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東京アカデミー、アンデン裁判開かれる

 本日(19日)午後、名古屋地裁岡崎支部にて、東京アカデミー裁判・アンデン裁判が開かれました。三河だけでなく名古屋方面からも、傍聴支援のためにそれぞれ10人近い組合員らが参加しました。

 午後1時30分から開始された東京アカデミー裁判は、今年1月に東京アカデミー名古屋校で発生した約540万円の盗難事件をきっかけに、経理担当部長だったKさんが2月に降格処分にされた件で、ユニオンに加入して事件の真相究明と降格処分・大幅減給の不当性を訴え団交をしてきたKさんを、東京アカデミー側が、降格処分は正当であると訴えたという裁判です。この日、初めての裁判が、被告のKさんの自宅を管轄地域とする岡崎支部で開かれました。

 東京アカデミー側は、団交について報じた当ユニオンの前委員長のブログ記事を口実に、団交拒否ばかりか名古屋校前でのユニオンの抗議行動にも態度を改めず、この裁判ばかりか、Kさんと前委員長に200万円の損害賠償を求める裁判も名古屋地裁本庁で起こしており、名古屋校で屈せず勤務し続けるKさんやユニオンへの不当で敵対的な姿勢を改めようとしません。この日も全国から呼び寄せた会社幹部らが大挙して傍聴席に陣取ってみせました。裁判は今後の裁判を、損害賠償裁判との関連もふまえて、どう進めていくか検討していくこと、などを確認して終わり、その後集まった参加者に弁護士が説明をして下さったのですが、ふと当方は、3年前の豊橋での、さわらび会での団交で、団交会場にさわらび会幹部が大挙して参加してきたことを思い出しました。このさわらび会裁判は、結局、懲戒解雇処分を受けた組合員が処分の不当性を認めさせる勝利的解決で決着しましたが、今回もそういう解決になっていく予感がなくもありません。

 間を挟んで、午後4時半、アンデン裁判が開かれました。今回も男女差別賃金裁判(被告は請負会社トゥエンティーファースト)と、解雇撤回・直接雇用を求める裁判(被告はアンデン・トゥエンティーファースト)とを合わせて行ないましたが、7名のブラジル人原告についての書面や証拠も整い提出されつつあります。裁判後、これも弁護士さんが説明をしてくださいましたが、来年になると、裁判もいよいよ佳境に入る見通しもあるようです。今回は名古屋方面から引き続き参加した組合員もいて、三河支部中心に進めてきたこの裁判に、いろいろ関心を持ったようでした。

 それぞれの裁判は奇しくも同日、2月20日(月)に開かれる予定ですが、アンデン裁判も東京アカデミー裁判も、著名な会社を相手にしての不条理な扱いに抗議しての闘いです。皆さんの協力・支援を、引き続きお願いします。

 


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