SSブログ

仕事納めにあたって

 12月26日(土)午前10時より、翌日の日曜と併せ、28日(月)から1月5日(火)までの事務所の冬期休業を前に、事務所の大掃除を行いました。運営委員中心ですが、そうでない組合員も参加しての掃除を行い、多忙なこの1年の中で活躍した事務所をねぎらいました。参加した皆さん、お疲れ様でした。


 しかしこの年末年始も活動を継続する支援団体もあり、コロナ禍の中で生活が困窮に陥っている仲間を支え、その一環として行政への取り組みも行っています。名古屋では28日から4日朝まで「第46回名古屋越冬実行委員会」が越冬活動に取り組みますが(名古屋市・大津橋小園)、その前段として25日の午後2時から(名古屋市に続き)県・愛知労働局に対する交渉を行いました。この交渉を協力して行ったコミュニティユニオンあいち連絡会の一員として、当ユニオンからも数名が参加し、障害者雇用に関して意見を述べるなどしました。こうした声にも押されてか、厚労省も生活保護に対しての偏見。誤解を改めようとする姿勢を示しているかのようでもありますが(当ユニオンの公式ツイッターによると)、このコロナ禍と、厳しい寒さの中、奮闘していきましょう。


 ユニオンとしてはその他にも、このかんも多忙でしたが、その合間に、『ふれあい通信』の作成・発送(製本・発送準備という人手のいる作業を24日に行いました。新年号ですが、年内に届くかどうかです)・編集会議(26日の大掃除後)、広報担当者会議(22日夜)を行いました。その中で、新たにユニオンに参加しようとする、また参加し始めた人に、ユニオンの活動に能動的に関わっていくようにしてもらうように、工夫を重ねていこうという議論を行ってきています。今ユニオンが奮闘していく必要があるものの、まだまだ力も足りません。仕事を納めるといっても、純然たる休みではないので、新たな年を迎えるにあたって、前に進むための、英気を養っていく時期ですね。ともあれ、この一年、お疲れ様でした。



nice!(0)  コメント(0) 

浅賀井製作所・ジェイワークス裁判

 12月21日(月)は、三河支部も取り組んできているブラジル人組合員の裁判が2か所で開かれました。賃金差別を問う浅賀井製作所裁判は午前10時から名古屋地裁にて開かれ、セクハラ・解雇を問うジェイワークス裁判は午前11時から半田裁判所で開かれました。後者は和解が成立しました。前者は、次回は2月15日(月)午前11時から開かれます。引き続き、支援をよろしくお願いします。ジェイワークスの原告(2名)・代理人弁護士の皆さん、お疲れさまでした。

nice!(0)  コメント(0) 

豊橋学習会を開催

 12月19日(土)午後6時半から、豊橋カリオンビルにて、豊橋学習会を開催し、数名が参加しました。今回は碧海工機の裁判開始について、法的に問題になる労働契約法19条も併せて、検討したのが中心でした。また、雇止めや派遣切りについて、対応上問題になることについて紹介した新聞記事も検討しました。参加者が現在取り組んでいる案件についての話にも話題は広がり、活発な学習会となりました。


 次回は1月23日(土)午後6時半から、豊橋カリオンビルにて行います。奮ってご参加ください。

nice!(0)  コメント(0) 

あいち総がかり12・19市民大集会

 12月19日(土)午前11時より、栄・ひかりの広場にて、11月23日に結成された「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動」が主催する「あいち総がかり12・19市民大集会」が開かれました。約200名の参加で、当ユニオンも数名が参加しました。


 オープニングで歌が披露された後、司会の塚田聡子弁護士が、開会あいさつを、風邪で欠席した中谷雄二共同代表に代わって行いました。塚田弁護士は短歌を披露しながら菅政権の悪政を批判しました。続いて自由法曹団の佐原愛知支部長が、学術会議問題について、戦前の例を引きながら、学問を軍事目的に沿うようにしていくことにより、戦争への地ならしが進められると警告をしました。続いて医労連の矢野さんが、コロナ患者への対応と差別・偏見で、肉体的にも精神的にも医療現場は限界に来ているのに、河村市長は市民病院の統廃合・独立法人化という切り捨てを進め、菅政権は医療費抑制・軍事費拡大という政策を進めていると告発しました。最後に小島愛知県平和委員会理事長が、きんむする大学での学生の窮状を紹介したうえで、長射程巡航ミサイルの国産化やイージスシステム搭載艦2隻の整備などを打ち出し、「敵基地攻撃能力」を展望した抑止力の強化を進めることを昨日閣議決定したことに示される、アメリカの要求だけにとどまらない菅政権の日本の軍事大国化の追求を告発しました。これらの発言をつうじて、発言された諸問題が一連の問題であり、菅政権の政策が軍事を優先し私たちにさらに犠牲を強いることが浮き彫りになりました。最後に山本あいち総がかり行動事務局長が、街頭宣伝の実施や会員募集を呼びかける行動提起を行って、集会は終了しました。


 集会後、栄一帯を一周するデモに移りましたが、コロナの影響を考慮した「サイレント・デモ」でした。沿道はコロナ禍下ではあれ、一定の賑わいがあり、注目が集まりました。寒い中でもありましたが、最後までがんばった皆さん、お疲れさまでした。ちなみに、筆者は豊橋に向かいましたが、豊橋でも午後から同様の趣旨の集会が開かれました。皆さん、今後も菅政権の悪政に対して、抗議の声を上げていきましょう。

nice!(0)  コメント(0) 

碧海工機第一回審尋、など

 12月15日(火)午後3時半より、名古屋地裁岡崎支部にて、雇止めされた碧海工機のブラジル人組合員4名が地位保全・賃金仮払いを求める仮処分を申し立てた件についての第一回審尋が開かれました。当該の4名と代理人弁護士3名と通訳が参加し、他に6名の組合員が駆けつけ励まして支えました。4名は失職中の困難な条件下で、初めての経験で緊張もしたでしょうが、明るさを失わず、元気に審尋に臨んでいました。


 21日(月)には碧海工機の関連会社ミドリ(社長が同じとのことです)を相手にしたブラジル人1名の審尋が行われます。実質的には4名と合同で取り組んでいます。そして、碧海工機の第二回審尋は、年明けの1月14日(木)午後4時からです。また、労働委員会への不当労働行為救済申し立ても近日中に行う予定です。支援をよろしくお願いします。


 ちなみに、午前10時15分から40分まで、テレビ(NHK総合)の「NHK地域局発」という番組をやっていました。それは、NHK札幌放送局が制作した「北海道道」の、11月13日に放映された「どう守る?外国人技能実習生」を、全国向けに再放送した番組のようでした。そこでは外国人実習生に携わる監理団体の実態を問題視するのが中心でしたが、ベトナム人実習生が3月に解雇され、ユニオンに加入して交渉をし、解決金での和解を実現した件も紹介されており、そのユニオンはコミュニティユニオン全国ネットの仲間である札幌地域労組でした(NHKプラスで配信されています)。12日の碧海工機裁判勝利・決起集会でメッセージを送ってくれたユニオンみえが、同時に開催していたシンポジウムでも、ユニオンみえのSPU(フィリピン労働者で結成)が参加していたり、外国人実習生問題を取り組んでいる岐阜一般労働組合の北島委員長が参加していたりというように、外国人労働者問題に全国各地のユニオンが取り組んでいます。この問題は今後もますます重要な問題になってくるでしょう。連帯してがんばりましょう。


<追記>上記のミドリの第一回審尋(21日)は、延期となりました。よろしくお願いします。

<追記2>翌16日、愛知県労働委員会に対し、不当労働行為救済申立を行いました。こちらもご支援をよろしくお願いします。

<追記3>上記のミドリの第一回審尋は、碧海工機の第二回(16時から)に先立ち、同日の14時30分から行われます。また、不当労働行為救済申立を受けての第一回調査は、1月27日(水)午前10時から開かれます。がんばりましょう。

<追記4>ミドリについて、「産業廃棄物関係などを扱っている」と以前記載していましたが、それは誤解だったようなので、削除しました。ご迷惑をおかけしました。




nice!(0)  コメント(0) 

第3回運営委員会を開催

 12月12日(土)午後6時より、第3回運営委員会を開催しました。今回はコロナ「第三波」の到来の中、配慮や工夫をしながらの開催となりました。


 今回は通常の議題のほか、組合員へのアンケートを実施してユニオン活動を充実させることをめざしつつ、同時に、今年は一か月延期して定期大会を5月に開催し、それに向けて準備を進めていくという問題についても話し合い、一般的な方向性を確認しました。年が明けたら、具体的に組織強化会議などの会議なども重ねて準備を進めていく予定です。また、東海ネットとしても、来年は全国ネット主催の静岡での全国交流集会開催を予定しており、年を越したら、その具体的準備を愛知など他の県のユニオンも支援しつつ進めていくことも確認しました。


 コロナ禍の中でユニオンも工夫しながらも、重要な取り組みを進めていかねばなりません。団結・連帯を支えとして乗り切っていきましょう。

nice!(0)  コメント(0) 

碧海裁判勝利・決起集会、全国一斉ホットライン

 12月12日(土)午後1時より、岡崎図書館交流プラザ・りぶらにて、碧海裁判勝利・決起集会を開催しました。コロナの影響や、後述するホットラインとも時間帯が重なるなどなど、条件が良くなかったものの、ブラジル人・日本人併せて10数名が参加し、裁判の勝利をめざして奮闘することを確認し合いました。

 

 まず、この裁判の代理人弁護士の中心となる荒川弁護士が裁判について講演しました。日本の裁判について日本人以上によくわからないだろうブラジル人組合員にもわかりやすいお話で、通訳の方も的確に翻訳していただきました。そして会場からの裁判の今後の展望についての質問に対して、荒川弁護士は専門家として詳しく話されました。こうして参加者の理解が深まりました。

 そのうえで、小林三河支部長が裁判に至るまでのユニオンの取り組みの経緯を報告し、続いて、参加した原告が紹介され、続いて、外国人問題を採りあげた「働く者の視点から考える『ビジネスと人権』シンポジウム」を同時に三重で開催していたユニオンみえからの、「貴組合の団結は、多くの労働者に光と希望を与えています。団結力を発揮して、全力で闘い抜きましょう。ユニオンみえは本件の全面解決まで、連帯し最後まで闘います」という熱いメッセージが送られてきていたのでこれを紹介し、続いて参加した日本人組合員からの、激励し連帯する発言も続きました。こうして裁判を皆で闘う意志を固めたうえで、最後に分会長の音頭で「団結がんばろう」を三唱して、集会を終えました。裁判をユニオン・弁護団、協力し団結して闘っていこうという気合の入った集会となりました。

 なお、碧海工機については第1回審尋が、15日(火)午後3時半から、関連会社ミドリについては21日(月)午後4時から、名地裁岡崎支部にて開かれます。ご支援よろしくお願いします。


 またユニオン事務所では、前日の10時から19時、この日の10時から17時まで、コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク主催の「あらゆる非正規差別を許さない! シフトカット・雇い止め、賃金など 全国一斉ホットライン」が、予定では18都道府県で開催され、その一翼を担いました。多忙な中での取り組みで、準備不足もあり、当ユニオンでの成果はあまり上がりませんでしたが、前述の集会ともども、非正規労働者の困難な現状を変えていく取り組みを、実現できて良かったです。今後もがんばりましょう。



nice!(0)  コメント(0) 

12・6 反権力と平和を歌う~に参加

 12月6日(日)午後1時30分より、労働会館東館ホール(金山駅近く)にて、「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会」が主催した「12・6 反権力と平和を歌う~映画『棘』上映&川口真由美さんLIVE」が開かれました。70人余りの参加者で、当ユニオンからも数名が参加しました。


 この催しは、今回長期拘留に屈せず闘った武建一委員長の半生を描いた映画上映と、戦争反対などの運動に参加しながらシンガーソングライターとして活動する川口真由美さんのコンサートを主にし、今後の闘いの決意や、連帯の意志を示す種々の発言も交えた企画でした。コロナ「第三波」が到来する中でしたが、日本学術会議任命拒否問題など、内政面でも強硬姿勢が目立つ菅政権の動きに対して、労働組合の闘いの重要性を、心を揺さぶる文化にも励まされながら確認する場となりました。今後も労働組合つぶしを許さず、団結を強めていきましょう。


<追記>なお、同日は、同じ時間帯にコミュニティ・ユニオン全国ネットワークの全国運営委員会が東京で開かれ、鶴丸委員長がZoom参加しました。全国のコミュニティユニオンの取り組みの紹介を受け、また当ユニオンの取り組みを紹介もしながら、全国交流集会など、全国ネットとしての活動も確認しました。来年の全国交流集会は静岡開催なので、東海ネットとしての取り組みも必要になります。また、翌日は厚生労働省交渉も行いました。全国や、地域の仲間とも協力しつつ、今後もがんばっていきましょう。

こうしたと協力しながら、がんばっていくことを確認しました。

nice!(0)  コメント(0) 

交渉ミーティングを開催

 12月5日(土)午後3時より、ユニオン事務所にて、交渉ミーティングを開催しました。交渉の当事者ら、Zoom参加も含め、10名規模の参加で、活発に行うことができました。


 ミーティングはまず、分会の取り組みや、三河支部・労働委員会・裁判・交渉に関して、担当している運営委員が簡単に報告した後、参加した交渉の当事者がそれぞれ自己の案件について紹介したのですが、今回はいずれも、解雇・雇止めを通告され、団交を経験してきた当事者でした。そして、その解雇・雇止めも、経営者の無茶な、ハラスメントも絡んだ件ばかりで、参加者同士がうなずき合う一幕もありました。その意味では、今、コロナ禍の影響と関係しての解雇・雇止めが社会全体で問題になっていますが、それと直結するとは必ずしも言えないかもしれませんが、背景にはあるのかもしれません。しかし、交渉を通じて、無期転換権の行使で雇止めを打開したり、前回の交渉ミーティングの参加者が提訴を行ったりというように、前進したりもしてきています。こうした取り組みの前進のためには不可欠なユニオン員同士の相互支援を実現する場として、この交渉ミーティングは、一時間半の場でしたが、成功しました。12月は職場のハラスメント撲滅月間とのことです。今後も案件の解決をめざしてがんばりましょう。


<追記>なお、この交渉ミーティングでも紹介されましたが、前日,不動産業で有名なミニミニの関連会社であるミニテックを相手に組合員Tさんが地位保全・賃金支払い・慰謝料支払いを求めて提訴し、司法記者クラブにて弁護士や他の組合員とともに記者会見を行いました。詳しくはユニオンのブログをご覧ください。



nice!(0)  コメント(0) 

サンケン電気申し入れ・宣伝行動を実現

 12月4日(金)午後1時より、当ユニオンも参加するコミュニティユニオン東海ネットワークは、サンケン電気(本社・埼玉県新座市)名古屋営業所(名駅4丁目)前で宣伝行動と、同営業所に対する申し入れ行動を行いました。ネットワークに参加する団体の半数規模、20名規模の参加で、当ユニオンからも数名が参加しました。


 この行動は、サンケン電気の子会社である韓国サンケンが、労働組合つぶしのために来年1月20日に偽装解散させられようとしている切迫した状況下で、座り込み闘争を続ける韓国サンケン労組に連帯して日本で「韓国サンケン労組を支援する会」が結成されたのですが、この会が全国の営業所への申し入れ行動を呼びかけたのに応えての行動です。11月18日の東海ネットのZoom会議で確認しました。国境や、親会社・子会社の違いを超えて、連帯して取り組んでいく労働者の闘いの重要性を、私たちは、中小企業の労働者や、外国人労働者を組織している労働組合のネットワークとしてふまえつつ、また、コミュニティユニオン全国ネットワークの一員として、このかん日建連帯の絆を強めてきたことにも基づいて、取り組みました。サンケン電気は、韓国労働者を切り捨て、労組を敵視する姿勢を改め、韓国サンケンの偽装解散を撤回せよ!





nice!(0)  コメント(0)