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改正入管法・イスラエルのガザ攻撃に対するアクションに有志が参加

 当ユニオンは労働組合ですが、労働問題と関連して、外国人問題や平和問題や人権問題など、社会全体で問題になるいわゆる社会問題にもかかわっていく必要を感じ、有志の組合員が行動に適宜参加したりしています。


 10日(日)午後2時から、名駅桜通口交番前にて、「全国一斉アクションin名古屋」が開かれました。このアクションは、「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」が主催し、その一環としての名古屋での取り組みで、組合員数名が自主的に協力して参加しました。


 このアクションは、「世界人権デー」の10日に合わせて行われましたが、改悪入管法の施行反対・未成年の仮放免者に在留資格を・ウィシュマさん死亡事件の不起訴処分を許さない の3点を求めており、名古屋では1時間、スタンディングをしながら、マイクでの訴えとチラシ配布を行いました。8日放映のNHKEテレの「ねほりんぱほりん」で在留資格がないまま日本で育った若者の事例を取り上げていたように、外国人が日本で生きていくためには、当ユニオンの外国人組合員も含め、「在留資格」が不可欠とされていますが、その資格を得ることができないとどういう不利益があるか、ひいてはどういう悲劇があるか、それを管轄する入管行政はどうなっているか、などは、ユニオンにとっても他人ごととは思えません。アクションには若い学生なども多く参加しており、沿道の注目も多く、隣ではユニセフ関連、さらにミャンマー関連の街頭活動がされていた、というように、外国人問題はさまざまに取り組まれており、外国人も多く往来してスマホを向けたりしていました。


 そして午後5時半からは、パレスチナの平和を求める全国一斉アクションの一環として、ガザ緊急アクションなごやが主催した集会・デモが光の広場で開かれました。ここにも組合員が5名を超える規模で参加し、集会では委員長が有志として発言し、全国のユニオンでもこの問題について話し合ったりしているユニオンもあることを紹介したりしました。そして、デモでは、イスラエルのとどまるところを知らない攻撃に対して、今回もこどもが先頭でコールし、多くの通行人の注目を集め、外国人の途上での参加があったりもしました。


 パレスチナ出身で日本に在住し、現地に家族を残している方が、前日の市民集会に続いて、現地の声を代弁して訴えていましたが、働く以前に、生存そのものが否定されているパレスチナの人々の窮状を前に、日本政府は米国政府の顔色を窺い、停戦に向けて動こうとしません。私たちが、世界の人々の声と運動を、継続していくことがカギでしょう。


 労働問題は社会問題や政治問題とイコールではありませんが、無関係でもありません。どこまで取り組むかは、組合員の中でもいろいろ議論もあると思いますが、関心は持ち続け、一定の取り組みもできたらと思います。





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