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三河支部日本人部会・学習会を開催

 本日(14日)、今期初の三河支部日本人部会・学習会を豊橋・大清水駅前さろんにて開催し、初めて参加した方を含め、10人近い参加者で行ないました。

 今回はまず、4月23日から25日までの一泊三日の日程で、「名無しの震災救援団」に参加して宮城県本吉郡南三陸町での被災者支援を行なってきた運営委員Aさんが参加してくれたので、その報告をしてもらいました。

 Aさんは、「名無しの震災救援団」の第六次現地支援行動に参加した総勢約50人の一員として、全統一労働組合員・バングラディッシュ人チーム・横浜中華街のチーム・東洋大学の学生らとともに、名古屋労災職業病研究会チームの一員として参加したのです。被災地である南三陸町の避難所で、バングラディッシュチームや横浜中華街チームが炊き出し・肉まんなどの配膳を中心になって行ない、Aさんはその手伝いと共に、建物倒壊によりアスベストや粉塵が舞う中で防塵マスクを使用してもらうように被災者に届けたりしたそうです。その活動を通して、Aさんは、大変で辛い状況の中で、格差や感情のもつれなども生まれていることも知らされながらも、バングラディッシュ人の、自分たちを受け入れてくれた日本社会に恩返しがしたいという気持ちや、被災した子供が見せた笑顔とかに励まされながら、非日常が日常になった生活が一日も早く終わるよう祈る気持ちになったと話してくれました。学習会参加者も、Aさんの報告を聞き、質問をしながら、津波の被害の大きさと、そこでの被災者の思いを改めて知り、今後も支援を続けていく必要を感じたようでした。ユニオンとしても、今後さまざまに震災・原発問題についても取り組む予定で、7月後半頃に公開学習会を開催するプランもあります。皆で今後とも取り組んでいきましょう。Aさんは明日、名古屋労災職業病研究会の総会を控えていた中で、遠いところをお疲れ様でした。

 続いてテキスト『知らないと損する労働組合活用法』の学習を行ないました。今回はPART3「労働組合が力を発揮するとき」の途中から学習しましたが、長時間労働・不払い残業や企業再編・リストラなどの企業の横暴に対して、労働者は一人ではなかなか対決できないし、中小企業などでは特にそうだけれど、労働組合で何とか取りあげるようにしていくことが必要だというような話になりました。いつもより時間が少なかったこともあって、PART3の最後の一節(「会社が倒産したとき」)が残りましたので、次回はこの節と、PART4「知っておきたい!団体交渉の基礎知識」を学習することになります。

 その他、今後の取り組みについて簡単に確認し、終了しました。次回は6月4日(土)午後6時30分から、大清水駅前さろんにて行ないます。よろしくお願いします。

 

 


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