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ユニオン学習会を開催

 10月29日(土)午後1時より、ユニオン事務所(+Zoom)にて、ユニオン学習会を開催しました。十数名の参加で、活発に行いました。


 今回は「『いま、憲法が熱い!! 』~みんなで語ろう憲法問題~」を演題に、塚田聡子弁護士(名古屋共同法律事務所)に講演していただきました。塚田弁護士は、一方的に話をするのでなく、参加者で話し合うかたちで進めるとして、お題を基に、参加者に質問を出しながら、議論を進めるコーディネート方式での「講演」を行いました。

 お題として挙げたテーマは「憲法9条と『敵基地攻撃能力』(のちに『反撃能力』に変更)」、「憲法20条(信教の自由)と『旧統一教会への宗教法人への宗教法人解散命令』」、「憲法14条(法の下での平等)、憲法19条(思想及び良心の自由)と『国葬』」という、現在特に問題になっている、憲法にかかわる諸点でした。レジュメでは、それについての賛否両論を整理したかたちでまとめられていたのですが、学習会はそれにこだわらず、参加者各自に自分の意見を出してもらって、それを基に進めました。賛否、あるいは慎重論・保留論・わからない論、が出て、またそれぞれの中にもさまざま個性が出て、全員参加型の興味深い学習会となりました。


 最後は時間切れ気味ながら、きちんと2時間の制限時間内にまとめていただきました。参加者も眠くもならず、緊張はしたと思いますが、率直に意見を出し合えました。自分の意見を言うことが苦手な人もいましたが、それも皆で一定フォローできたようでした。今後も大事なテーマですし、考える道筋を学びながら、深めていければと思います。参加した皆さん、お疲れ様でした。塚田弁護士、ありがとうございました。



<追記>次回のユニオン学習会は、1月21日(土)午後1時から、2時間程度、ユニオン事務所+Zoomで、春闘をテーマに行います。参加をよろしくお願いします。




 



 

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映画とトークで考える 女性と労働組合 に参加

 10月23日(日)午後1時半より、労働会館東館ホールにて、「関西生コンつぶしの弾圧を許さない東海の会」が主催して「映画とトークを考える 女性と労働組合」が開催されました。盛況で、当ユニオンの組合員も5名規模で参加しました。


 大石あきこ衆院議員(れいわ新選組)のビデオメッセージに続き、第一部としてドキュメンタリー映画「ここからー『関西生コン事件』と私たち-」(土屋トカチ監督)が上映されました。全国初の上映で、関西生コン支部への弾圧に対する闘いを、一人の女性ドライバーに焦点を当てて描いた映画でした。

 

 続いて第二部では、関西生コン支部組合員からの報告と討論として、石田好江さん(会共同代表 女性ユニオン名古屋)がコーディネーターをつとめ、映画の主人公である松尾聖子さん、平田郁生さん(関生支部教育部長)が、弾圧を受けながらも、闘い続けるとの発言をしました。また、会場からも当ユニオン、女性ユニオン名古屋の女性組合員が発言したほか、弾圧事件についての質問や、映画についての意見が出されました。


 最後に熊沢誠共同代表がまとめの発言をして終了しました。関西生コン支部への弾圧をはじめとした、労働組合への弾圧や、組織化の困難、また女性ならではの大変さもありますが、女性も、また男性も、協力しながら、闘っていきましょう。

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東海労働弁護団第63回総会に参加

 10月22日(土)午後1時半より、名駅近くのウインクあいち1208号室(+Zoom)にて、東海労働弁護団第63回総会が開かれました。会場・Zoom参加とも弁護士・労働組合員など多くの参加があり、当ユニオンからも数名が参加しました。


 東海労働弁護団は、労働事件などに取り組む弁護士で結成する団体で、労働組合とも協力関係にあり、当ユニオンもお世話になっています。そのご縁で、例年の総会にも参加を歓迎していただいています。今回は後半の特別企画で報告もさせていただきました。


 総会は、前半は文字通りの総会でしたが、途中で日本労働弁護団の木下徹郎事務局長の本部報告があり、そこで解雇の金銭解決制度・裁量労働制拡大などの労働時間制度・最低賃金・外国人労働者受け入れなどの諸問題に直面しているとの提起などもありました。


 後半は総会特別企画「愛知県労働委員会の正常化を求めて」が催されました。当ユニオンの鶴丸委員長も労働委員会での取り組みを報告し、他に東海ネットの仲間である愛知連帯ユニオンの方や、愛労連や愛労連傘下の南医療生協労組の方などもそれぞれの取り組みにおける労働委員会の問題性について報告しました。他にも、岐阜の労働委員会や、東京都や大阪府の労働委員会についても紹介され、県労働委員会がとりわけ労働者に対し厳しい現状が浮き彫りにされたり、その改善のためにさまざまに取り組みを進めていく提起がされたりもして、活発な経験や意見交流ができ、終了予定時間を若干超えて、終了しました。参加された皆さん、お疲れ様でした。今後ともよろしくお願いします。


 

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第2回名古屋ユニオンセミナーを開催

 10月21日(金)午後6時半より、ユニオン事務所(+Zoom)にて、第2回名古屋ユニオンセミナーを開催しました。10数名が参加して、活発に学び合いました。


 今回は、「労働組合とおもな活動」をテーマとした第一回を受け、「労働組合に求められるもの」をテーマに行いました。途中で2グループに分かれての「労働組合を魅力的にするには何が必要か」を中心にした討論も交え、その後討論の概要を報告しあったりもしました。ユニオンの活動を豊富に、また多様に進めるさまざまな提案が積極的に出され、参加者の勉強になりました。最後に、組合員の直接の問題だけでなく地域・社会の問題にも取り組んでいくことについて、アメリカの労働運動の経験にも学んで検討していこうとの問題提起もありました。


 次回は11月25日(金)午後6時半より、「労働組合と社会・政治とのかかわり」(仮)をテーマに、中京大学から現在武蔵大学教授として、また学生にかかわる社会的問題などに積極的にかかわっておられる、大内裕和さんを講師にお招きして行います。次回も多くの方の参加を、よろしくお願いします。





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コミュニティ・ユニオン全国交流集会を実現

 10月15日(土)・16日(日)、札幌市の北海道自治労会館にて、「しる・おこる・こえあげる・つながる・ひろがる・かわる」をテーマにして「第34回コミュニティ・ユニオン全国交流集会in札幌」が開催されました。全国から50ユニオン・250名が参加し、東海からも、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークに未加盟のユニオンも含め、東海ネットに参加する6ユニオン(15名)が結集しました。当ユニオンからも4名が参加し、全国の仲間と交流を深めつつ、集会の成功のため奮闘しました。


 第一日目(15日)午後1時半に開会となりました。現地実行委員会・代表あいさつに続き、総会の議事に入りました。棗日本労働弁護団代表幹事・福島参院議員・鳥井移住連代表理事の来賓あいさつを受けた後、経過報告・活動方針の提案、会計決算・会計監査報告、予算案提案、役員体制提案、と続き、承認されました。内藤連合総合運動推進局総合局長からメッセージをいただいていることも報告されました。

 次いで、昨年の静岡での交流集会の実行委員会が、集会の予算の余剰を活用して初めての全国ネットの旗を寄贈するとのことで、その贈呈を行いました。旗の他に、幟も作成したことも報告されました。

 次いで、特別報告に移りました。よこはまシティユニオンから三菱電機での労災認定による解雇撤回をかちとり職場復帰を実現しつつあること、なかまユ二オンから東リ偽装請負争議で勝利判決をかちとったこと、札幌地域労組から花畑牧場でのベトナム人ストへの報復を撤回させたこと、がそれぞれ報告されました。


 休憩後、『先祖のように自由にサケを獲りたい』と題して、市川守弘・ラポロアイヌネイション鮭捕獲権確認訴訟弁護団長が、特別講演を行いました。アイヌが先住民族として、江戸時代まで自由にサケを捕獲できてきたにもかかわらず、明治になって土地を奪われ、サケも捕獲できなくなったことに対して、先住権を主張して一昨年提訴したことについて話していただきました。話を通じて、権利を主張して闘うことはユニオンにも通じることも、明らかになりました。


 休憩後、参加ユニオン紹介に移りました。九州から順に各地域ごとに壇上にあがって、それぞれ、個性や地域性を発揮して、参加している所属するユニオンの紹介を楽しく行い、最後は北海道で締めました。通常は一日目の終了後の交流会の中で参加ユニオン紹介も交えるのですが、今回の集会も、コロナ禍が続く中、交流会は行ないませんでした。そして最後に、労働政策研究・研修機構の呉さん、コミュニティユニオン顧問の中野弁護士の励ましの発言を受けて、午後6時40分ごろ、一日目は終了しました。


 当ユニオンの参加者はその後、東海ネットの他のユニオンとの交流会(一次会)、全国横断の交流会(二次会)に

参加し、楽しく交流を深めました。


 第二日目(16日)は午前9時から、10の分科会を行いました。参加者皆で、各々の分科会を成功させました。そして午前11時15分から全体集会を開始しました。最初にこの集会のまとめの発言を、全国ネットの共同代表の一員でもある当ユニオンの鶴丸委員長が行いました。続いて次回の開催地である熊本の、連合熊本ユニオンから、集会実現の呼びかけがされ、続いて集会宣言を採択し、最後に共同代表の一員でもある連合福岡ユニオンの寺山さんから閉会あいさつを受け、最後に団結ガンバローで締め、正午、終了しました。


 その後13時から女性交流集会が開催されましたが、当ユニオンからは参加せず、東海の他のユニオンの参加者らと昼食をとったり、また会場近くの北大構内散策を行ったりなどして、交流を深めました。こうして、遠方ということもあり静岡のように多数での参加とはいきませんでしたが、全国の仲間と共に全国交流集会を成功させました。参加した皆さん、また、集会実現のため奮闘した現地実行委員会の皆さん、ありがとうございました。今後もがんばっていきましょう。










 

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ホットラインに参加

 10月9(日)・10日(月)、全国労働安全センター連絡会議が主催して、「職場のメンタルヘルス・ハラスメントほっとライン」が全国11都道府県で開設されました。名古屋では名古屋労災職業病研究会を会場とし、コミュニティユニオン東海ネットワークの仲間である同研究会、ユニオンみえ、名古屋シティユニオン、愛知健康センター、当ユニオンが協力し合って10・11日に行いました。事前に中日新聞で報道され、当日もテレビ愛知が取材・放送というようにマスコミの協力もいただきました。2日間で10件規模(全国では97件)の相談では、経営者の配偶者の方が従業員から圧力を受けているという相談もあり、パワハラの多様さを感じさせられました。


 このホットラインは、10日の世界メンタルヘルスデーに合わせて開催しました。6日のNHKテレビニュースでの報道によれば、今年の「過労死白書」の内容が明らかになったが、そこでは、2010年度から2019年度までにうつ病などを発症し労災と認定された4491人について傾向を分析したところ、業種では、製造業が最も多いのは変わらないが、医療福祉が増えて2番目になり、建設業も増加した、また、増加が目立ったのは、男性が「2週間以上の連続勤務」、女性では「嫌がらせやいじめ」と男女で差があったとのことです。


 このように、メンタルヘルスは業種や男女別に、またさらに個々の事情に応じ、さまざまに対応が必要になる問題ですが、うつ病などで労災認定されたのは昨年度629人と過去最多だそうで、それも氷山の一角、となると、深刻な実態はこのホットラインでもうかがえました。メンタル上も負担が増す厳しい労働状況ですが、何とか対応していきましょう。



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藤前干潟で野鳥観察・散策を行いました

 10月9日(日)午前11時から、藤前干潟にて、野鳥観察と散策を行う交流企画を催しました。初参加の人や久しぶりの人、ブラジル人組合員、賛助会員など、十数名の参加者で、楽しく行うことができました。


 藤前干潟は、名古屋市港区と海部郡飛島村にわたり広がる干潟で、庄内川・新川・日光川が合流する河口にあり、渡り鳥や魚・カニなどが集う都市の中の貴重な自然が息づく場です。かつて(1984年)名古屋市がごみの処分のために埋め立てる計画を発表したのですが、中止を求める運動が起こり、市は99年に計画を断念しました。その後2002年に、国の鳥獣保護区(集団渡来地)に指定され、続いてラムサール条約(「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」)に登録されました。今年はちょうどそれから20年という節目に当たります。


 というわけで、動物好きな人、癒されたい人、交流したい人、近場で楽しみたい人、環境問題をつうじて、自然でもある人間が自然を破壊している矛盾を熟考したい人まで、いろいろな人が集まりました。最近結成されたニチハエンジニアリング分会の職場が目と鼻の先という偶然も重なったのも、ユニオンらしかったです。最初に名古屋市野鳥観察館(最寄り駅はあおなみ線 野跡)で望遠鏡で野鳥を観察した後、ビジターセンターで野鳥についてのDVDを視聴し。その後干潟沿いの公園を散策しました。こうして、2時間にわたって藤前干潟を堪能しました。雨が降りそうな曇り空でしたが、何とか雨の影響も受けることなく、交流企画として成功させることができました。参加された皆さん、お疲れ様でした。


 

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第5回運営委員会を開催

 10月8日(土)午後6時より、ユニオン事務所(+Zoom)にて、第5回運営委員会を開催しました。今回は、ユニオンの取り組みの中心になっている相談・交渉の担い手を「増強」し組織化につなげたり、賃上げ闘争を職場で進めたり、ユニオンを知らせる広報活動を進めたり、など、多方面での活動を「増強」していくことを確認しました。また、行事としては、明日の藤前干潟散策をはじめ映画交流会などの交流企画や、改憲問題に関してなどの学習会について再確認し、また、11月19日の全体交流会の、詳細を確認しました(動画を観た後、グループワークを行う)。これらは10・11月の企画で、忘年会シーズンの12月は、コロナ対策もあり、12月18日に西三河でゲームを主にした忘年会を行うにとどめる予定との話になりました。また、活動場面の拡大や、他団体との協力関係を深めていくことも検討しています。


 ユニオン員の増加とともに運営委員も増加してきており、ユニオンの「増強」が問われています。今さらですが、運営委員だけではできません。皆で、ユニオンを盛り立てていきましょう。明日は午後から雨のようで、何とか散策はできそうです。参加される皆さん、暖かくして自然に癒されてください。



 

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最低賃金宣伝行動を実現

 9月30日(金)午後6時より、名駅東口にて、愛労連(愛知県労働組合総連合)とともに、最低賃金宣伝宣伝行動を実現しました。当ユニオンからは数名が参加し、組織の枠をこえて、総勢40名規模で賑やかに行いました。


 愛知県の最低賃金が986円に引き上げられる、その発効の前日でしたが、私たちは愛労連とも連携しつつ、最低賃金の大幅引き上げ(全国一律今すぐ1000円、1500円以上への引き上げをめざす)を求めて、宣伝行動や、愛知地方最低賃金審議会への傍聴参加・県への異議申し立てなど、さまざまな行動を行ってきましたが、最終的には9月1日の愛知県労働局長の官報公示により、この31円引き上げが、同審議会の答申どおりに決定されました。しかし、引き上げ額も、地域間格差の縮小も、まだまだ途上であり、今年は特に、10月からの諸物価の値上げなどで、引き上げも相殺されてしまいかねません。こうした生活苦の現実を、直面している当事者である私たち労働者の声をあげ、大きくしていくことによって、打開していくために、この宣伝行動を実現しました。


 行き交う多くの人々に、最低賃金が翌日から引き上げられること、さらに引き上げていくためには労働組合に参加してともに行動していくこと、などを訴え、またチラシ配布・署名・シール投票・バンド演奏など、多彩な宣伝を行いました。当ユニオンの組合員も横断幕を掲げ、アピール発言も行いました。沿道の人々から、若者を含め、共感の声もあがりました。


 今後とも、最低賃金を大幅に、また全国一律で、引き上げていくよう、取り組みを進めていきましょう。参加した皆さん、お疲れ様でした。

 

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