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入管法改悪反対アクションに参加

 5月29日(月)午後6時より、名駅桜通口交番前にて、「入管法改悪反対!名古屋アクション」が開かれました。「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合(東海)」が呼びかけたこのアクションは、50名の参加で成功しました。当ユニオンからは、他のユニオンの活動と重なっていましたが、若干名が参加しました。当初19日に開催予定だったのですが、雨天のため中止し、今回も、あいにく梅雨入りとなりましたが、雨天決行としました。スタンディングアクションを、スピーチを行ったり、プラカードや横断幕を掲示しながら、一時間行いました。


 入管法改正案については、参議院での審議が大詰めを迎えているとされていますが、維新の議員がウィシュマさん事件について、「仮放免」を申請していたウィシュマさんや支援者に責任転嫁するかのような「かもしれない」発言を繰り返して党員資格停止処分に追い込まれたり、審議の中で、難民認定されないことの不服申し立てについて、審査がまったく不十分な現状が明らかになったりしています。今回の改正案が、難民認定1%程度の鎖国状態を変えずに、帰国しないなら上限なしの奴隷的な収容も現状のまま、ただ、例外として従来のように「在留特別許可」の他に「仮放免」も認めてやる場合もないわけではないが、「仮放免」の場合、今後は、逃亡しないよう民間で「監理」せよ、難民申請しようがもう3回目以降は基本的に認めない(送還する)のを基本とする、というのでは、改悪と言わざるを得ません。少なくとも、国会の会期末(6月21日)を控えて、採決を強行するようなことは、許されないと思うのですが、皆さん、どうでしょうか。


<追記(6月11日)>その後、全国で100か所程度で行われたスタンディングの一環として、5日に栄で行われた20人でのスタンディング(『中日』で報じられました)に、組合員が自主的に参加したりしましたが、こうした運動の高まりにもかかわらず、改正入管法は、8日の参院法務委員会、9日の参院本会議で、採決が強行され、成立させられました。他方、この9日には、政府は在留資格「特定2号」の対象を、2分野から11分野に拡大することを閣議決定しました。日本人の嫌がる分野での労働力としては、また金を落としてくれる観光客としては受け入れるが、また米軍や経済人は特別扱いだが、その他の外国人については、移民はどうしたものか困ったものだが、難民はとにかく、いてもらっては困る、場合によっては力ずくで追い出す、という外国人政策。これを、これまた力ずくで、また偽りを基に、貫くという政府・与党は、他の某野党を「国家のため」「ぶっ壊す」とかと息巻いたり、「是々非々」と言いながらちょっとした緩和策を出したりして、与党を側面援助している「野党」や、それを支持している一部の労働組合にも支えられて、国家の統治・支配システムを、より強めていこうとしているようですが、こういう、G7サミットを終えての、日本のありようを、外国人は、過去の歴史も含め、どう見ているのでしょうか。






 


 


 

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ヒメボタル鑑賞会を開催

 5月27日(土)夜、名古屋・相生山緑地で、ヒメボタル鑑賞会を開催しました。天候にも恵まれ、鑑賞もでき、10名規模の参加で楽しくできました。


 豊橋学習会と同時開催でしたが、午後8時に地下鉄桜通線・相生山駅近くで集合し、近くの相生山緑地(オアシスの森)で、ヒメボタルを鑑賞し、午後10時頃の解散まで、他にも多くの見物に来ていた人がいたそうですが、楽しめたそうです。学習会担当だけでなく、交流担当も、6月10日の第一回運営委員会の前ですが、鑑賞できる時期が限られていることもあり、この日に開催する企画を催しました。三河からの参加は時間の関係もありなかなか困難な時間ではありましたが、尾張の皆さんは十分楽しめたようです。


 他にも、すでに広報担当が、作成したユニオン動画第二弾(これは組合内部動画扱いとして、定期大会に上映し、その後限定公開としていますが)の感想会も、7月15日(土)午後6時から開催する準備を進めています。6月10日の第一回運営委員会で正式に確認するという手続きにはなりますが、このように、ユニオンの活動は定期大会を経て、すでに新たなスタートを切っています。こうした、担当ごとに分かれて(といっても新担当も正式には第一回で決めるので、正確には旧担当で準備しているわけですが)運営委員主導で企画しているとはいえ、

広い意味では組合員が進めているので、皆さん、どんどん意見を出し、参加していただくよう、お願いします。

 

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豊橋学習会を開催

 5月27日(土)午後6時より、豊橋カリオンビルにて、豊橋学習会を開催しました。定期大会後初めてでしたが、活発に行うことができました。


 学習会では、現在取り組みつつある三河での職場分会・個人の交渉の現状報告と、今期の豊橋学習会をどう進めていくかについての話が中心になりました。豊橋学習会については、すでに試案ができている名古屋学習会の課題も参考に、今後進めていくこととなりますが、名古屋学習会の課題について話すうちに、現在の、日本社会が抱えている問題の根深さにも話が及び、難しさも感じましたが、少しでも何かが学べればと思いますので、名古屋学習会ともども、よろしくお願いします。


 次回は7月1日(土)午後6時より、豊橋カリオンビルにて行いますので、奮ってご参加ください。


  



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全国ネット運営委員会・広岡法浄さんを偲ぶ会・あさイチ

 5月20日(土)午後から21日(日)午前にかけて、熊本にて、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの全国運営委員会が開かれました。当ユニオンの鶴丸委員長は、全国ネットの共同代表も務めていますが、今回の運営委員会は、今年11月25・26日に開かれる第35回全国交流集会の会場の下見も行う必要もあり、Zoomでの参加ではなく、直接熊本まで足を運びました。会場は熊本城ホール内シビックホールですが、熊本といえば、11年には熊本県阿蘇で全国交流集会を開催し、その後当ユニオンの参加者が観光で訪れた熊本城(今回の会場の近くです)は16年の熊本地震で大きな被害を受けたとかが思い起こされますが、熊本は飛行機でも新幹線でも当日出発すれば開始時間に間に合うようなので、関心のある方は、参加を検討していただければと思います。


 他方、5月21日(日)午後1時半から、三重県・津にて、「広岡法浄さんを偲ぶ会」が開かれました。ユニオンみえの書記長を長く務め、また前委員長だった広岡さんは、コミュニティユニオン東海ネットワークの代表や、全国ネットの共同代表も務めていましたが、2年前に逝去され、今回は一周忌にあたりました。上記の全国運営委員会のスケジュールと重なっていましたが、全国からも、東海からも参加者があり、100名規模で盛況となり、当ユニオンも、6名が参加しました。当ユニオンも先輩ユニオンであり、また共闘してきたユニオンでもあるユニオンみえの“顔”だった広岡さんにはお世話になっており、広岡さんの遺志をも引き継ぎつつ、ユニオン運動を前進させていく決意を新たにしました。


 また、話は変わりますが、5月24日(水)のNHKテレビで、朝ドラの次に放映された「あさイチ」では、「“なぜ私たちは・・・”非正規雇用の悩み」と題した特集を組んで、非正規雇用の問題点を、民間・公務員の両者について採りあげていました。コメンテーターを務めた竹信三恵子さん(ジャーナリスト)のコメントも的確で、勉強になりました。なかでも、非正規労働者の正規労働者との賃金格差や、差別的な対応とか、不安定雇用とかが、非正規労働者の7割を占める女性は補助的労働に従事するしかないという偏見と重なっていることや、非正規公務員(公務員の約4割を占め、そのうち4分の3が女性)の低賃金・不安定さが、公共サービスの利用者にとっても切実な問題を起こしている(番組では、DVの相談員が退職を余儀なくされたため、相談者が新たな相談員に相談しようにもフラッシュバックを起こすのでできないという深刻な話が紹介されていましたが)こととかが印象的でした。また、番組に4000ものメッセージが送られてきたという問題の大きさとともに、ユニオンとの関係については、個人では交渉は難しいが労働組合なら交渉できることや、札幌地域労組の、三苫書記長のインタビューも含めた紹介の映像や、全国ネットのHPが相談先として紹介されていました。そこで竹信さんが、闘うとまでならないにしても、自分の問題について第三者的に(会社との関係でなく)知ることができるという意味で、厚労省や日本労働弁護団のホットラインともに、ユニオンに相談することも、意味があると言っており、当事者からするとそうだ、と気づかされもしました。テレビのワイドショーというと、いまイチという人もいるかと思いますが、ユニオンに好意的な報道として、貴重だと思いましたので、ご覧になれなかった方は、NHKのアナウンサーではありませんが、NHKプラスででも、ご覧ください。


 ユニオン運動の全国的な前進で、労働者の状況の改善を、実現していきましょう。







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5.19集会に参加

 5月19日(金)午後6時半より、光の広場にて、「戦争ではなく平和を求める! 戦争煽るな!対話を尽くせ!5.19集会・デモ」(主催 憲法とくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動)が開かれました。雨天の中、デモは中止となりましたが、約150名の参加者で、当ユニオンからも数名が参加しました。


 集会はまず、あいち総がかり行動の中谷雄二共同代表が、この日から始まったG7広島サミットに触れながら、核廃絶を求める私たちの声を聞かず、岸田政権は軍需産業強化法案を通そうとし、議論もろくにせずに軍備と手を切るという戦後の道を無視している、と訴えました。

 次に、愛知県社会保障推進協議会事務局次長の日下紀生さんが、軍拡財源確保法案が、医療や中小企業対策に回すはずの金に手を突っ込んでいることを問題にし、これは戦後すぐに、軍備強化のために健康保険法改悪を行った過去と同じだとし、その時のように運動ではね返そうと訴えました。

 次に、外国人技能実習生問題弁護士連絡会共同代表の大坂恭子弁護、入管入管法改正案について、帰国しないなら長期収容、という対応を大前提とし、難民申請者を3回以上申請したら帰国させることを可能にするなどさらに厳しい対応をすること、退去命令に従わないなら罰則を科すとしていること、などを内容とした改悪案とし、廃案

にしようと訴えました。

 最後に、だまっちゃおれん!原発事故人権侵害訴訟・愛知岐阜弁護団の田巻紘子弁護士が、GX(グリーン・トランスフォーメーション)推進法案について、関連企業の利権確保、経産省に権限集中、原発回帰、と問題点を挙げたうえで、放射線被曝の影響かと思われる病状で原告が亡くなっていくにもかかわらず、国や東電は責任を求めていないという裁判の現状も訴え、7月11日の結審(名高裁)時の取り組みへの参加をも訴えました。


 以上の発言を受け、軍拡・増税反対の意志を参加者全体で、いつものようにバナーを掲げる代わりに雨傘を挙げて示して、集会を終了しました。


 この日からのG7サミットで、G7首脳の初の広島訪問を促した岸田首相の、「核なき世界を求める姿勢」の強調の裏で、核を含む軍拡の動きは、進みつつあります。先の5月3日、愛知憲法会議主催の「憲法と生きる」と謳った集会(名古屋市公会堂)後、鶴舞から、愛知総がかり行動が呼びかけたデモが行われ、当ユニオン員が数名、自主的に参加しましたが、こうした憲法の精神と逆の動きが進みつつあることに、改めて反対の声を上げたことは、意義があったと思います。

 また、この日は、午後6時から、名駅桜通口交番前で、「G7全国アクション」(入管法改悪反対!仮放免者に在留資格を!)<主催:入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合>の一環として、名古屋での宣伝行動が予定されていて、当ユニオンもこの取り組みを組合員に紹介していましたが、雨天中止となりました。先の憲法集会でも、共生について安田菜津紀さんが講演しましたが、この精神と逆の入管法改悪に反対する声も、上げることができました。

 今後も、「職場・地域・社会とつながった労働運動」(定期大会で決定した、23年度基本方針の3番目)をも、ユニオンは進めていこうと思います。集会に参加した皆さん、お疲れ様でした。





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各職場分会について

 現在私たちのユニオンには、10数か所の会社で職場分会が結成されています。一般的なパターンとしては、低賃金・賃金格差・パワハラ・解雇などの問題に直面していることが出発点となり、複数の社員で分会を組織し、会社に対して要求をまとめて団体交渉をし、特に解雇などの問題の重要性や、会社が不誠実な対応をしたりした場合には、会社付近などで宣伝行動もしたり、ネットなどでの広報活動を活発にしたりして、広く会社内外で問題を伝え、交渉を有効な形で進めようとします。そこで要求が実現できれば良いのですが、会社が要求に応じないばかりか、分会に対して不当労働行為をしてきた場合などでは、行政的な手段として、裁判や労働委員会にも取り組むように進む場合もあります(裁判は三審制、労働委員会は労働委員会は二審制ですが、労働委員会の命令は行政処分にとどまるため、裁判に持ち込めば、五審制,。また、裁判所や労働委員会の労働者への姿勢にも問題がある、など、解決のためには苦労の多い闘いにはなります)。また、春闘など、交渉を並行して続ける追求もします。少なくとも、労使がそれぞれの主張を対等にしつつ、真摯な話し合いで、問題を打開しようという関係をつくりだせれば良いのですが。

 

 こういう取り組みを進めてきている各職場分会の仲間たちが、定期大会では数多く参加してくれ、会場でそれぞれ紹介しました。また参加できなかった職場分会も含め、報告文を配布しもしました。そこでの報告などを基に、ここで主要な各分会の現状の報告をします。


日本人分会では、

 日興サービス(名古屋市港区):派遣会社で、日本貨物検数協会を派遣先としている。名古屋港に関係する貨物を扱う仕事。派遣先との「同一労働同一賃金」実現・分会員の仕事上での不当な扱いの是正、を求めての交渉を続けつつも、組合差別が続いているため、不当労働行為をめぐっての労働委員会での闘いも続けている。愛知県労働委は不当労働行為を認定した救済命令を出したが、会社側が中央労働委に申し立て、両社に対し係争中。(追記:また、5月16日、誠実交渉義務違反、分会員2名について派遣就労を拒否し・他の派遣先も紹介せず・わずかな休業手当しか払わない状態を1年以上継続している・ことによる未払い賃金、を問題にして、名地裁に提訴。)


 竹屋(春日井市):パチンコ機器関係の仕事。社員の不当な扱いを是正するよう交渉を始めたが、会社が不誠実な対応をするため、社付近での宣伝行動も実施した。が、分会員への不当な扱いは激しくなり、不当労働行為として愛知県労働委員会に救済申し立てを行い、救済命令が出されたにもかかわらず、会社は取リ消しを求めて県を訴えるが、名地裁は請求を棄却。他方で、未払い賃金支払いを求める裁判(名地裁)、また会社の対応の改善を求めての交渉も継続中。


 三和清掃(小牧市):廃棄物処理関係の仕事。不払い残業是正などを掲げて交渉を始めたが、会社の不当な組合介入がなされたため、県労働委に救済申し立てを行い、救済命令が出されたが、会社は中央労働委に再審査を申し立てた。が、未払い残業代の支払いを求めた裁判では組合の要求実現の方向での和解(名地裁)を実現し、団交でも会社の対応が好転するなど、労使関係が改善されつつある。(中央労働委でも、5月23日、同様に組合・分会の要求実現の方向での和解を実現。組合脱退勧奨・この問題での団交拒否について、会社が謝罪し、団交における誠実交渉義務を明示した内容。なお、4月3日に会社付近で宣伝鼓動を実施)                                    


南米人では、


 碧海工機(西尾市):自動車部品製造の仕事。契約社員である外国人の大規模な雇い止め問題が発生し、多くの南米人が組合加入。交渉・会社前の宣伝行動などで、5年を超えて契約を更新している分会員は雇用継続をかちとったが、未満の組合員は雇い止めは撤回されず、名地裁で提訴し、県労働委員会にも申し立てたが、裁判所で職場復帰を含む和解を実現でき、労働委でも和解。雇用継続をかちとった分会は、「同一労働同一賃金」をめざしての交渉を進め、賞与の初めての獲得や、基本給の増額をかちとり、現在春闘交渉を継続中。


 ヒサダ(安城市):自動車部品製造の仕事。契約社員の南米人の無期雇用転換や「同一労働同一賃金」獲得要求などを掲げ団交を進めるが、不当労働行為もあり、会社前の宣伝行動も実施した。その後、分会員に対して個人単位での雇い止め・パワハラ・労災などをめぐって裁判・団交を断続的に続けてきた。今年は分会として春闘要求を掲げての団交を開始しようとしている。(追記:6月14日、団交を実施)


 浅賀井製作所(安城市):自動車部品製造の仕事。準社員・契約社員である南米人の「同一労働同一賃金」実現(差別賃金分請求、その後退職金に関しても)を掲げ、定年後の賃下げ問題なども含めての団交後、裁判も提訴(名地裁)し、裁判・団交を継続中。途中から関連会社エィ・エス機工の労働者も分会に参加し、同様な要求での団交後、裁判を開始、継続中。


 興和工業所(名古屋市瑞穂区):めっき加工関連の仕事。契約社員である南米人の労働条件・解雇問題を抱えてきている。無期転換した後、正社員には払われる退職金が払われないのは違法として裁判を開始。


 以上が裁判や労働委員会まで進んだ分会ですが、他に、日本人分会では、尾張交通(一宮市)・ニチハエンジニアリング(名古屋市港区、3月3日に会社付近で宣伝行動)・盟和精工(弥富市)が、労働条件改善を中心に交渉(準備も含む)を続けています。

 南米人分会では、宝工業所(刈谷市)・近藤工業(豊田市)でも労働条件改善をめざす交渉(準備も含む)を続けています。

 その他の分会は、過去交渉や裁判で、一定の成果を実現したうえで、職場で仕事に奮闘しつつ、分会組織を維持しています。今後、分会拡大の追求と共に、何か課題があれば、交渉申し入れなどの取り組みも再開するでしょう。


 それぞれの職場分会の奮闘と、相互交流促進をめざして、今後も、がんばっていきましょう。




 







 


 




 


 


 


 


 


 

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第25回定期大会、成功する

 5月14日(日)午前10時より、刈谷市産業振興センターにて、第25回定期大会を開催しました。60名規模の参加で、ユニオンの前期の活動をふまえたうえで、今期の活動方針・予算・役員などを決定し、成功しました。


 最初に司会が、開会宣言の後、コロナがなお収束しない中で、ポルトガル語通訳も交えながらという条件下での開催という事情説明をした後、議長等を選出し、最初に鶴丸委員長があいさつを述べました。続いて私たちが参加するコミュニティ・ユニオン全国ネットワークの会計担当の塚原久雄さん(武庫川ユニオン書記長)から、連帯のあいさつをしていただきました。(なお、大会に寄せていただいた、各ユニオン・その他の諸団体・個人の方々の、35通ほどのメッセージは、文書や掲示でのご紹介とさせていただきました)続いて資格審査として、選挙管理委員会が実出席60名弱・200名強の委任状により、過半数で大会が成立していることを報告し、そのうえで、大会議案に沿っての議事を進めました。


 まず議案の経過報告として、前期の活動の経過報告を行い、次いで今期の方針の提案を行い、続いて会計報告(前期の決算報告)と今期の予算提起を行いました。時々で数名の組合員から質問・意見が出され、運営委員が回答し、確認・承認しました。


 次いで規約改正案(金銭的解決に伴う組合への配分に関して)と細目に関する確認事項を提案し、次いで年間ストライキ権の行使に関する決議案(状況に応じて迅速にストライキ権を行使できる条件を確保するため)を提案しました。前者については、今回、新たな内容での提案ということもあり、数名の組合員から質問が出ました。続いて役員(運営委員)選挙に移りました。今回は、定員数ちょうどの立候補者があり、信任というかたちでの選挙となりました。


 次いで、上記の規約改正案とスト権決議案と役員選挙に関する投票に移りました。投票後、集計作業の合間に、参加者の多数を占める各職場分会員を、分会単位でそれぞれ紹介し、職場内外での、闘いの紹介・相互交流の促進を図りました。


 そして集計結果の報告が選挙管理委員会からあり、上記の案が承認され、また役員も全員信任されました。そして選出された、新任を含む新運営委員会の面々が壇上にあがり、代表で、再任された鶴丸委員長が、運営委員会を組合員皆で支えてほしいと呼びかけるあいさつをして、大会議事を終了しました。


 その後、自由参加で(といっても、予定時間を超過していたにもかかわらずほとんどの組合員が残って)、組合員限定公開の動画(顔出しNG?の方々がいたせい?内容のリアル度が高かったせい?)を上映し、またその後、帰り際に会場の部屋の外のフロアでの「あいち総がかり行動」の署名も帰り際に多くの組合員が応じ、こうして大会は無事終了しました。その後もフロアで交流の輪ができる中で、並行して片づけを済ませ、午後1時過ぎ、新運営委員会の最初の会議日程を確認し、無事、終了しました。その後、以前の大会のように、会場での飲食を交えた交流はなおできないコロナ下なので、昼食を兼ねての非公式な希望者による交流会もして、新たな出発に備えました。なお、その後も、事務所に戻って、片づけや次のユニオン活動の準備をした方もいました。


 というわけで、体調不良で参加できなかった役員もいたという年一回の大イベント(なんですね、これが)の定期大会も、無事、終了しました。大会成功のためにご協力いただいたすべての皆さんに、お礼申し上げます。新たなユニオンの取り組みを、進めていきましょう。





 







 


 

 








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今期のユニオン学習会について

 5月13日(土)午後、学習会担当会議を開きました。これは、今期のユニオン学習会を定期大会後開催するにあたって、学習会を運営するために、開催しました。正式には大会後に召集する方が良いのでしょうが、その前にその時点での担当者で、試案を作成しておこうと、大会直前に行いました。14日の大会でユニオン全体での方針などが決定しましたので、それにのっとり、この会議での試案を皆さんにお知らせし、今後の議論を経ての決定・実行に生かしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。(なお当ユニオンでは、各種分野の担当者(各運営委員を中心にした)による担当者会議を適宜開催して運営しており、本来その会議全体を紹介すべきですが、今回、学習会という、大上段に言うとユニオン活動全般を視野に入れた活動という関係上、この記事を掲載させていただきました。ご了承ください。なお、名古屋での学習会に即して、豊橋学習会も適宜開催していきます)


 まず運営としては、前期の学習会の反省にふまえ、ユニオンの活動全体をすすめていくために、なるべく定例開催をしていくように、毎月第四土曜日開催を基本にしていくようにしていこうとのスケジュール設定を確認したうえで、労働者が直面する状況を概観し、


 第1回 転職と職業訓練について         6月24日(土)13時

 第2回 平和問題(広島)加害と被害⇒平和主義  7月22日(土)13時

 第3回 賃金の底上げをどう実現するのか?    9月23日(土)13時

 第4回 定年と定年後再雇用          10月28日(土)13時

 (これ以降は改めて打ち合わせる)

 という試案を練りました。

 

 この試案をネタに、今後、学習会を運営していく準備を進めていきますので、皆さんの積極的なご協力をお願いします。今期もユニオン学習会をよろしくお願いします。

 




 


 


 


 


 

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ウィシュマさん死亡事件国賠訴訟第6回口頭弁論について

 5月10日(水)午後2時半より、名古屋地裁にて、ウィシュマさん死亡事件の国家賠償訴訟の第6回口頭弁論が行われました。傍聴参加が呼びかけられ、当ユニオンの組合員も参加を予定していましたが、事情で参加できなくなりましたので、報道を基に紹介させていただきます。(追記:なお、その後、参加した組合員がいたとのことですので、その点について、訂正します)

 

 口頭弁論後の進行協議で、被告の国側が、原告側がビデオ映像の一部を公開したことは、民事訴訟法での、証拠複製を当事者や利害関係者に限るとした趣旨を「潜脱する」と、4月28日付の意見書提出にふまえての主張をしたようです。裁判所は特に言及せず、原告側も記者会見で「公開前に裁判所から懸念を示されていない」と反論したうえで、公開は正当と主張したようです。


 皆さんはどう思われますか。あえて個人的見解ですが、295時間分の映像のうちわずか5時間分しか証拠として出さないでおいて、そのわずかな証拠を公開(し拡散させかねなく)するのは法の趣旨に反する、と、自らの一機関が死を招いた被害者の家族に対して、なじるという、「国」って、何なんでしょうね。こういう「国」が、他方で、入管法改正案を、衆院での可決(9日)に続き、参院でも可決成立させようとしています。今この記事を書いている最中(12日午後7時)、国会正門前では、「入管法の改悪に反対する大集会」が(追記:4000人を超える参加で)開かれているのだけれど、NHKの7時のテレビニュースでは、一向に報じず、トップニュースは、教師を容疑者とした異様な事件での「容疑濃厚」と思わせる情報を小出しする一方、米TIME誌のウェブサイトの特集記事で岸田首相が日本の軍事大国化に政策転換したとの見出しを、(追記:どうも外務省関係者の指摘もあって)トーンダウンした(G7サミット直前に、ですが)という件さえも、夕方5時のニュースで短く報じたら、あとはゴールデンタイムでは報じない、という風です。これは米マスメディアとの関係ですが、国内では、国のトーンに批判的な報道は「放送法」で規制するという話もあるし、こうした排外主義と国内統制は、軍拡の現実と併せ、全体的に考えると、軍事大国への道だと思わざるを得ないのですが、どうなんでしょうね。


<追記>翌日の報道によると、この12日の、入管法改正の参院の審議で、維新の議員が、「支援者の助言は、詐病の可能性を指摘できる状況へつながったおそれも否定できない」と、述べたそうですが、こういう形式的可能性の論理を積み重ねていく手口は、上記の国の意見書もそうですが、内容からすると、こういう点もあると問題を相対化して論点をずらしているように思えるのですが、どうでしょうかね。まあ、こういう不毛なやりとりは、団交とかでも、あるような気もします。金もあって、偉くて、頭の回る人たちの弁論術ってのに、直対応ばかりするのも、どうかと思いますが。








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第12回運営委員会を開催

 5月6日(土)午後6時より、ユニオン事務所(+Zoom)にて、第12回運営委員会を開催しました。今回は14日の定期大会の一週間前ということもあり、定期大会実現のための細部の詰めに関する話に、時間をかけました。


 あとは、交流企画として、5月27日(土)夜、ホタル観賞会を行う(午後8時に地下鉄相生山駅出口集合、一時間半ほどかけて近くの相生山緑地でホタル観賞をして、午後10時に相生山駅に戻る)という話になりましたが、まだ具体的に詰めきれていないので、興味ある組合員の方は、後日のメール通信で確認してください。豊橋学習会の日取りと重なっていますが、どちらかに参加していただければ幸いです。

<追記>上記の集合場所は相生山駅から若干離れた場所、帰りも10時頃、とのことですので、参加を希望する方は事務所に連絡してください。



 また、次回の運営委員会は、6月10日(土)午後6時からという案は出されていますが、実際には大会で選出される予定の新運営委員会が決めることなので、決定ではありません。ちなみに、次期の運営委員候補は定足数が立候補しましたので、信任投票となります。大会前に、それぞれの立候補者の所信表明を検討していただき、大会での清き一票をお願いします。また、何とか、大会の成立を満たす実出席数+委任状数は確保できそうな見通しはありますが、成立するか予断を許しませんので、ぜひ参加を、参加できないで委任状がまだの方は委任状を、お願いします。参加される方は、コロナには一応配慮していただき、もう届いているかと思いますが議案書を必ず持参してください。積極的な参加で、大会を成立させましょう。そして、今期の運営委員全体を代弁して、お世話になりました。


 


 

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第94回メーデーに参加

 5月1日(月)午前、愛知県内でも、愛労連が中心になった実行委員会が主催する、第94回メーデーが開かれました。当ユニオンは、愛知県中央メーデーと、安城西三河地域メーデーとに分かれて参加しました。


 愛知県中央メーデーは、伏見駅近くの白川公園で開かれました。午前9時からオープニング企画があり、9時半から集会が始まりました。参加は1800人で、ユニオンからは10名規模で参加しました。賃上げをめざして闘ってきた経緯と決意を中心にした主催者あいさつを西尾実行委員長(愛労連議長)が行った後、日本ウクライナ文化協会・だまっちゃおれん!原発訴訟愛知岐阜原告団からの来賓あいさつ、春闘を闘う各分野からの報告、音楽演奏、デコレーションコンクール審査・メーデー宣言確認などが行われ、団結ガンバローで終了しました。春闘報告ではストライキも含めての闘いを進めてきたことが報告され、闘いの進展と組合の団結強化とをともに実現していく必要性を感じさせられました。


 その後、2コースに分かれて、名古屋の中心街を、シュプレヒコールをあげながら、元気よく栄までデモ行進しました。当ユニオンも集会で掲げたユニオン旗・のぼり・最低賃金引きあげを訴える全国ネット作成の横断幕を手に、賃上げと団結・連帯を訴えてアピールしました。


 安城西三河地域メーデーは、午前9時から、安城市・アンフォーレねがいごと広場で開かれました。参加者は150名規模で、ユニオンからは、賛助会員を含めると、10名近い規模で参加し、東海ネットの仲間である全トヨタ労働組合・愛知ユニオンからの参加もありました。

 午前9時からは農産物の販売が始まり、45分からのうたごえで高まった雰囲気の中で、午前10時から集会が始まりました。実行委員長あいさつ・各政党からの来賓あいさつ、参加している各団体の紹介後、職場報告に移りました。最初に当ユニオンから報告しました。前にブラジル人組合員を中心に出て、ユニオンのポルトガル語ののぼりを掲げながら、三河地方の各分会の取り組みを中心に、運営委員の日本人・ブラジル人が分担して報告しました。次いでJMITUに所属する川本製作所労組のストライキを含む春闘報告や、刈谷民商・岐阜ローカルユニオンのペルー人の方も飛び入りで発言しました。その後メーデー宣言確認・デコレーション紹介・「戦争反対」「最賃1500円」を掲げたスタンディングオペレーション・と続き、団結ガンバローで閉会し、その後、安城市内をデモ行進し、終了しました。


 雨天にたたられた昨年とはうって変わって、初夏を思わせる晴天の中、100年を超える歴史をもつ労働者の日としてのメーデーを、主に、賃上げと戦争反対を訴えて実現しました。参加した皆さん、お疲れ様でした。



 

  









 

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