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ユニオン学習会を開催

 2月24日(土)午後1時より、ユニオン事務所にて、ユニオン学習会を開催しました。「春闘について」をテーマに、春闘に取り組みつつある職場分会組合員も含め、10名を超える参加者で行いました。


 学習会担当の運営委員2名がそれぞれレポーターとなり、今年の春闘の現状について、全国ネットに参加する他のユニオンの方針も参考にしながら、紹介し、また春闘を取り組むにあたって、日本経済の現状はどうなっているかについても紹介しました。実質賃金は下がり続け、その背景として、日本経済の状況が悪化していることがありますが、労働組合としては、労働者の生活が苦しくなっている現状を打開するために、賃上げを実現する必要があるとの報告でした。この報告を受けて、春闘要求での何パーセントとか、何円とか、の数字をどうやって決めているかなどからして、よくわからないところも含め、活発に質問や意見が出ました。


 さらに、参加した職場分会の仲間から、春闘についての報告があり、それぞれ工夫や苦労をしながら、職場から賃上げなどの職場要求を実現しようと奮闘している姿が伝わってきて、皆も励まされました。


 労働者の生活は苦しくなっており、物価上昇など経済の混迷は、今日で2年となったロシアのウクライナ侵攻や、とどまることを知らないイスラエルのガザ攻撃など、戦争による危機とも関連しています。攻撃に苦しむ人々との連帯しての行動にも、ユニオンとして、また有志として、取り組む他方で、職場闘争は、ユニオンの重要な取り組みです。この闘争を進めていくためにも、このユニオン学習会で学び交流したことを、生かしていきましょう。参加した皆さん、お疲れ様でした。






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あいち総がかり行動総会・映画交流会

 2月17日(土)午後1時半より、名古屋市公会堂にて、憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO! あいち総がかり行動 の2024年度総会が開かれました。会場いっぱいの150名の参加者で、当ユニオンからも5名規模で参加しました。


 総会は、第1部が文字通りの総会で、樫村愛子共同代表のあいさつ・議案提案と役員提案・会計報告と会計監査報告がされ、参加していただいた近藤昭一衆院議員のあいさつを挟んで、質疑の後、確認されました。


 休憩後の第2部は、記念講演として「『間違いだらけの政府 困窮するわたしたち』~間違いを正す処方箋とは~」との演題で、金子勝さん(慶応大名誉教授)をお招きして講演していただきました。金子さんは、自民党の裏金問題が、2015年(安倍)体制が生んだととらえ、円高インフレ政策としてのアベノミクスや、分不相応な防衛費倍増や、数々の悪法により、経済も民主主義も危機的になっている。改革案を打ち出し、それを実現するために、政権を変え、新たな政権にする必要がある、と、熱く語りました。1時間半ほどでしたが、迫力のある語り口に引き込まれて、参加者は聞き入っていました。

 

 最後に中谷雄二共同代表が閉会あいさつをして終了しましたが、自公政権によって促進されている経済の危機的状況の深刻さにも示されている現状に、全体的な立場で立ち向かっている総がかり行動の闘いに、当ユニオンも協力しながら、今後もがんばっていこうと励まされました。


 そして午後6時から、ユニオン事務所+Zoomにて、映画交流会を開催しました。運営委員以外の数名を含む10名規模の参加で、にぎやかに行いました。


 今回は『自由と壁とヒップホップ』を鑑賞しました。この映画は、パレスチナのヒップホップ・ムーブメントを採りあげたドキュメンタリーで、イスラエルにより抑圧されたパレスチナの若者が、ヒップホップで自らの叫びを表現していく様が描かれていました。鑑賞後、感想などを出し合いましたが、ガザでのパレスチナ人に対するジェノサイドと言うべき虐殺が続いている現状を、2年目を迎えつつあるウクライナ侵攻とも重ね合わせて、改めて考えさせられながらも、感想では、参加者の音楽の趣味も語られて、興味深くもありました。


 世界的にも国内でも危機が深まっている現状は、確かにあります。そこで、何とかがんばっていこうと、改めて感じさせられた一日でした。参加した皆さん、今後もよろしくお願いします。




 

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全国一斉最低賃金宣伝行動・第9回運営委員会

 2月10日(土)午後4時より、名駅東口にて、最低賃金宣伝行動を行いました。10名には届きませんでしたが、多くの参加者で取り組みました。


 この行動は、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークが呼びかけた全国一斉行動の一環として取り組みました。「生活できる賃金を!最低賃金どこでも時給1500円」と訴えた全国ネット作成の横断幕を掲げて、ユニオンののぼりを立て、チラシと当ユニオンのリーフレットを配布しながら、マイクでかわるがわる訴えました。特に、物価高の中で、最低賃金の大幅アップや、それを下支えとした各企業での春闘による賃上げが、生活のために必要であり、それを実現するために、労働組合に結集して闘う必要があること、などを訴えました。


 土曜日の夕方で、ひっきりなしに行き交う人々は急ぎ足でしたが、横断幕や、一万円札をもじった1500円の@生活復興券」型のチラシは、マイクの訴えと相まって、注目を集めました。1時間の宣伝行動でしたが、全国の仲間とともに、賃上げを力強くアピールしました。


 続いて午後6時からは、第9回運営委員会を開催しました。今回は、4月14日の定期大会まであと二か月となったのですが、大会で提案する24年度の方針の基となる基本方針(案)を確認したうえで、役員選挙や、大会の進め方や役割分担など、大会の具体的なプランづくりや、春闘など共闘の進め方に関して、また事務運営上の問題などでの、活発な討論を行いました。特に、種々の面で、厳しくもなっているユニオンの現状を、どう打開していくかにもかかわる難しい議論であるため、真剣で、時間を費やした議論になり、長めの会議となりました。


 またここで、大会に直接かかわるスケジュールのほかに、新たに確認した催しとしては、

 3月9日(土)14時 交渉ミーティング

 3月10日(日)10時 三河支部会議 刈谷市産業振興センター


 などがあります。多くの参加を、よろしくお願いします。


 組合員の皆さん、協力して、定期大会をステップに、ユニオンを前進させていきましょう。

 

  



 


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春闘の取り組みについて

 2月8日、20労組が連携した「非正規春闘2024実行委員会」が、記者会見を行い、また経団連ビル前で宣伝行動を行いました。「非正規労働者」による「10パーセント以上の賃上げ」を掲げ、春闘を本格的に開始しました。


 この非正規春闘2024実行委員会は、参加する各労組が、加盟する連合体・地域の枠を越えて連携しており、当ユニオンも参加しています。当ユニオンは非正規労働者ばかりでなく、正規労働者も所属していますが、正規労働者であっても、中小・零細企業で、下請け・派遣会社でもある、という会社で働いている労働者も多く、このように弱い立場に置かれている労働者が、職場分会を結成したりしながら、賃上げなどの要求をまとめ、団結して、春闘を取り組もうとしています。


 他方で、賃上げの底上げもめざして、最低賃金の引き上げを求める取り組みも、労働組合は進めつつあり、当ユニオンも、最低賃金プロジェクトチームもつくって議論したり、全国ネットが呼びかける全国一斉最低賃金宣伝行動の一環として、10日16時から名駅東口で宣伝行動を取組もうとしたりしています。


 こうした大幅賃上げをめざした取り組みは、組合員の討議をつうじて、意志一致をつくりながら、団結して進めていく必要があります。当ユニオンも、「物価高を跳ね返す大幅賃上げ」をテーマにした春闘についてのユニオン学習会を、24日午後1時からユニオン事務所+Zoomで行おうとしています。ここでも学習・討議・交流をつうじて、団結を強めて、春闘に生かそうとしています。


 社会全体では、大企業を軸とする経営側と、大企業労組を軸とする労働側と、政府を軸とする行政側との、「構造的賃上げ」による「デフレから、物価上昇をともなう日本経済へ」を基準とした要求基準に限界づけられた、協議を主とした春闘に、流れつつあるようです。その中で、物価上昇に追いつかない実質賃金の長期にわたる低下傾向は、生活苦としてのしかかってもおり、春闘の困難がその実質賃金の低下傾向にも反映しています。今「大幅賃上げ」は切実な声になっています。私たちもこうした春闘の現状をふまえながら、地道に、春闘を取り組んでいきましょう。


<追記>11日(月)に、愛労連などの主催で「第45回トヨタ総行動」が取り組まれました。午前7時半からトヨタ本社前で宣伝、また刈谷駅前でも宣伝があり、午前11時からは名駅近くの西柳公園で春闘決起集会・デモ’があり、当ユニオンでも複数の組合員が自主的に参加しました。トヨタを中心にした大企業が内部留保を積み上げている一方で、労働者の賃金は実質的に低下を続け、大企業の下請けを担う中小企業は価格転嫁が困難になっているという現状がありますが、この内部留保は、こうした労働者や中小企業の犠牲のうえに成り立っていると言わざるを得ないところがあるでしょう。そのため、この大企業の象徴としてのトヨタを焦点にした行動に、自動車関連の仕事をしていたり、下請け・中小・非正規で働いていたりする当ユニオンの組合員が、共感して参加したのです。こうした大企業に対して、また、大企業との間の困難を労働者にしわよせしてくる中小・零細企業に対して、当ユニオンは、労働者の利益を要求として、春闘を、連帯・団結して進めていこうとしています。皆さん、がんばりましょう。













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第3回組織強化会議を開催

 2月7日(水)午後6時半より、ユニオン事務所+Zoomにて、第3回組織強化会議を開催しました。運営委員を中心に10名規模の参加で、活発な議論となりました。


 この組織強化会議は、毎年、定期大会前に、大会の成功をめざして、ユニオンにとっての重要課題を重点的に議論する場として開催してきています。今回は、次年度の基本方針案の検討と、組合費の細目に関する事項についての検討とを行いました。議論は、基本方針案をめぐって、参加者から提案された複数の案を基に議論し、一定の案を決めました。これは10日の運営委員会で検討し確認する予定です。また、組合員の細目については、現在の「組合員ノート」に記載してある、組合費の規定の見直しが必要かを、大会までに案を策定して決定するのではなく、今後時間をかけて検討していくという話になりました。


 今後、10日の運営委員会で、次年度基本方針の確認や、役員定数の確認を行ったうえで、基本方針に沿って各分野の具体的な方針案を策定したり、予算案を策定したりする作業を、次々回(3月9日)の運営委員会までに行うとともに、今月末の「ふれあい通信」の作成と併せて定期大会の告示や役員立候補受付、なども行っていく予定です。そして最終的に大会の議案として提案する内容については、来月16・17に予定している大会準備会議で集中的に討議し、基本的に決定する予定です。


 この大会準備会議は、運営委員もそうでない組合員も参加して、活発に行いたいと思いますし、それだけでなく、このスケジュールの中で、組合員の意見をできるだけ反映できるようにしていければと思いますので、運営委員もそうでない組合員も、大会の実現に向けて、積極的に意見を出したり、役員に立候補したり、大会に積極的に参加したりなどの協力を、よろしくお願いします。4月14日の定期大会まであと2か月です。がんばりましょう。




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第1回お茶会バテパポ・第24回東海ネット交流会議

 2月2日(金)午後6時半から、ユニオン事務所上階にて、第一回お茶会バテパポを開催しました。10名を超える参加で、楽しく行うことができました。


 この「お茶会バテパポ」の「バテパポ」は、ポルトガル語の「bate-papo」から採っており、「おしゃべり」というような意味です。飲食を交えながら気軽におしゃべりする場として、毎月第一金曜日を基本に開催予定です。この日は12月1日の準備会を経て、初めての開催でしたが、旅行の話から全国交流集会の話まで、差し入れのお菓子なども飲食しながらの、おしゃべりを楽しく行いました。ユニオン事務所の下階(建物の2階となります)は事務室や会議室がありますが、上階(3階)にも部屋があり、少し2階とは違う雰囲気で、まったりと2時間を過ごしました。


 次回は3月1日(金)午後6時半からの開催を予定しています。お気軽に参加をよろしくお願いします。


 また2月3日(土)午後1時から、第24回コミュニティユニオン東海ネットワーク交流会議を開催しました。東海ネットに参加する各団体などから、12団体・20名規模での参加者で、活発に行いました。


 この東海ネットは、全国ネットに加盟していない労働組合・団体も含めて、東海地方でのネットワーク組織としてゆるやかにつながり、毎年、交流会議や学習交流会などを行い、時に共同行動なども取り組んでいます。この交流会議は、毎年の初めに開催してきているのですが、今回は代表者会議というかたちで開催しました。各団体から三役クラスなどの方々、ご協力いただいている東海労働弁護団の事務局長をされている田巻紘子弁護士にも参加していただきました。


 当ユニオンは東海ネットの事務局も務めており、この日も数名が参加しましたが、各団体からの取り組みの紹介の中では、当ユニオンからも、東海ネットにも協力していただいた浅賀井製作所裁判の解決報告なども行いました。また、東海ネットとして昨年韓国ワイパー労組の闘いを支援して奮闘したことなども含め、非正規・外国人・労働行政などの問題での取り組みを進めていることも確認しました。東海労働弁護団の田巻事務局長も、相談活動や労働行政などでの協力も呼びかけられ、種々の意見交流をし、午後5時をメドに終了しました。


 いずれの催しも、コロナ「第10波」が到来しているとも言われるコロナ対策も配慮しながらの交流企画ではありましたが、硬軟取り混ぜながら、ユニオンの取り組みを、さまざまに推進していきましょう。


 

 

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第4回最低賃金プロジェクトチーム会議を開催

 2月1日(木)午後1時より、第4回最低賃金プロジェクトチーム会議(現在は運営委員の希望者で構成)を、Zoomを使用して行い、活発な意見が出ました。

 

 今回は厚生労働省のホームページからも参照できる、厚労省の委託事業として、三菱総合研究所キャリア・イノベーション本部が22年3月に作成した「最低賃金に関する報告書」のレポートを基に話し合いました。この報告書は「日本の最低賃金が賃金や雇用等に及ぼす影響について」主に数量データを基に「分析、検証するもの」とされており、最低賃金に関して総合的にとりあげていましたが、議論では、最低賃金を決めるのは、春闘などの結果での春の賃上げ動向を見たうえでの時期設定になっていることとか、常用労働者(ここでは1か月以上の有期雇用・無期雇用の労働者)の現金給与総額が97年をピークに下降傾向になっているというというデータが、何に基づいているかとか、最低賃金について諸外国ではどう決められているか(適用除外の労働者がおのおのどう異なっているか)とか、配偶者控除などの関係で最低賃金を上げることに消極的な人もいるとか、中小企業の負担はどう考えるかとか、いろいろな論点が出され、また、組合員の意見もいろいろ聞く必要もあるとの話にもなりました。


 最低賃金については、ユニオンとしては、10日(土)にコミュニティ・ユニオン全国ネットの全国一斉最低賃金宣伝行動の一環として、名駅東口で16時から宣伝行動を予定していますが、そこで最低賃金の引き上げを訴えるとしても、そこの具体的な内容について、プロジェクトチームに参加している運営委員のそれぞれの意見もあるし、組合員のそれぞれの意見もあるので、大会で提案する方針とも関係し、運営委員以外にも参加を呼びかけていく方向も検討する場として、定期大会前で、24日のユニオン学習会で春闘について学ぶ予定であることとも併せ、2月26日(月)午後1時半から、第5回最低賃金プロジェクトチーム会議を開催するという予定を立てました。


 種々の予定は最終的には10日(土)の運営委員会で確認しますが、賃金引き上げについては始まった通常国会でも、春闘でも、議論になってきています。物価値上げも続く中、最低賃金も含め、賃金引き上げをめざして、がんばっていきましょう。


<追記>上記の第5回は、3月11日(月)午後1時半からに延期の予定ですので、よろしくお願いします。


 

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