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11・19集会に参加

 11月19日(土)午後1時半より、栄・光の広場にて、「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO! あいち総がかり行動」が主催して、11・19集会が開かれました。ユニオンからは、夜に開催する全体交流会の関係もあり、5名規模で参加しました。


 集会では、改憲発議NO、軍事費よりも暮らしや福祉に、大軍拡反対、統一教会と自民党の癒着を許すな、南西諸島への自衛隊配備反対、原発再稼働は許さない、というテーマで、それぞれその問題に取り組んでいる方々が次々に発言しました。全体として、政府・自民党は、軍事、とりわけ攻撃性が強く、高額でもある兵器を南西諸島などに配備しつつ、そのような基地周辺の住民や、軍事につながりそうな産業に携わる企業への監視を強化するなどの政策をとり、また軍事戦略に関する新たな文書をまとめ、改憲の準備も進め、原発依存・財政破綻などの軍事とも関連する経済・エネルギー政策もとり、そうした動きを支えてきた統一教会(勝共連合)も利用してきた。こうして、軍事国家化の動きが強まっている。そして、それとつながって、労働者や市民の生活にしわよせし、苦しめる政策をとっている。これに対して、私たち労働者・市民は、反対していかなくてはだめだ、と強調した発言でした。それぞれの分野の当事者の方々が多く、切実さが伝わってきました。


 そして最後にまとめのあいさつとして、中谷雄二共同代表が、軍拡の理由として持ち出されている「中国の脅威」論に対して、日中共同声明などを引いて反論しつつ、むしろ「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)で、自衛隊は米軍とともに戦争を進め、そこで米軍の弾除けの役割を果たすと明示されているのに、これをごまかしながら、軍拡を進めている。こうした政治には、選挙だけでなく日常的な運動で反対していかないといけない、としつつ、当ユニオンも数名が参加した10月30日の「あいち総がかり行動の今後を考える討論集会」で、「組織化にもっと励もう」と提起したことを引きながら、力をつけて、政府に政策の変更を迫っていこうと訴えました。


 この一時間の集会後、栄周辺のデモに移りましたが、今回はこれまでの矢場町付近で終了というコースより足を延ばし、大須・上前津まで進みました。若者に訴え、運動の組織化につなげようという意図からか、街宣車からのアピールも、賃金や奨学金など、若者に切実な問題に焦点を当てていました。沿道の若者は、スマホを向け、声もあげて、共感を示したり、「軍拡反対ねえ・・」というような、否定的かと思われるような態度を示したり、というような、若者らしい率直な反応が窺えましたが、そうした関心を喚起する意味でも、デモの意味はあるように思えました。


 こうしてこの日の行動を終えましたが、生活の中心である私たちの賃金に関連しては、さる11月10日の夜に開かれた、愛労連などの主催する「もう黙っとれん!賃金上げろ 決起集会」で当ユニオンの鶴丸委員長が連帯あいさつの発言をしたように、当ユニオンも、賃金など、労働問題を中心にしつつ取り組んでいます。そして同時に、この問題に関連している政治的な色彩のより強い種々の問題にも、取り組める範囲で取り組んでいます。政府の進める追求に立ち遅れないように、がんばっていきましょう。




 


 

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