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豊橋学習会を開催

 9月30日(土)午後6時より、豊橋カリオンビルにて、豊橋学習会を開催しました。名古屋学習会の半分規模の参加者ですが、活発に行うことができました。


 今回は9月23日のユニオン事務所での学習会(「賃金の底上げをどう実現するのか?」をテーマにした)のレポートの復習をしたうえで、参加者で意見を出し合いました。物価の値上げが著しいこと、最低賃金の引き上げについて、中小企業の経営の困難さについて、賃上げの闘いについて、職場の実態について、など、話は多岐にわたり、いろいろと感想・意見を活発に出し合い、予定より長く行いました。


 次回は11月18日(土)午後6時から、豊橋カリオンビルにて行う予定です。参加をよろしくお願いします。


<追記>なおこの日は、午後4時半から外国人労働者組織化学習会を行いました。外国人労働者の組織化は、特に三河で問題になっており、豊橋学習会でも取り組みを紹介しています。今後も取り組んでいきましょう。


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ユニオン学習会を開催

 9月23日(土)午後1時より、ユニオン事務所+Zoomにて、ユニオン学習会を開催しました。祝日でしたが、10名規模の参加で、にぎやかな学習会となりました。


 今回のテーマは、「賃金の底上げをどう実現するのか?」でした。学習会担当のレポーターが、詳しいレポートをつくって報告し、それをめぐって活発に議論しました。レポートは、賃金の底上げをどう実現するかを考える場合に必要な、日本経済の現状把握に力点を置いたレポートで、経済を把握する上での理論面や、世界的に見て、また歴史的に見て、日本経済の現状がどういう位置にあるか、という視点や、よく労働組合が主張する「企業の内部留保」の問題や、今後の展望としては福祉重視の政策をとる必要がある、などの立場など、さまざまな論点を提示しており、難しいところもありましたが、さまざまな点で活発な質問や意見が出ました。それほどまとまった議論ができたわけではなかったですが、それぞれの参加者や、お互いが、新たに問題を掘り下げていくきっかけとなったようでした。


 次回は、10月28日(土)午後1時より、ユニオン事務所+Zoomにて、「定年と定年後再雇用」をテーマに行います。参加者の経験交流もしながら、老若男女、にぎやかに行えればと思いますので、よろしくお願いします。また、9月30日(土)には、本日の学習会の復習も含めた学習会を、豊橋カリオンビルにて、午後6時から開催しますので、こちらもよろしくお願いします。

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9・19総がかり集会に参加

 9月19日(火)午後6時半より、矢場町駅近くの光の広場にて、「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動」が主催して、「戦争法強行採決を忘れない!岸田自公政権退陣!9.19集会」が開かれました。約200名の参加で、当ユニオンからも5名を超える、多めの参加で臨みました。


 「屋台の珈琲」さんの歌が披露された後、午後6時半から、集会が始まりました。最初に主催者あいさつとして、長峯信彦共同代表が、軍事費の大増額や環境破壊などのおかしい現実を変えていこうと呼びかけました。そして、「マイナ保険証一本化反対実行委員会」の濵嶌さんがマイナ保険証一本化を止めようと訴え、「命どぅ宝あいち」の知念さんが9月4日の辺野古工事を認める最高裁判決を受けて、沖縄の基地がどういう実態かを訴え、「放射能汚染水海洋放出ストップ!日韓市民行進あいち実行委員会」の矢部さんが、汚染水投棄中止を求めて声をあげようと訴えました。また本村衆院議員も、武器輸出にかんする現状などを紹介しました。最後に中谷共同代表が、8年前の安保法の強行成立以来の戦争する国づくりを許さない闘いを今後も続けていこうと呼びかけて発言は終了し、最後にバナーを参加者が掲げて、集会は午後7時過ぎに終了しました。


 その後栄を一周するデモに移りました。まだ日中は暑さ続きですが、ようやく涼しさも感じられる中、コールをしながら進みましたが、多くの市民が注目し、手を振ったりの好意的な反応も多かったです。最後まで奮闘した皆さん、お疲れ様でした。






 

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碧海工機の賃上げ交渉で合意

 ブラジル人組合員で組織する碧海工機(西尾市)分会は、このかん賃上げ交渉を続けてきましたが、このほど合意を実現しました。時給を14円引き上げ、夏期・冬期賞与(一時金)をそれぞれ5万5千円とする、時給アップは4月に溯り、裁判で復職した2名については復職した6月に溯り実施する、という合意内容です。昨年の合意と比べると、時給の引き上げ額は12円から2円の上積み、賞与は5万から5千円の上積みです。

 この10%の上積みを含む賃上げは、雇い止め攻撃をはねかえして復職・無期雇用化をも実現し分会組織を維持したことにふまえ、会社と粘り強く、多くの分会員が参加して(直近では6月1日)交渉や、細部での折衝を重ねるなど、分会、三河支部、そしてユニオン全体で奮闘し、またメーデー、全国ネット、など、三河・愛知・全国の方からの支援を受けてきた成果であり、「非正規春闘」の一翼を担った闘いです。ただ、この引き上げ自体は、物価上昇の中で不十分ではあり、また全トヨタ労連加盟の正社員労組が、春闘(「春の取り組み」と言うようですが)で実現した賃上げ額と比べれば、契約社員である分会員との格差是正は、「同一労働同一賃金」に照らしても、不十分でもあります。まだまだ力不足の現状を、今後、打開していくよう、皆で協力し、がんばっていきましょう。

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全国ネットの取り組み・STOP!マイナ保険証一本化学習集会

 9月10日(日)午後、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの運営委員会が開かれ、翌11日(月)午前には厚生労働省交渉が行われました。当ユニオンの鶴丸委員長が参加したのですが、厚生労働省交渉では、要請事項は、母国語での就業規則の義務化、会計年度任用職員の正規化、有期雇用契約の上限設定への規制、ハラスメント問題など多岐にわたったとのことです。回答は前進とはなかなかいかなかったようで、愛知県で最低賃金や労働委員会などで私たちの声を反映させるのがなかなか難しいのと同様、行政施策に私たちの要求を反映させることの困難さはありますが、粘り強く頑張っていきたいものです。


 また12日(火)午後6時半から、マイナ保険証一本化反対実行委員会主催で、「そもそも いらない やめてほしい マイナンバー保険証 STOP!マイナ保険証一本化<連続行動>」の第一弾として、学習集会がイーブルなごやで開かれました。この行動については、ユニオンとして取り組むとはなっていませんが、この実行委員会の呼びかけ団体には「愛知総がかり行動」も参加しており、また、労働法制改悪反対実行委員会でもこの問題が議論されており、また呼びかけ団体には愛知県医労連という労組なども参加しているという意味でも、当ユニオンも一定関係していると考え、当方を含む組合員数名はYouTubeで同時配信されるのを聴く形で参加したのですが、当方はこの場を借りて少々述べさせていただきます。(参加者はWeb参加を含め約120名だそうです)


 そこではいろいろ問題が提起されましたが、マイナンバーカード拡大によるデジタル化の進展は時代の趨勢で当然、保険証との一本化はそのワンステップであると見なされがちですが、まずは愛知県保険医協会の方が講演で述べられていたように、一本化の技術的困難さと医療情報を含む情報漏洩・悪用の危険や、マイナンバーカードでマイナンバーのほかに、事実上無制限で使われかねないシリアルナンバーが併用されている危険などがあるのですが、それでも進めるのは国民監視と企業利益とが図られていることがある、などの大枠の問題があると思います。


 とともに、その後現場・当事者の声として高齢者施設・自治体・障がい者から訴えがあったのですが、コロナ同様、現場の労働者には、トラブルの現場丸投げばかりでなく、すさまじい、精神的なプレッシャーも含む負担が集中しているということが感じられたとともに、視覚障がい者の方が訴えていたように、この一本化は目の不自由な方など、「弱者」には、何もいいことがないという声が、まったく考慮されず切り捨てられていることも感じられました(ここは東海ネット学習交流会での中谷弁護士の報告で触れられていた、障がい者から学んだ、健常者では気づかないこと、という点にもつながってきますが)。


 ジャニーズ問題で毅然とした態度を示しておられるかのような新浪氏は、マイナンバーカードへの一本化の「納期」を守れ、とこちらでも「毅然」としておられるようですが、こんな風に国政を商売と同じように扱うのは、露骨すぎやしませんか、と思うのですが、こういう「強者」の「決断力」で日本社会を引っ張るんだという財界・政界の皆さん方に、切り捨てられる方は、たまったものではないということを、改めてかみしめつつ、この問題も大事な問題だと思いました。すでに10日(日)には『朝日』の広告の中に愛知県保険者協会作成の署名ハガキ付きのリーフが入っていましたし、来る29日(金)には大集会・デモが光の広場で午後6時半から行われるなど、今後も取り組みが続きますが、その他も含め、問題が何と続出するのか、それにひきかえユニオンはどこまでやれるか、と思わされますが、ともあれ、がんばっていかねばならないと思わされました。


<追記>29日午後6時半からは「STOP!マイナ保険証一般化 大集会・デモ」が,同実行委員会の主催が、光の広場で開かれ、参加した当ユニオンの組合員もいました。他方、10月からのインボイス制度実施の強行に対して、0万を超える署名を背景にしての集会も、東京でも愛知でも実行されましたが、いずれも当事者の声を無視して進められていると訴えています。聞こえのいいお題目を掲げながら、基本線を譲らない政府の姿勢は、弱い立場の人を犠牲にしているように思えてなりません。


 




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第4回運営委員会を開催

 9月9日(土)午後6時より、ユニオン事務所+Zoomにて、第4回運営委員会を開催しました。今回はいろいろ議論することが多かったです。


 まず前提的に、コロナ感染が一定広がっている状況下で、ユニオンの行事の開催方法に配慮が必要ではないか、という議論になりました。具体的には、10月1日のバーベキュー大会(刈谷市洲原公園で午前10時半集合、11時開始)や、10月15日に開催する予定の三河支部会議(10時開始)や、10月21日の全体交流会(刈谷市産業振興センター、18時30分開始)などを、注意しながらやるようにしよう、ということになりました。


 また、全体会でも上映するかもしれない組合員を対象にした動画の作成に当たって配慮すべきことの確認も議論になりましたが、さらに、ちょうど組合財政の中間決算を行いもしたのですが、そこで明らかになった財政状況にふまえ、またさる8月24日にユニオン事務所で行った交渉カンファレンスなどを通じて相談・交渉体制の強化を図りつつ、また、翌10日に行われる全国ネット運営委員会などの全国ネットの一員としての活動も進めつつ、どう当ユニオンの拡大や強化を実現するかという、大きな問題も若干議論をしました。


 当ユニオンもいろいろ活動していますが、運営体制も強化していかないといけないという大変さもあります。組合員相互に協力しながら、前進していきましょう。


<追記>上記の三河支部会議は、10月15日(日)午前10時から、504会議室で開催となりました。よろしくお願いします。


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汚染水放流中止日韓市民徒歩行進について

 先の記事でも述べましたが、韓国の元大学教授・李元栄さんが、6月18日にソウルを出発し、ブサン経由で下関から日本入りし、9月11日国会前到着をめざす「放射能汚染水(処理水)放流中止日韓市民徒歩行進」を続けています。日本ではほぼ毎日、午前・午後に、間に5時間ほど休憩をはさんで、10kmほどずつ駅から駅を進むかたちで行進し続けているのですが、そこで各地の支援者が、適宜、ともに行進したり、駅で出迎え・見送りを行ったり、カンパをしたり、宿泊場所や休憩場所を提供したり、などを行ってきているようです。人の出入りや増減もある中で、はるばる下関から、東進を続け、8月20日に愛知県入りしました。当ユニオンは原発問題などにも一定の取り組みをしてきましたが、このかんは昨年にウクライナの原発問題の公開学習会を、河田昌東さん(チェルノブイリ救援・中部)をお招きして開催したりした以外はそれほど取り組んでこなかったのですが、今回、組合員有志が、支援活動に取り組みました。


 尾張の組合員は、22日の名古屋での李さんの報告会&河田さん講演会に参加するなどしましたが、三河の組合員である当方は、この講演会にユーチューブ参加をしましたがあまりうまくできず、あまり事情もわからず、三河入りする翌23日の朝、笠寺駅に行ってみました。すると20名ほど?の方々が集まっており、行進にも一定の方が出発したので、では、と、いったん別れ、三河との境となる豊明駅で、午後3時、休憩を終えた李さんをお迎えしました。駅前には尾張・三重からの参加者もいて、国道一号線を東進し続けました。行進は、基本は放流中止を訴える横断幕などを掲げながら、歩道を歩き、適宜「汚染水を流すな」などと声を上げていくのですが、当方はこの日は午後、翌24日は午前、翌々日の25日は午前、というように徒歩行進に参加したほか、25日の午後は国府駅で見送り、26日の朝は豊橋駅から若干行進して見送りして静岡県へ向けて送り出した、というかたちで、三河人として一定の支援をしました。過程では、16・17年のユニオン学習会で原発問題でお招きした矢部さんや、毎月19日の総がかり行動でお会いする方々など、尾張の方々も参加したり、東三河では地元の、原発問題に取り組むグループの方々と久しぶりにお会いしたりなどしましたが、初見でもユニオンをご存じの方もいたりして、交流を深めることもできました。26日はその後東海ネットの学習交流会に参加しましたが、そこに参加していた静岡のユニオンの方々も、その後の静岡県の経路で適宜参加していただいたようで、各ユニオンも一定の支援をできました。


 さてこの行進ですが、当方が参加している時は、横断幕(ハングルと日本語と英語で書かれています)の表側を車道に向けて、主に車道を通る、トラックを中心にした車向けにアピールしていくかたちになったのですが(歩行者はめったにいない)、ちょうど24日に放出が始まり、20日の岐阜県入り頃からマスメディアでもこの行進が報道されたりしたこともあってか、何度か賛同と思われるクラクションなどもあったのですが、「韓国へ帰れ」という声を浴びせてきた車もありました。社会的にも、「汚染水」と言った閣僚を無責任な失言癖のとんでもない人物と見なしたりとか、水産物不買運動とか、嫌がらせ電話とか、いろいろ社会的にも大きく取り沙汰されており、「汚染水」などと言うのは非科学的なデマ、国益を損なう、漁民や福島の人を傷つける、「中国・韓国野党の手先」、陰湿、と見なされるような状況になってきており、何でこんな活動をユニオンがやるんだ、との声があるかもしれません。しかし、8月31日のそごう・西武のストライキが社会的に評価が分かれはしましたが、労働者に好意的な世論が徐々に形成されたように、私たちも社会的な評価が分かれる中で、労働者にとって何が問題かを問わなければなりません。


 22日の河田さんの講演から、「処理水」と言うが、放射性物質を処理した安全な水とは言えないし、放流しないとタンクが余裕がなくなり廃炉が遅れると言うが、代替策の検討をろくにしないで放出を決めたという、科学技術面での問題点が明らかになったように思いますが、同時に、この韓国から異国であり当事国の日本の人々に足で訴えるという李さんの行動を支援して感じたのは、この汚染水の海へのたれ流しが、グローバルな問題であり、しかし、この結果をもたらした福島原発事故の当事国である日本のトップが、IAEAや国内外の原子力村の権威を振りかざして、他方で原発推進と核燃料開発によりますます核拡散の危機を生み出しながら、謝罪も、弁明さえもなく、「科学的事実」に基づいているんだからと当然のように、「先進国」の権力者然として漁民や福島の人々の複雑な思いをダシにしながら強行している、この異様さ、これを、日本の人々は考えることを迫られているということです。韓国ワイパー労組の支援活動でも、日本の労働者としてどうするかが問われましたが、それとも似たところもあるし、原発問題では福島第一原発事故がまだホットな話題だったころ様々な問題が浮き彫りになったこともだんだんあいまいにしてしまっているところもあるし、かつての侵略の、また関東大震災時の朝鮮人虐殺の歴史を、事実としてさえ認めない異様さとも重なっている気がします。これはある種、個人的な感想ですが、一つの問いとして、普遍性もあるのでは、と思うので、ここで述べさせていただきました。今後もこの問題は、継続して取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。

<追記>この徒歩行進は、予定通り9月11日に国会前に到着し、議員会館内で韓国と日本の市民の声を伝える行動を行い、その後講演会を行って終了しましたが、愛知からも参加した方々がいたそうです。皆さん、お疲れ様でした。






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