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本年もよろしくお願いします

 皆さん、新年明けましておめでとうございます。本年も名古屋ふれあいユニオンをよろしくお願いします。


 ユニオン事務所は、先月28日午前中に大掃除を終えて、29日から昨日(5日)までお休みをいただき、本日から本年の活動をスタートしています。また、組合員等の皆さんに対しては、『ふれあい通信』は、27日に発送準備作業を皆さんの協力のうえで行いましたが、年賀郵便の多忙さもあるでしょうが、もう届いたでしょうか。委員長の年頭あいさつなど、今後のユニオンについて触れてもいます。

 そこでは委員長が労働組合が社会にどうかかわるか自問しつつつ提起していますが、事務所も休みの間の、先月28日から1月4日午前まで開かれた「第48回名古屋越冬活動」には、28日の越冬突入集会や、事前の県・労働局交渉(23日)に参加するなどしての協力をしています。これは「格差社会」化が進む中で困窮している人々の問題は、中小零細企業労働者や外国人労働者や非正規労働者が多い当ユニオンとしても関連があるからですが、こうした「弱い立場の労働者」の問題にかかわっていくことが、今年もユニオンとしては必要でしょう。


 また、本年は年頭から、物価高対策のためにも、また企業の「人への投資」としても、また日本経済の復活のためにも、賃上げが必要だと、財界も政府も連合も、言っていますが、連合内外で「弱い立場の労働者」の代表としてがんばっている全国のユニオンの一員としての当ユニオンは、少なくとも最低賃金は低過ぎるので、再改定審議を求める行動(昨年20日に労働局にて申し入れ、22日に県本庁舎にて記者会見)に参加してきました。また、春闘もこれから本格化しますが、この最低賃金問題だけでなく、当ユニオンの職場分会は、三河支部のブラジル人分会では、非正規で外国人という困難な立場でありながら、年末に賞与を獲得したり(ご存じのように、非正規労働者は賞与も、あっても「寸志」レベルが多いと思いますが)の賃金闘争を、交渉を通じて進めたりしています。労使関係が不当労働行為などにより交渉だけでは困難だったり、残業代不払いなど労働法違反、ひいては差別を禁じる憲法にまでかかわったりすると、長期に闘っている日本人分会の三和清掃分会や竹屋分会、三河支部のブラジル人分会である浅賀井製作所分会のように、裁判も取り組んでいます。職場で仲間をつくって分会をつくり、やがては職場で過半数を実現できるような、職場での闘いも、ユニオンは今年も取り組んでいく必要があるでしょう。


 ただ、今日の職場では、労働者の分断も進み、個人での相談も、当ユニオンには多く寄せられます。個人・職場・格差社会・日本全体、さらに世界情勢はウクライナ問題や日本の軍拡問題やコロナや環境などの渦中であり、そこでどういう多麵的な、またバランスを取りながらの、活動を進めていくか・・本年も、困難は続きます。本当は、冒頭のようには、新年はおめでたくもないですが、新たなスタートを切ることでおめでたくするように、という気構えで、本年もよろしくお願いします。

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