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フタバ産業労災裁判、和解

 本日(12日)午後、名古屋地裁豊橋支部にて、フタバ産業労災裁判が開かれ、和解が成立しました。派遣先のフタバ産業田原工場で05年9月、転落し大怪我をしたブラジル人Pさんは、後遺障害が残り、派遣先・派遣元の責任を問うため09年3月に提訴して3年間裁判を闘ってきました。が、派遣先・派遣元に対しては、困難さもあり、Pさんとしては今後も考え、帰国を決意し、今回、和解に至った、という経緯です。

 今日の裁判では、三河支部のブラジル人・日本人組合員が、Pさんと会社との話し合いの間、控え室で待機していましたが、派遣先・派遣元が、安全に働けるような労働環境や、労災への対処の面での不備がないように、ブラジル人を不当に扱い、使い捨てにするようなことがないように、と、この裁判で、改めて思わされました。Pさん、長い間の闘い、本当にお疲れ様でした。


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