SSブログ

越原学園裁判第一回弁論・玉葉会提訴&記者会見

 昨日(12日)午後、名古屋地裁にて、名古屋女子大学などを運営する越原学園を訴えた裁判の第一回口頭弁論が行われました。ここで意見陳述する、名古屋女子大中学・高校の教員だった原告の組合員Mさんを支援するため、名古屋ふれあいユニオンの組合員10数名のほか、名古屋女子大労組の関係者、女性ユニオン、同様に市内の私立学園の教員だった、亡くなった夫のアスベスト労災認定を求める裁判を提訴した宇田川さん、労職研、裁判に注目した弁護士さん、『読売』の記者さん、総勢20数名の方々が傍聴しました。意見陳述の中でMさんは、出産直前に2度目の契約更新を拒絶されたのは、学園が挙げる理由は理由とは言えず、妊娠以外の理由が見当たらないとして、その違法性と不当性を訴え、現場復帰を強く望むとはっきりと訴えました。そして、裁判後、簡単に弁護士さんからの報告と、参加者の紹介・訴えを聞くために集まりました。Mさんは多くの参加者で心強かったと言っていましたが、越原学園で闘う労組との協力、女性問題に取り組む女性ユニオンとの協力、同じ私立学園での問題という共通性をもつ宇田川さんの裁判との協力なども、原告・弁護団と私たち名古屋ふれあいユニオンが裁判闘争を続けていくうえで、今後とも進めていきたいものだと思いました。

  同時に愛知玉葉会分会のSさんが、名古屋市守山区の「第二尾張荘」での利用者への対応を問題とされて訓告処分を受けたりしたことを不当とし、処分無効と300万円の慰謝料を求めた裁判を提訴し、記者会見を行いました。記者会見では四社が集まり、三河の当方が見た限りでは、本日の『中日』の県内版に掲載されました。三河支部の学習会でも話題になりましたが、愛知玉葉会は介護業界でも有数の法人とのことで、介護労働者にとっても、介護労働の問題を介護労働者の責任に不当に帰すような今回の処分を問う裁判は大きな意味があると思います。ご支援、よろしくお願いします。

 裁判後喫茶店でMさんを囲んで組合の参加者で簡単に交流をし、途中から記者会見を終えた事務局長や支部長らも参加して、今後も協力していくことを確認しました。今週は、他の団交も続きますが、週末の忘年会、来年の全体会では、さまざまな闘いの当事者らが一堂に会して、交流を深めることができれば良いと思いました。長い闘いですが、持続してがんばっていきましょう。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0