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ユニオン事務所の今年の最終日にあたって

 本日(12月28日(木))は今年最後のユニオン事務所の業務日でした。午前10時から10名規模で、にぎやかに事務所の大掃除を行いました。ユニオン事務所は明日から来年1月4日まで休業となります。


 これに先立ち、一昨日(26日)には機関誌『ふれあい通信』の製本・発送準備作業を、午後2時から、10名近い参加者で行いました。年末年始の配送事情もあるので、組合員の皆さんのお手元に届くのは年を越すでしょうが、今号もご覧ください。また、午後6時30分からは機関紙担当者会議を行いましたが、そこで今後の機関誌をどうしていくかも議論しました。組合員の情報発信・共有や活動・意見交流などの、貴重な手段ではあると思う反面、文字・紙離れ・負担増の現実も考えさせられもします。ユニオンの情報手段としては、他に、ホームページ・X・動画・メールなどもありますし、広く言えば、種々の催しでの生きた交流もありますが、これらをどう組み合わせていくか、今後組織強化会議など、定期大会(4月14日に決まりましたが)に向けて、検討が必要です。


 また、ユニオンの活動の軸である職場分会や個人単位の交渉・労働委員会・裁判などについても、最近になって少しづつ解決が進んではいますが、これを支える専従や担当者の力量や、財政との兼ね合いなども含めて、これも検討課題になってきています。会社との関係などもあり、報告できている事項は限定はありますが、ホームページなどもご覧ください。


 社会的には戦禍は広がり、危機も深まっています。ユニオン事務所から500メートルほどの場所では陰惨な事件も起こりました。種々の問題が山積していますが、本日から来年4日まで「生きる闘い 第49回越冬活動」が大津橋小園で行われます。これに先立ち20日に行われた実行委員会の愛知県・労働局の交渉に当ユニオンからも参加しました(当ユニオンはハローワークの対応について諸点の質問をしました)し、前日である本日午後6時からの越冬突入集会にもすでに有志が参加していますが、日本でも戦禍の国でも厳冬を生き延びられるかで苦闘している方々とともに、私たちユニオンも、今年を振り返りつつ、来る年に向けて新たにがんばっていきましょう。

 






 


 




 





 

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12・19総がかり行動一斉街頭アピールに参加

 12月19日(火)午後6時より、「憲法とくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動」が主催して、「軍拡より暮らし」一斉街頭アピールが行われました。名駅(桜通口交番前)・栄(ラシック西)・金山(北口)での一斉行動が呼びかけられ、当ユニオンは事務所に近い名駅での行動に参加しました。20名規模の参加者で、当ユニオンからは5名規模で参加しました。


 参加したのは弁護士・平和団体の方々や、当ユニオンの組合員らで、横断幕を掲げ、のぼりを立てながら、チラシを配布しながら、マイクでのリレートークを行いました。当ユニオンの組合員も含めたリレートークでは、イスラエルのガザの人々への無差別攻撃を非難したり、それをアメリカ政府に従うかたりで容認している日本政府を批判したり、他方で与党・自民党は裏金まみれの他方で戦争できる国づくりのために、危険な軍備強化を進めたり、税負担を強いたり、また生活を苦しくする政策を進めたりしていると非難したり、現憲法の大事さを認識する必要性、などの訴えが続きました。夕暮れで寒さもあり、急ぎ足の人、スマホに夢中の人も多かったのですが、パレスチナ問題の訴えということもあってか、注目しチラシを受け取る外国人がいたり、丁寧にチラシを受け取る若者などもいて、1時間の行動でしたが、意義ある行動ができました。


 ちなみにパレスチナ問題では、この日も正午から1時間、「ガザ緊急アクションなごや」の名古屋アメリカ領事館抗議行動が行われ、当ユニオンの有志が数名参加しました。上記の街頭アピールと同様なかたちでの行動でしたが、通行人はずっと少ないとはいえ、注目する人や配布したチラシを受け取る人な一定いました。こうした目に見えるアクションを行うことは、大事なことでしょう。こうした行動がまだ日本では可能になっていますが、生きるか死ぬかのパレスチナの人々の苦難を、私たちは日本政府の下でどう受け止めるか、改めて問われているように思えます。


 労働問題・生活問題・戦争問題、みな一連の問題としてつながっています。私たちは「軍拡より暮らし」の声を、もっと上げていきましょう。


 

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ユニオン学習会・第二回ユニオンセミナー

 12月16日(土)午後1時より、ユニオン事務所+Zoomにて、ユニオン学習会を開催しました。参加者は多く、15名を超える参加で、事務所が狭く感じるほどでした。


 テーマは「精神疾患の労災認定について」で、浅野運営委員がレポーターを務めました。レポーターは9月1日付で「心理的負荷による精神障害の労災認定基準」が改正されたのを受けて、改めて精神疾患の労災認定の現状について報告しました。資料として、厚労省(都道府県労働局・労働基準監督署)が発行した「精神障害の労災認定 過労死等の労災補償Ⅱ」などを使いました。


 報告では、労災は労働基準監督署が認定しなければどうしようもないというものではなく、認定をかちとれなさそうでも労働組合は闘う余地はあるが、認定をかちとることは有利ではある、と基本的な構え方について述べた後、労災認定について述べました。労災認定の判断基準として「業務遂行性」と「業務起因性」が必要であるが、精神疾患の場合はこの立証が難しい。長時間労働が原因とだんだん認められる傾向はあるが、ハラスメントなどだとなかなか大変ではあるが、9月に少し認められるケースが広がった、としました。


 そして、精神障害の認定要件としては、①認定基準の対象となる精神障害を発病していること②発病前おおむね6か月の間に、業務による強い精神的負荷が認められること③業務以外の心理的負荷や個体側要因により発病したとは認められないこと、があり、ここから労災認定に時間がかかることになっている、としました。そのうえで具体的に、心理的負荷の強度が「強」でなければならないことや、心理的負荷の種々の具体的出来事について、パワハラなどが挙げられていることや、出来事が複数ある場合(たとえばよくある例として長時間労働とパワハラ)はどうか、などについて触れました。そして、今回の改正で、具体的出来事にカスタマーハラスメントが加わったりなどしていることなどを紹介しました。また他方で、パワハラについて触れ、労災認定されなくてもパワハラが認定される場合も結構あるとしました。


 報告を受けて、参加者が質問や意見を述べました。パワハラ被害の当事者の参加も多く、体験に基づく話も出たり、ユニオンで取り組んだ案件の話もでたりして、活発な意見交流ができました。予定時間を若干超えて、午後3時過ぎに終わりました。


 続いて午後3時半から、第二回ユニオンセミナー(名古屋ユニオンセミナー2023)を行いました。参加者は10名規模で、学習会に引き続いて参加する人も多く、活発に行うことができました。


 今回は「労働相談を受けてみよう」をテーマに、電話相談について、解雇・雇止め、残業代、ハラスメント、労災を例に挙げてそれぞれの聞き取るべきポイントを確認した後、実際に専従・専従経験者を見習いながらの電話相談のロールプレイングを行いました。実際にやってみて難しさを感じながらも、電話相談ができる人を養成することがユニオンにとって重要な課題になっていることの打開のために、少しずつの前進ができたようでした。


 次回は1月13日(土)午後3時から行います。ユニオン学習会は次回は未定です。いずれも、参加をよろしくお願いします。


 


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改正入管法・イスラエルのガザ攻撃に対するアクションに有志が参加

 当ユニオンは労働組合ですが、労働問題と関連して、外国人問題や平和問題や人権問題など、社会全体で問題になるいわゆる社会問題にもかかわっていく必要を感じ、有志の組合員が行動に適宜参加したりしています。


 10日(日)午後2時から、名駅桜通口交番前にて、「全国一斉アクションin名古屋」が開かれました。このアクションは、「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」が主催し、その一環としての名古屋での取り組みで、組合員数名が自主的に協力して参加しました。


 このアクションは、「世界人権デー」の10日に合わせて行われましたが、改悪入管法の施行反対・未成年の仮放免者に在留資格を・ウィシュマさん死亡事件の不起訴処分を許さない の3点を求めており、名古屋では1時間、スタンディングをしながら、マイクでの訴えとチラシ配布を行いました。8日放映のNHKEテレの「ねほりんぱほりん」で在留資格がないまま日本で育った若者の事例を取り上げていたように、外国人が日本で生きていくためには、当ユニオンの外国人組合員も含め、「在留資格」が不可欠とされていますが、その資格を得ることができないとどういう不利益があるか、ひいてはどういう悲劇があるか、それを管轄する入管行政はどうなっているか、などは、ユニオンにとっても他人ごととは思えません。アクションには若い学生なども多く参加しており、沿道の注目も多く、隣ではユニセフ関連、さらにミャンマー関連の街頭活動がされていた、というように、外国人問題はさまざまに取り組まれており、外国人も多く往来してスマホを向けたりしていました。


 そして午後5時半からは、パレスチナの平和を求める全国一斉アクションの一環として、ガザ緊急アクションなごやが主催した集会・デモが光の広場で開かれました。ここにも組合員が5名を超える規模で参加し、集会では委員長が有志として発言し、全国のユニオンでもこの問題について話し合ったりしているユニオンもあることを紹介したりしました。そして、デモでは、イスラエルのとどまるところを知らない攻撃に対して、今回もこどもが先頭でコールし、多くの通行人の注目を集め、外国人の途上での参加があったりもしました。


 パレスチナ出身で日本に在住し、現地に家族を残している方が、前日の市民集会に続いて、現地の声を代弁して訴えていましたが、働く以前に、生存そのものが否定されているパレスチナの人々の窮状を前に、日本政府は米国政府の顔色を窺い、停戦に向けて動こうとしません。私たちが、世界の人々の声と運動を、継続していくことがカギでしょう。


 労働問題は社会問題や政治問題とイコールではありませんが、無関係でもありません。どこまで取り組むかは、組合員の中でもいろいろ議論もあると思いますが、関心は持ち続け、一定の取り組みもできたらと思います。





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第7回運営委員会を開催

 12月9日(土)午後6時より、第7回運営委員会を開催しました。今回は運営委員でない組合員が複数傍聴参加してくれて、運営委員会の模様を知ってもらうこともできました。


 今回は定期大会前の大まかなスケジュールを決めたり、その他議論になる点がいろいろあり、かなり時間がかかりました。活発な議論になることは良いことでしょうが、結構疲れました。


 いろいろ企画などを決めましたが、その一部を紹介します。なお、これは予定なので、変更が全くないとは言えません。変更した際はご容赦ください。


 1月11日(木) 第二回組織強化会議 午後6時半 ユニオン事務所 

 1月14日(日) 三河支部会議  午前10時 刈谷市産業振興センター  

 1月20日(土) 豊橋学習会  午後6時  豊橋カリオンビル 

 2月2日(金) お茶会バテパポ(バテパポは、ポルトガル語で、おしゃべりというような意味)

         午後6時半  ユニオン事務所(上の階)

 2月7日(水)  第三回組織強化会議 午後6時半 ユニオン事務所

 2月17日(土)映画交流会  「自由と壁とヒップホップ」 午後5時から鑑賞 ユニオン事務所 

 3月16(土)・17日(日) 大会準備会議  

 3月24日(日)花見    相生公園(刈谷市) 


 多くの参加をよろしくお願いします。また、定期大会に向けて準備を進めていきますが、皆で協力していきましょう。


 

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第一回組織強化会議を開催

 12月6日(水)午後6時半から、第一回組織強化会議を開催しました。運営委員とそうでない組合員とで、10名には届きませんでしたが、活発に話し合いました。


 この組織強化会議は、来年4月に予定している定期大会を開催するにあたって、そこで提案する方針案・予算案・人事案などを作成していくことを目標に、ユニオンの活動と組織の強化をどうすすめていくか、その裏付けをどうしていくか、などについて、組合員全体で考え決めていく、そのために例年数回開催してきています。今回は第一回で、これまでのユニオンの実態についての歴史を概観したうえで、大会までの大まかなスケジュールを検討するとともに、今後の組織強化会議での議題について話し合いました。正式にはスケジュールは9日の運営委員会で決定しますが、次回は11日(木)に、運営体制や各担当の活動に関しての検討などを行い、次々回は2月7日(水)に、次年度の基本方針案の検討などを行う予定です。


 定期大会は、今期をふりかえり、来期のユニオンの方針と体制を決めていく重要な場ですが、それを成功させ、ユニオンの今後を切り拓いていくためには、運営委員もそうでない組合員も、活発に議論し、協力し団結していくことが必要です。そのための組織強化会議、そしてその後の大会準備会議(3月16・17日を予定)は、運営委員会では傍聴という参加方式になっている非運営委員の組合員も、積極的に参加できる場です。ぜひ皆で活発に話し合い、ユニオンの前進を実現していきましょう。


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「国際人権から見た関西生コン労組弾圧」講演集会に参加

 12月3日(日)午後2時より、東別院会館にて、「『国際人権から見た関西生コン労組弾圧』講演集会」(主催 関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会)が開かれました。70名の参加で、当ユニオンからも5名規模で参加しました。


 この集会は、エセックス大学人権センターフェローで写真家の藤田早苗さんが、「国際人権から見た関西生コン弾圧~国際社会から日本の人権はどう見えているの? そもそも、人権ってなに? 主張することはわがまま?」と題しての講演を中心にした集会でした。エセックス大学はイギリスの大学ですが、藤田さんは同大学で国際人権法学修士号・法学博士号を取得し、イギリスに住みながら、人権問題の国際化に奮闘されている方です。

 7月下旬、国際人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の初の日本への公式訪問がありました。ジャニーズの性加害問題も調査し、愛知を含めての訪問でしたが、うち28日に関西生コン支部を訪問したのです。そして8月4日の記者会見で、非正規・女性・外国人労働者に対する差別など企業と人権について多方面に採りあげ、そして「国連ビジネスと人権の作業部会ミッション終了ステートメント」では、労働組合の実践と困難について触れ、その中で関生労組弾圧を念頭に置いた記述もしています。そして藤田さんは、この作業部会の訪日と関生労組の訪問に尽力された方です。


 藤田さんは講演でストライキなど人権を行使する重要性に触れた後、国際人権について、不可欠であり、政府に援助を求める権利だと説明しました。実際、48年12月10日に国連で国際人権宣言が採択されたのですが、日本政府は国際人権機関などからの勧告に対して不十分な対応をしてきました。しかし、今回の作業部会の関生労組訪問とステートメントでの指摘は、日本政府が「ビジネスと人権」原則の受け入れを表明していることと関連しており、また当事者が奮闘してきたことにもよるとされました。また、イギリスと日本との、ストライキなど、人権に対する意識の違いについても述べられました。また講演に先立っての、会の石田共同代表のあいさつや、関西生コン労組組合員の諸発言や、講演に対する質疑応答でも、関生労組が弾圧に対して裁判などで闘いつつ、同時により広範に闘いを進めていくことが訴えられ、企業が人権を侵害するかたちで労働者などを苦しめたり、国家権力が労働者の権利を実現しようとする労働組合を弾圧したりすることに、国際的な面も含め、広くまた強く闘っていこうと、励まされました。


 集会は午後5時前には終わり、当ユニオンの参加者の一定の人は、ここから参加した人も含め、有志として、午後5時半からの光の広場でのイスラエルのパレスチナ人民大虐殺に反対する「ガザ緊急アクションなごや」の集会・デモに参加しました。そこではイスラエルに協力する企業へのボイコットも訴えられていましたが、企業や国家権力が労働者・民衆の命と人権を脅かすことに対しては、国際的な連帯の立場で、他国の労組がストライキなどで奮闘していることにも学びつつ、今後もがんばっていく必要があります。

 ちなみに、このアクションは9日に市民集会(イーブルなごや、午後1時半)、10日に集会・デモ(午後5時半、光の広場、全国一斉アクションDAYの一環として)などを行うとしています。10日には別の団体の入管行政に抗議する全国一斉行動もあるなど、戦争・貧困・差別など、人権を脅かす問題は種々ありますが、藤田さんが「シングルイシューだけでなく全体は根底でつながっている」と言われていたように、そうした広い視点を持ちつつ、労働組合として、今後もがんばっていきましょう。



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お茶会交流会準備会・交渉ミーティング

 12月1日(金)午後6時より、ユニオン事務所(上の階)にて、お茶会交流会準備会を開催しました。10名を超える参加で、賑やかに行うことができました。


 この交流会は、コロナ禍が一段落しているかのようになってきているなかで、組合員同士が気軽に交流する場として月1回、平日(金曜とか)の夜に、「お茶会交流会」を催したらどうかと運営委員の交流担当が企画しました。今回は、どんなものか、とりあえずやってみよう、というので、準備会として行いました。ユニオンの催しはどうしても通常業務が重なる平日でない土日になりがちですが、土日勤務の組合員も多いでしょうし、土日は休みたいという組合員も多いでしょう。しかし、平日のユニオン事務所の2階は業務や打ち合わせや会議などで使用していることも多い、ということもあり、上の3階のちょっと離れた場所でやるという風にしました。実際、飲食も交えて会話もしながら楽しく賑やかにできましたが、この準備会開催にふまえ、今後どうするか、検討していきましょう。


 そして、12月2日(土)午後2時より、ユニオン事務所+Zoomで、交渉ミーティングを行いました。10数名の参加で、2時間ほど、活発に行いました。

 今回は数件の案件の当事者らも参加して、その報告・交流も含めて行いました。この当事者同士が、会社は別だが実は知り合いで、当事者としては初めて顔を合わせてびっくりする、という出会いもあったりして、こうした顔の見える交流の大事さも思い知らされました。意外に世間は狭く、また何か案件などにおける共通性があるという面もあるのでしょうが。


 このように、今後とも、交流しながら、ユニオン活動を進めていくようにしていきましょう。参加した皆さん、お疲れ様でした。


<追記>上記の「お茶会交流会」は、「お茶会バテパポ」(パテパポはポルトガル語で、おしゃべりというような意味とのことです)という名称で、2月から基本的に毎月第一金曜日、午後6時半から、定期的に開催することにしました。というので、次回は2月2日になります。参加をよろしくお願いします。




 

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県労働委員会委員の不当任命で抗議街宣

 12月1日(金)午前8時より、県庁付近にて、愛知県労働委員会の不当任命に抗議する宣伝行動を行いました。愛労連・愛知国民春闘共闘委員会・当ユニオンから計10数名(当ユニオンからは5名規模)が参加し、宣伝カーに横断幕を掲げつつ、マイクで訴え、またチラシ・ティッシュも配布し、出勤する県・市職員など、行き交う労働者・市民に訴えました。


 11月30日に県が発表した第47期愛知県労働委員会委員名簿では、労働者委員は相変わらず連合愛知からの候補が選任され、愛労連や当ユニオンからの候補は選任されませんでした。全国では連合以外からも選任されている例が10件を超えてきているにもかかわらず、です。また、公益委員に労働法に詳しい委員を選んだり、委員全体で女性の占める割合を増やすこと、労働者委員を連合以外からも、また非正規や福祉・医療分野からも選ぶこと、などを求めて多くの署名を行ったり、街宣行動を行ったりしてきたにもかかわらず、今回は、女性の労働者委員が1名から2名に増えたにとどまりました。これでは、県労働委員会が労働者・労働組合に対する不当な行為を規制できる機関としての役割を果たすには不十分と言わざるを得ません。


 このような趣旨のチラシ・ティッシュを配布し、また当ユニオンの鶴丸委員長を含め、代わるがわる任命の不当性を訴えました。一時間でしたが、街頭宣伝に参加された皆さん、お疲れ様でした。


<追記>12月14日(火)午前10時より、愛知県東大手庁舎において、愛労連とともに当ユニオンも、労働委員会委員選任に対する抗議・要請を県に対して行いました。私たちの声を直接県の担当者に訴えることも、街頭宣伝とともに意義ある取り組みです。今後も労働委員会を労働者・女性の声を反映できる機関にしていくようにしていきましょう。






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スローワーク事件で記者会見

 11月30日(木)午後1時から、障害者就労継続支援A型事業所「スローワーク」(岡崎市)での解雇等について、11月6日付けで名古屋地裁岡崎支部に提訴したことにふまえての記者会見を行い、翌12月1日(金)『中日』朝刊の県内版に記事が掲載されました。


 この事件は、2020年からスローワークに雇用され働いていた日系ブラジル人の当ユニオン組合員Mさんが、労働条件の改善を求めて交渉していたのですが、会社は不誠実な態度をとり続け、あげくに今年2月に事業所閉鎖・従業員解雇を従業員に通知しました。しかしその後、同じ場所で、ほとんどの元従業員を雇用した別会社が営業するようになっています。新聞報道によるとこの会社は「全くの別法人」と言っているようですが、実際は、実質的に同じ会社なのに、組合員であるMさんを解雇して追い出すために偽装閉鎖をした、と言わざるを得ません。これらの不当性を争い、解雇無効や賃金支払いなどを求めて裁判を起こしました。障害者・外国人差別も絡み、不当労働行為でもあるこの事件(12月15日午後1時半から労働委員会も開かれます)の解決のため、当ユニオンもMさんらを支え、今後も闘っていきます。裁判期日は1月10日午後1時10分からです。ご支援をよろしくお願いします。

 <追記>15日の労働委員会は、救済申し立てに対して会社がろくな対応もしない状態のままで調査終了となりました。審問なしの終結となり、以降は決定待ちとなります。労働委員会の妥当な決定を求めたいと思います。

 

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