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ユニオンセミナー・シャープ行動・A社団体交渉

 6月1日(土)から2日(日)にかけて、コミュニティユニオン全国ネットワーク主催の第7回ユニオンセミナー「トラブルメーカーになろうPart2」が、昨年に続き名古屋・ウィルあいちで開かれました。当ユニオンも、鶴丸委員長がセミナーをコーディネートするメンバーの一人として活躍したほか、三阿支部からも含む数名の参加者で臨み、全国の仲間と、グループワークなどをつうじて交流しつつ学んできました。


 そして2日(日)は、シャープ三重工場(多気町)で働き、ユニオンみえに加入しシャープ・ピノイ・ユニティ(SPU)として闘っているフィリピン人労働者が、シャープでの仕事が一方的に半減させられたことに抗議してストライキを決行するとともに、松阪市内でのデモを行ないました。このデモに、当ユニオンからも、三河支部長らが参加するとともに、途中から、ユニオンセミナーを終えてかけつけた鶴丸委員長・三河支部の組合員も参加し,全国・地域・ユニオンみえの仲間と共に、約100名で、外国人労働者を低待遇でこき使った末に切り捨てる無責任なシャープ・下請けの三重テック・そして派遣会社ジーエルへの抗議の意志を示し、団結も強めました。デモでは沿道の市民も共感する態度を示してくれ、励まされもしました。デモ後、フィリピン労働者のネットワークをどうひろげるかについても意見交流しました。


 そして4日(火)は、三河の派遣会社A社との団体交渉を行ないました。妊娠中の外国人労働者が、出産を控えて派遣先での従来の仕事が困難になっているという条件の下、どうするか、という交渉でした。会社からの提案もされましたが、外国人労働者が日本で生活を築いていくことの困難さをここでも感じさせられるとともに、こうした状況を当事者をはじめユニオンなどの地道な取り組みで変えていくことの必要性も改めてかみしめました。今後もがんばっていきましょう。

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