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入管法改悪反対アクションに参加

 5月29日(月)午後6時より、名駅桜通口交番前にて、「入管法改悪反対!名古屋アクション」が開かれました。「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合(東海)」が呼びかけたこのアクションは、50名の参加で成功しました。当ユニオンからは、他のユニオンの活動と重なっていましたが、若干名が参加しました。当初19日に開催予定だったのですが、雨天のため中止し、今回も、あいにく梅雨入りとなりましたが、雨天決行としました。スタンディングアクションを、スピーチを行ったり、プラカードや横断幕を掲示しながら、一時間行いました。


 入管法改正案については、参議院での審議が大詰めを迎えているとされていますが、維新の議員がウィシュマさん事件について、「仮放免」を申請していたウィシュマさんや支援者に責任転嫁するかのような「かもしれない」発言を繰り返して党員資格停止処分に追い込まれたり、審議の中で、難民認定されないことの不服申し立てについて、審査がまったく不十分な現状が明らかになったりしています。今回の改正案が、難民認定1%程度の鎖国状態を変えずに、帰国しないなら上限なしの奴隷的な収容も現状のまま、ただ、例外として従来のように「在留特別許可」の他に「仮放免」も認めてやる場合もないわけではないが、「仮放免」の場合、今後は、逃亡しないよう民間で「監理」せよ、難民申請しようがもう3回目以降は基本的に認めない(送還する)のを基本とする、というのでは、改悪と言わざるを得ません。少なくとも、国会の会期末(6月21日)を控えて、採決を強行するようなことは、許されないと思うのですが、皆さん、どうでしょうか。


<追記(6月11日)>その後、全国で100か所程度で行われたスタンディングの一環として、5日に栄で行われた20人でのスタンディング(『中日』で報じられました)に、組合員が自主的に参加したりしましたが、こうした運動の高まりにもかかわらず、改正入管法は、8日の参院法務委員会、9日の参院本会議で、採決が強行され、成立させられました。他方、この9日には、政府は在留資格「特定2号」の対象を、2分野から11分野に拡大することを閣議決定しました。日本人の嫌がる分野での労働力としては、また金を落としてくれる観光客としては受け入れるが、また米軍や経済人は特別扱いだが、その他の外国人については、移民はどうしたものか困ったものだが、難民はとにかく、いてもらっては困る、場合によっては力ずくで追い出す、という外国人政策。これを、これまた力ずくで、また偽りを基に、貫くという政府・与党は、他の某野党を「国家のため」「ぶっ壊す」とかと息巻いたり、「是々非々」と言いながらちょっとした緩和策を出したりして、与党を側面援助している「野党」や、それを支持している一部の労働組合にも支えられて、国家の統治・支配システムを、より強めていこうとしているようですが、こういう、G7サミットを終えての、日本のありようを、外国人は、過去の歴史も含め、どう見ているのでしょうか。






 


 


 

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