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争議交渉対策会議・学習会を実現

 本日(23日)、今期初の争議交渉対策会議とユニオン学習会を事務所で行ないました。朝から強い雨も降り、ややおっくうな面もなくはありませんでしたが、それでも通常に近い組合員の参加により、実現できました。

 まず午後3時から争議交渉対策会議を、15人ほどの参加で行ないました。今回は以前から交渉に取り組んできている組合員や、最近組合に加入して交渉を始めつつある組合員が、このかんこの会議に積極的に参加している組合員とともに参加して、自分の近況を報告し、交流を深めました。皆さんの話を聞いていて、大企業・中小企業を問わず、労災に追い込まれた労働者を切り捨てたり、気に入らないとすぐ退職勧奨や解雇に追い込んだりしている実態を知らされるとともに、それでもユニオンを支えにがんばっている姿勢が伝わってきました。また、むしろユニオンに加入しているということが会社への圧力になっていることもある、ということも言われ、地道な取り組みの必要も感じました。そして最後に、26日のユニオン共同行動、5月1日のメーデーに取り組んでいこうと確認して、1時間半ほどで終了しました。

 2時間ほどの合間に、食事や休憩をとったり、話をしたりして残った人と、仕事が終わって駆けつけた人とをあわせた10人ほどの参加により、午後6時30分からユニオン学習会を開催しました。今期最初の学習会ということで、まず今期のテーマ・テキストについて話し合いました。その結果、酒井運営委員をチューターにした労働相談実践講座を今回・次回の2回行った後、前期に労働組合(法)について学んだことにふまえて労働基準法の学習を中心に行ったらどうか、そのために、前期のテキストと同じシリーズの、『知らないと損する労働基準法ver2』(吉田正敏著、東洋経済新報社)をテキストにしたらどうか、また、派遣法や労災・保険などの問題も含めて学習したらどうか、という話になりました。

 その後酒井前委員長が、この間労働相談を中心になって実現してきた経験に基づいて、労働相談に取り組む際の具体的・実践的な留意点について報告しました。この間労働相談を行ってきた他の組合員からも、感想を交えての意見も出されました。相談を受ける方も、難しい専門的な分野ではその担当の行政機関なりを紹介する場合もあるが、ユニオンとして取り組むべき問題については、できれば電話相談にとどまらず、面談を追求し、そこで相談者が自発的に取り組んでいくことを促していくようにしていったらどうか、という話が中心になりましたが、参加者も自分たちの身近な体験も重なって、いろいろな意見を述べ、活発な学習会になったと思います。この学習会も2時間ほどで終了しました。

 次回は、今期の運営委員会がまだ開かれていないこともあり、今期の学習会についてはなお検討も必要かとも思いますが、とりあえず、次回は、5月28日(土)午後6時半からの予定です。労働相談をしたり、受けたりの経験を、ほとんどの組合員が経験していると思いますが、その経験をユニオンの財産にしていくためにも、次回の学習会に参加しましょう。また、次回の争議交渉対策会議も同日にやることになりますが、それへの参加もよろしくお願いします。

 


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