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三河支部会議を開催・外国人ヘルプライン東海総会に参加

 6月25日(日)午前10時より、刈谷市産業振興センターにて、三河支部会議を開催しました。定期大会を挟んでいたこともあって、2月26日以来、4カ月ぶりの開催でした。そのかん三河でも種々の取り組みを続けてきたため、さまざまに報告することもあり、盛りだくさんな会議となりました。南米人組合員を中心に20名を超える参加で、活発に行いました。


 会議では、まず最初に、大きな催しとして、5月1日の安城メーデーへの参加、5月14日の定期大会を簡単に振り返った後、それぞれの職場分会や、派遣会社での、団交・裁判・分会会議の取り組みを、詳しく報告しました。この取り組みでは、正社員との待遇格差を是正するための「同一労働同一賃金」、具体的には諸手当や、退職金や、賞与や、基本給、それぞれについて問題になるのですが、それについても各職場ごとに違いがあることがわかり、そこで分会の枠を超えて他の分会の取り組みについての意見も出たりして、それぞれの取り組みを進めてきた分会員が、その自分たちの経験を他分会の取り組みにも生かしていくという、支部会議ならではの意見交流ができたのが、特に良かったです。また派遣会社では、労災になっても、仕事を休ませてもらえないとか、雇用が継続されるか不安になるとかの、厳しい状況を、ユニオン内で対処を検討したり、団交を進めたりして、是正してきたことも報告され、励みにもなりました。

 そして、それぞれの職場分会や、他での取り組みも、継続中なのですが、今後どうするかについても、出された意見もふまえながら、検討しましたが、詳しくは、今後の分会会議などで検討しながら、進めていくことになりました。

 ブラジル人も、特定技能2号の対象分野拡大など、アジア諸国からの労働者の受け入れ拡大によって、外国人労働者同士で、雇用や労働条件をめぐって争い合うようになってしまう危険も想定されます。自動車業界の危機・再編も進んでいる大きな流れの中で、外国人労働者をめぐる状況も、日本人労働者も含め、厳しくなっている中、どう取り組みをすすめていくのか、改めて、がんばっていくことを、確認できました。


 また、午後2時から、外国人ヘルプライン東海総会に、ユニオンからも参加しました。外国人ヘルプライン東海は、外国人の相談にのったり、通訳・翻訳をしたりしている団体で、当ユニオンも定期大会でボルトガル後の通訳をしていただいたり、団交や裁判などで通訳をお願いしたりなど、さまざまに協力していただいています。(同団体のHPで、「相談事の対応事例/活動事例」の一つとして、当ユニオンの第21回定例大会に、ポルトガル語とフィリピン語の通訳を派遣した件が紹介されています。当時は、フィリピン人組合員も一定数参加していたため、多言語の通訳をお願いしました。)上記のような三河の各職場分会・個人の取り組みの際にも、通訳は不可欠ということもありますし、今後もご協力をお願いします。

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