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5.3憲法記念日の催し

 憲法記念日の5月3日(金)、愛知でも催しが行われました。午後1時からは、愛知憲法会議が主催して、鶴舞公園内の名古屋市公会堂にて、「憲法施行77周年記念市民のつどい 憲法度つなぐ未来」がWeb参加含め1700名の参加で開かれました。この集会は午後4時で終了しましたが、午後4時半から、「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動」主催で、会場近くの交番前から出発する憲法記念日デモが行われ、上前津経由で若宮広場まで行進しました。いずれもユニオンとしては催しの広報をしたうえで、組合員有志が参加しました。


 「つどい」では、第一部で神田香織さんがライフワークとする講談「はだしのゲン」を披露し、第二部で斎藤幸平さんが「奪い合いの経済から分かち合う未来へ」と題して講演を行いました。神田さんの講談は核戦争の惨禍がどんなものかを迫真的に感じさせ、斎藤さんの講演は、自然環境も含めたグローバルな収奪と破壊を進める資本に表される経済構造の転換の必要性を考えさせられる内容でした。現憲法は国民主権・基本的人権の尊重・平和主義を基本原理としているとされますが、この現憲法の施行から77年経っての現在、現実における危機の進行において、改めて現憲法の意味を問いなおさせました。


 そしてデモは、この「憲法をくらしと政治にいかす」方向をめざしている人たちが中心となって、進んでいる改憲の動きに「NO!」の声を上げようと、多くの人が集まり行いました。栄ほどの中心街ではないですが、若者の集う大須も近い賑やかさの中を、晴天の中、元気良く行進しました。


 筆者は愛知県の東端の豊橋駅前で、市民団体らが改憲反対を訴える、恒例の宣伝行動に、午前10時から一時間、個人的に参加したにとどまりましたが、今の、解釈改憲ばかりでなく明文改憲もするかたちで現実の危機をのりきろうとする動きが進行していることに、40名規模で、こうやって声をあげていることの大切さを、現憲法下での法制度と関連させて、改めて考えさせられました。労働組合の活動も、現憲法と密接に関係しています。今後も、憲法も問いながら、がんばっていきましょう。


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