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アイシン精機との団交を実現

 昨日(8日)、トヨタグループ・アイシン精機との2度目の団交を安城市で行ないました。この案件は、期間従業員として7年間働いてきたブラジル人労働者が、今年9月に腰痛を発症し、休業しながら治療していた途中で、通訳を交えた2度の面談後、10月25日付けで自己都合退職に至ったことをめぐってでです。今回は前回、事実確認が不充分だったため、事実確認が中心になりましたが、会社側とユニオン側との認識の違いが浮き彫りになりました。会社側は腰痛を考慮し、比較的軽い仕事に代わるよう提案したのに、労働者の方が拒否した。それで、安全配慮義務を果たすため診断書の提出を求め、医者も、これまでの仕事はまだ無理だとも言っていた。しかし労働者はこれまでの仕事をやりたいと固執したので、誓約書を書くということにしたら、労働者がやめると言い出したのだ、という認識でした。ユニオン側の認識は、これまでの仕事を続けたいという願いを契約期間の途中であきらめざるを得なくなったという経緯の中で、会社側の対応にも問題や限界があったのではないかという認識だったので、両者の食い違いはまだ残っています。

 労働者としては7年間重い部品を運搬して腰痛になったうえに、直して前の仕事に戻ることもできずに会社を去らなければならなくなったのですから、会社側の態度に納得しがたいところもあると思うのですが、何とか解決の道筋をつけていきたいと思います。

 


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