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ユニオン学習会を開催

 12月18日(火)午後6時半より、ユニオン学習会を開催しました。今回は「社会保障費と生活保護費削減に抗して」をテーマに、講師に森弘典弁護士(いこいの森法律事務所)をお招きしました。平日の夜でしたが、外国人組合員・三河の組合員も含め、10名規模の参加で行なうことができました。


 学習会はまず、司会があいさつを、作製した参考資料の説明も含めて行ないました。その後森弁護士の講演が始まりました。


 森弁護士はまず、進められつつある社会保障制度「改革」が、私たちにとって良い「改革」ではなく、生活保護をはじめ、支給額を減らし、負担を増やすものであるとし、生活保護問題に関わってきて生活保護行政の「沖合作戦」に立ち向かってきた経験も交えつつ、制度を守ることを優先し国民を軽んじる「改革」と批判しました。そして経済成長優先・防衛費増額の反面で社会保障費を「自然増」分さえも「抑制」しようとする問題性を指摘しました。

 そして、こうした背景をふまえたうえで、生活保護に焦点を当て、具体的にどう利用するかを詳しく説明しました。参加した外国人組合員が関心を持っていた、外国人が生活保護を利用することについても、一般国民に準じて「行政措置」として行なわれていることなども紹介しました。そして最後に、労働問題と生活保護が関係する具体的な諸点についても触れました。12ページにわたる詳しいレジュメに沿っての熱心な1時間を超える講演は、内容豊富で、勉強になりました。

 その後質問の時間となりましたが、参加者がそれぞれいろいろな質問をして、活発な質疑応答となり、理解を深めることができました。2時間余りの学習会でしたが、時間を感じさせない、充実した学習会となりました。参加した皆さん、お疲れさまでした。


 次回は来年1月25日(金)午後6時30分から、春闘をテーマにして行ないます。春闘に取り組もうとしている組合員の皆さんなど、多くの参加を、よろしくお願いします。




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