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ユニオン学習会を開催

 10月28日(土)午後1時より、ユニオン事務所+Zoomにて、ユニオン学習会を開催しました。今回は「定年と定年後再雇用」をテーマとしました。参加者は10名に届きませんでしたが、活発な学習会となりました。


 当初学習会担当の運営委員が、テーマについての、自己の体験と照らし合わせてのレポートをする予定でしたが、それに追加して他の学習会担当の運営委員が「社会保障費用の増加と財政、雇用について」と題した、認知症高齢者の現状・年金・雇用・財政などの動向のデータとそれにふまえた対策案を示したレポートを準備しました。そして前者のレポーターがトラブルで遅れてZoom参加したため、後者のレポートを先に行い、それをめぐって話し合ったうえで、前者のレポートを行い、またそれをめぐっての話をしました。話の中では、高齢者にとって雇用も含めて厳しい現実があるが、そこで組合では、会社と交渉して、定年後正社員としての雇用継続を実現した(具体的な労働条件は話し合いで決めていく)とか、無期転換を実現するとかの成果をあげていることや、雇用保険で65歳を区切りに扱いが変わることを情報共有したとかの事例も紹介され、たとえば労働契約法では、定年後の有期労働者にとっては無期転換のハードルが高くなっているが、そういう法律だけでなく、会社に声をあげていくことで、厳しい現実を変えていくことが可能になると励まされもしましたし、職場の現状を詳しく紹介する参加者もいて、全体に体験に即して話ができて、1時間半あまりでしたが、良い学習会ができました。


 同じ頃、ガザ攻撃に反対するデモが名古屋であり、参加した組合員もいましたが、この日本ではいろいろ意見が述べられていますが、厳しい現実に対して行動を起こしたこと(その具体的内容のいかんはあるかもしれませんが)を理由としての余りにも残酷な対応は、一切の抵抗を許さない行動として、己れの現実をそのまま受け入れることができない労働組合にとって、他人ごとではない気がします。ストや労組結成などで現実を変えている人々もいます。イスラエル政府を支援するアメリカ政府に従った日本政府の軍事政策は、重税や基地強化や軍需拡大などとして私たちにものしかかってきてもいますが、苦しい生活と、危ない平和の中で、私たちは、老若男女、がんばっていきましょう。


 次回は12月16日(土)午後1時より、ユニオン事務所+Zoomにて「精神疾患の労災認定について」をテーマに行います。9月1日の精神疾患の労災認定基準改正などを学ぶ予定です。また、今日の学習会の内容については、11月18日(土)午後6時より、豊橋カリオンビルでの豊橋学習会でも再度採りあげます。いずれの学習会も、多くの組合員同士で、学びあっていきましょう。


<追記>30日(月)午後1時からのアメリカ領事館前で行われた、イスラエルのガザ攻撃への抗議のスタンディングに、組合員有志数名が参加しました。イスラエル・ネタニヤフ政権が「戦争の第二段階」と言いつつガザでのパレスチナ人へのジェノサイドを強行しつつある現在、抗議行動を日本からもさらに進めていく必要があるのではないでしょうか。


<追記(11月15日)>その後も組合員有志は多い時は10名近くで、栄一帯のデモを含む集会(500名規模)や、名駅東口での街宣やアメリカ領事館前での抗議行動などに、参加してきています。栄での集会・デモは、多くのイスラム圏出身の外国人が子供を含め参加し、必死に訴えていました。今後も当面の日曜日の夕方からの集会・デモなどが予定されていますが、ユニオンとしても18日に自主学習会を行うことが承認され、19日の総がかり集会(そこでもパレスチナ問題も取り上げられると思いますが)に参加することが決まっています。今起こっている戦争に対しての取り組みが、いま労働組合にも、問われています。



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