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愛知地方最低賃金審議会に女性・非正規労働者の声を

 3月28日(火)午前11時より、当ユニオンは、愛労連とともに、愛知労働局に対して、愛知地方最低賃金審議会に女性・非正規労働者の声を代表する労働者代表委員を任命するよう求める要請書を提出し、午後1時より記者会見を行いました。22日(水)に労働者代表委員推薦状を提出したのに続いての取り組みです。記者会見の模様は翌日の『中日』でも報道されました。


 女性・非正規労働者の生活は、低賃金に加え、物価上昇の影響も受け、ますます苦しくなっています。このかん、最低賃金を毎年一回に限定するのでなく、再引き上げを求める要請行動や街頭宣伝行動も行い(2月24日に前で宣伝行動を行った名鉄レジャックが3月末で閉館したというのも、労働者の生活苦と無関係ではないでしょう)、また、非正規春闘に取り組んできたりもしてきましたが、正規労働者の、春闘にもかかわらず実質賃金が低下している以上に、非正規労働者や女性は、最低賃金が他人事でない状況に陥っています。正規労働者でも、中小・零細企業での賃上げの困難さもあります。



 最低賃金と連動して基準が定められる生活保護についても、裁判で引き下げ処分を取り消す判決が相次いで出されているように、「最後のセーフティネット」と言われる生活保護や、最低賃金など、セーフティネットを底上げしていくことも、労働者全体の問題であるとともに、とりわけ中小・零細・非正規労働者や、まだまだ少数派とはいえ女性労働者など、弱い立場の労働者が多い当ユニオンにとって、課題です。こうした声を労働行政にも反映していくことをめざす取り組みを、今後も進めていきましょう。

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