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三河支部会議を開催

 本日(24日)午前11時から、前回と同じ公園で、屋外での三河支部会議を開催しました。前回以上の、40数名の参加者でした。特に、28日の午前11時から会社のある西尾で団交に臨もうとしている碧海工機分会の仲間が参加者の半数ほどを占めました。碧海分会の仲間のうち半数ほどの仲間が、5月末で雇止めにされようとしており、緊迫した中での会議となりました。また、三河支部の取り組みの時々に参加されているジャーナリストの安田浩一さんと、名古屋テレビの記者の方も来て、参加者に質問するなど熱心に取材してくださいました。


 会議は、参加者の自己紹介の後、このかんの三河支部の取り組みと今後の取り組みの概略を確認しました。そのうえで、各分会から順に発言してもらいました。その最初で碧海工機分会の仲間が、相次いで、外国人で契約社員だからとして切り捨てられようとしていることへの怒りや、会社の寮に入っている仲間もおり、住居までも失う危機にあることも訴えられました。次いでツルタテクノス分会(碧南市)の仲間が、仕事・生活・組合活動の面で不利益となる不当な配転をさせられようとしており、碧海分会の仲間の気持ちはよくわかる、と訴えました(5月13日に電話での交渉を行いました)。最後に浅賀井製作所(安城市)の仲間が、非正規社員として日本人の正社員と賃金の歴然とした格差をつけられているのは国籍差別だとして提訴してから、裁判開始は遅れているが、がんばるという決意を述べました。他にも、団交や裁判を取り組んできているヒサダ(安城市)分会、同様に契約社員として雇止めにされようとしている興和工業所(名古屋市)分会、18日に団交を行ったベルテック(刈谷市)の仲間など、さまざまな外国人が参加しており、連帯の意志を固めたうえで、最後にガンバローと日本式で掛け声をかけて終わりました。日本人は今回は運営委員と取材に来ていただいた方だけで、今回は、コロナ危機下で犠牲が集中している外国人が励まし合い、28日の団交をはじめとした闘いの継続の意志を固める場という色合いの強い会議となりました。


 ソーシャルディスタンスとはいかず、会議が終わってからも固まっての話が続きましたが、事の重要性もあり、やむを得ない面もあるでしょう。緊急事態宣言も解除の動きもあり、公共施設も使用再開が近そうですが、雇い止めなど、労働組合の取り組む課題は増え続けています。三河支部も、今後もがんばっていきましょう。


 

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