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県労働委員会委員の不当任命で抗議街宣

 12月1日(金)午前8時より、県庁付近にて、愛知県労働委員会の不当任命に抗議する宣伝行動を行いました。愛労連・愛知国民春闘共闘委員会・当ユニオンから計10数名(当ユニオンからは5名規模)が参加し、宣伝カーに横断幕を掲げつつ、マイクで訴え、またチラシ・ティッシュも配布し、出勤する県・市職員など、行き交う労働者・市民に訴えました。


 11月30日に県が発表した第47期愛知県労働委員会委員名簿では、労働者委員は相変わらず連合愛知からの候補が選任され、愛労連や当ユニオンからの候補は選任されませんでした。全国では連合以外からも選任されている例が10件を超えてきているにもかかわらず、です。また、公益委員に労働法に詳しい委員を選んだり、委員全体で女性の占める割合を増やすこと、労働者委員を連合以外からも、また非正規や福祉・医療分野からも選ぶこと、などを求めて多くの署名を行ったり、街宣行動を行ったりしてきたにもかかわらず、今回は、女性の労働者委員が1名から2名に増えたにとどまりました。これでは、県労働委員会が労働者・労働組合に対する不当な行為を規制できる機関としての役割を果たすには不十分と言わざるを得ません。


 このような趣旨のチラシ・ティッシュを配布し、また当ユニオンの鶴丸委員長を含め、代わるがわる任命の不当性を訴えました。一時間でしたが、街頭宣伝に参加された皆さん、お疲れ様でした。


<追記>12月14日(火)午前10時より、愛知県東大手庁舎において、愛労連とともに当ユニオンも、労働委員会委員選任に対する抗議・要請を県に対して行いました。私たちの声を直接県の担当者に訴えることも、街頭宣伝とともに意義ある取り組みです。今後も労働委員会を労働者・女性の声を反映できる機関にしていくようにしていきましょう。






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スローワーク事件で記者会見

 11月30日(木)午後1時から、障害者就労継続支援A型事業所「スローワーク」(岡崎市)での解雇等について、11月6日付けで名古屋地裁岡崎支部に提訴したことにふまえての記者会見を行い、翌12月1日(金)『中日』朝刊の県内版に記事が掲載されました。


 この事件は、2020年からスローワークに雇用され働いていた日系ブラジル人の当ユニオン組合員Mさんが、労働条件の改善を求めて交渉していたのですが、会社は不誠実な態度をとり続け、あげくに今年2月に事業所閉鎖・従業員解雇を従業員に通知しました。しかしその後、同じ場所で、ほとんどの元従業員を雇用した別会社が営業するようになっています。新聞報道によるとこの会社は「全くの別法人」と言っているようですが、実際は、実質的に同じ会社なのに、組合員であるMさんを解雇して追い出すために偽装閉鎖をした、と言わざるを得ません。これらの不当性を争い、解雇無効や賃金支払いなどを求めて裁判を起こしました。障害者・外国人差別も絡み、不当労働行為でもあるこの事件(12月15日午後1時半から労働委員会も開かれます)の解決のため、当ユニオンもMさんらを支え、今後も闘っていきます。裁判期日は1月10日午後1時10分からです。ご支援をよろしくお願いします。

 <追記>15日の労働委員会は、救済申し立てに対して会社がろくな対応もしない状態のままで調査終了となりました。審問なしの終結となり、以降は決定待ちとなります。労働委員会の妥当な決定を求めたいと思います。

 

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