがんばっていきましょう。なお、次回の三河支部会議は未定ですが、定期大会をもステップに、奮闘していきましょう。


 

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第16回運営委員会を開催

 8月8日(土)午後6時より、第16回運営委員会を開催しました。ユニオン事務所では、東海ネットあいち連絡会第4回会合に続いての会議の開催でした。今回は9月20日に刈谷市産業振興センターで開催を予定している第22回定期大会を一ヵ月余り後に控えて、役員の立候補者も出揃ったうえで、大会の準備と当日の運営についての議論が中心になりました。コロナ感染症の第二波の襲来が懸念されている中、この運営委員会も一部の運営委員はオンライン参加で臨みましたが、大会も、拡大した組合員の、(委任も含めての、あるいは事前討論も含めての、しかし現実には制約もある)参加を確保し、大会を成立させ、できるだけ実のあるものとするよう、こロナ対策に留意しつつ、行わなければなりません。組合員の皆さん、こんな言い方は語弊がなくもないのですが、当日参加できない方、参加できるかわからない方は、現在の状況も考慮し、最低、事前に早めに委任状を提出し、大会成立にご協力ください。大会が成立し、役員体制などが選出できなければ、現在の変則的な状態が続き、第22期の残りにも、来期以降にも、支障が出てきかねませんので、よろしくお願いします。


 また、今回の運営委員会で決まったことでは、前回同様、ユニオン学習会の日程があります。8月29日(土)午後6時からの開催が決まりました。内容は、7月25日に中止した学習会で予定していた公的支援制度について検討するつもりです。ただ、コロナの状況があり、従来のようにユニオン事務所に全員集まっての開催はやめて、オンライン学習会を企画しているのですが、筆者に関して言えば、この文字だけブログにも示されるようなIT能力の水準もあり、オンライン環境のない人など、ユニオン事務所に来て下さる方は、コロナに注意して、訪問をお願いします。いろいろ努力はしてみますが・・・・。これも、参加される方は、早めの連絡をよろしくお願いします。

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外国人労働者の苦境3

 昨日(8月1日)、豊橋学習会前に、名古屋・栄噴水北で開かれた大村知事リコール反対集会に個人的に参加したのだが、その際民放テレビ局のカメラが複数来ていたので、テレビニュースで放映されたのだろうかと、民放番組の映像をネットで配信している「Locipo」の「ニュース」を検索していたら、「特集」の過去の映像で、インドネシア人労働者の報道が6月26日(金)の中京テレビでされていたのを見つけた。いささか遅いのだけれど、今ユニオンで取り組んでいる碧海工機の闘いとも関係することもあり、お伝えします。


 動画も、その画像を交えた詳しい紹介文もまだそこで見られるので、それを見ていただくのが良いのだが、インドネシア人の相談に乗っている佐伯奈津子准教授(名古屋学院大学)によると、碧南や西尾で相談が多いというので、そこで紹介されたインドネシア人労働者の2名(日系三世の人も)を紹介しているのだが、いずれも自動車部品工場で働いていて解雇されたという。また夫の仕事が激減した一世帯は家財道具もほとんどない。フィリピン人・ブラジル人も含め、外国人だから(とは会社は言わないだろうが)解雇している例。病気の家族を抱え途方に暮れ、良くなったら戻れるかに言われても、またコロナの影響もあり帰国といっても困難もあり・・という姿。インドネシア人が一番多いのが愛知だそうだが、碧海工機も西尾市であり、外国人として苦闘している姿は重なってくる。


 少々脱線するが、先日当ユニオンの公式ツイッターを観ていて、指宿昭一弁護士が紹介していて知ったのだが、テレビドラマ「MIU404」の、先々週の回のテーマは外国人実習生問題で、指宿弁護士が好意的に紹介していたので「Tver」で無料で先日観たのだが、現在はもう有料サービスに移行している。これもお金がある方はご覧いただければと思うのだが、同じドラマの「ハケンの品格」もそうだが、結構リアリティがあるので、勉強になる。ただ、解決法がどうしても個人的な抵抗という方向にいくのは、半沢直樹もそうだが、時代の流れだろうか。ユニオン的には、弱い個々人は団結でカバーするというところが大事のようにも思う。いや、これはユニオンだけの問題ではないか。組織と個人とか、他人と自分とかは、普遍的で難しいテーマだけれど・・脱線しすぎか。まあ、「倍返し」はできないし、する必要があるかという問題もあるけれど、せめて、解決はしていかないと、と思う次第だ。



 


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豊橋学習会を開催

 8月1日(土)午後6時30分より、豊橋カリオンビルにて、豊橋学習会を開催しました。コロナ感染者の拡大傾向が顕著になっている中で、数名で、注意しつつ行いました。


 今回は、中止したユニオン事務所での学習会で採りあげる予定にしていた、休業者給付金(正確には「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」)などの、公的支援制度について検討しました。休業者給付金については、雇用調整助成金や休業手当との兼ね合いとかも問題になり、またその他の支援制度も含め、ユニオンの取り組みにも関係してくるので、学習する意義がありました。


 次回は9月5日(土)午後6時30分より、豊橋カリオンビルにて行う予定です。コロナ感染症の拡大の影響も懸念されますが、今のところ開催予定ですので、よろしくお願いします。

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