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「働き方改革」法成立に抗議

 前記事同様、「ユニオン活動日誌」で報告されているように、このかん「働き方改革」法案に反対する街宣などを進めてきた労働法制改悪反対実行委員会は、本日、遺影を掲げた過労死遺族が見守る中参院本会議で採決され成立させられた「働き方改革」法を許さないとの抗議の姿勢を示そうと、正午から名駅前で抗議街宣を行ないました。この街宣では過労死遺族が数名参加され、その代表として内野博子さんや、東海労働弁護団・各労組などが発言しました。当ユニオンからも数名が参加し、横断幕も掲げ、委員長も今後も闘いを続けていくと発言しました。


 今後も、職場での闘いなど、さまざまな闘いを続けていきましょう。当ユニオンも7月28日(土)に、中谷雄二弁護士を講師にお迎えして、今回の法成立を通じての労働法制改悪と今後の組合活動について、をテーマにお話ししていただく公開学習会を行ないます(午後5時30分から午後7時30分まで、イーブルなごやにて)。内野博子さんも特別発言をしてくださるそうです。この学習会を成功させることも含め、今後もがんばっていきましょう。

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「『高プロ』強行採決阻止!6・26一日行動」を実現

 「ユニオン活動日誌」で報告されているように、昨日(26日)、コミュニティユニオン東海ネットワークは昨日(26日)、「『高プロ』強行採決阻止!6・26一日行動」を行ないました。参院厚生労働委員会での強行採決が予想されたこの日、19日に引き続き、過労死遺族の内野博子さんや、東海労働弁護団、愛労連、愛知健康センターの皆さんとともに、総勢20名規模で、12時半から、名駅前での街頭宣伝を行ないました。多人数でかけつけてくれたユニオンみえとともに、当ユニオンからも数名が参加し、21日の労働法制改悪反対実行委員会の早朝街宣への参加に続き、「8時間労働制破壊反対」を訴えた横断幕を掲げて、街頭宣伝を盛りたてました。


 その後愛知労働局へ移動し、「高プロ」制度導入に反対する申し入れを行ない、申し入れ書を手渡しました。街宣に引き続き参加して下さった内野さんらも含め10名近くが、内野さんが過労死等防止法制定など、過労死を許さない取り組みをめざした追求ををないがしろにすることはやめてほしいと訴えるなど、切実に訴えかけました。


 この日は野党の加藤厚労相の問責決議案の提出により採決は見送られ、決議案は本日の本会議で否決されたため、政府・与党は明日の厚労委で採決、明後日の本会議で成立、という見込みでいます。法案成立に反対する取り組みを最後まで続けるとともに、この法案が成立したとしても、法の運用の際には、行政や労使関係など、さまざまな問題が絡んできます。「高プロ」制にしても、労働政策審議会でさらに具体化されるなどの予定になっていますし、今後とも、私たちユニオンは、取り組んでいく必要があります。がんばりましょう。。

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ブラジル人労働者の団交、相次ぐ

 さる15日(金)、松尾製作所(大府市)のブラジル人労働者たちの団交が行われました。このブラジル人労働者たちはユニオンみえの組合員で、非正規社員としての待遇の改善をめざして団交・裁判を闘っており、当ユニオンも協力しているのですが、今回の団交は、時給・ボーナスに関してのほか、1日に出された最高裁でのハマキョウレックス裁判の判決で通勤手当・給食手当などの差別を認めないとされたことをも活用して通勤・食事に関する手当の支給も求めるなどしました。


 また20日(水)には、当ユニオンの浅賀井製作所分会の団交を行ないました。この団交も、ブラジル人労働者たちが非正規社員としての待遇の改善をめざし、時給・ボーナスに関して、また交通費の支給に関してなどを議題にして取り組みました。交通費の支給に関してなどで、成果がありました。


 最高裁判例や、「骨太方針」(6月15日閣議決定)でうち出された外国人にかんする政策など、日本全体に関する動きにも注目しつつ、今後も非正規・外国人労働者の闘いを粘り強く取り組んでいきましょう。

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「労働法制改悪阻止!6・19全国一斉行動in東海」を実現

 本日(19日)、コミュニティユニオン東海ネットワークは、労働組合を中心に結成し労働法制改悪阻止をめざす全国キャラバンを取り組んできた全国運動実行委員会での確認のうえで全国ネットがよびかけた全国一斉行動を、名古屋で取り組みました。本日は、参院厚労委での「働き方改革」法案の強行採決が予想され、それを阻止するために国会前をはじめとした行動が取り組まれたのですが、実際には、政府・与党は、反対の声も考慮して、審議のみで採決は先送りし、国会の会期延長をしようとしてきました。こうして法案をあくまで成立させようとしている安倍政権に対し、私たちは抗議の声をあげ、労働者・市民にもともに反対しようと呼びかけました。


 午後12時半、名駅ミッドランドスクエア前に、東海ネットに加盟するユニオンみえと当ユニオンを中心としたユニオン、さらに14日の朝の街宣後の労働法制改悪反対実行委員会での要請などを通じて参加していただいた団体の方、総勢20名ほど(うち当ユニオンから半数弱)が集まりました。そして、当ユニオンの司会で、のぼり・横断幕を立て、チラシをしながらの、ユニオンみえの街宣車の拡声器を使用しての訴えを開始しました。石川翼安城市議(愛知ユニオン)・当ユニオン・ユニオンみえ・名古屋過労死を考える家族の会(内野博子さん)・東海労働弁護団・愛労連・全トヨタ労働組合・愛知連帯ユニオン・愛知働くものの健康センターの方々がそれぞれ、さらに過労死を生みかねない高度プロフェッソナル制導入をはじめ、労働者にとって許しがたいこの法案の成立を阻止しようと訴えました。発言は訴える力があり、チラシの受け取りも良く、多くの注目を集めました。


 1時間超の訴えを終え、続いて、ミッドランドスクエアに入居するトヨタ自動車に対し、過去過労死を生み出しながらも高度プロフェッショナル制を導入する法案の成立を支え、社内へも導入しようとすることを許さない申し入れ書をコミュニティユニオン東海ネットをはじめとした各団体からの数名が手渡しに行きました。トヨタ自動車側は東海ネットの代表者二名のみを応接室に通して申し入れ書を受け取りました。外では残った参加者が引き続き宣伝行動を行ない、1時間近く経って戻った代表団からの報告を受けて、ミッドランド前の行動を終了しました。


 その後、残った参加者で、立憲民主党・公明党・自民党のそれぞれの愛知県連ないし県本部事務所を訪れ、それぞれ申し入れ書を渡してきました。立憲民主党には激励、公明党・自民党には高度プロフェッショナル制導入反対の意志を示す行動になったのですが、国会での法案成立を阻止するために、こうした行動を取り組みました。


 これで本日の行動は終了しました。法案は本日の審議をも口実に、21日にも厚生労働委で採決する可能性も云々されていますが、法案の強行採決を許さず、そして仮に成立させられたとしても空文化させるような、粘り強い闘いを、今後も続けていきましょう。14日の朝に続き、21日の朝にも宣伝行動を予定していますが、それ以降も、取り組みを続けていきます。来月28日の公開学習会も予定していますので、皆さん、がんばりましょう。お疲れ様でした。

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映画鑑賞会を開催

 本日(16日)午後6時40分から、ユニオン事務所にて、映画鑑賞会を開催しました。参加者の都合で設定したこの開始時間には、10名程度が集まりました。

 鑑賞した映画は2014年に韓国で公開された『明日へ(原題は「カート」)』。この映画は、07年に大手スーパーで有期雇用の非正規女性労働者らが突然の解雇に対して労働組合を結成し職場を占拠して510日間の長期ストを闘ったという実際の闘争をモデルとしていました。映画はこの実際の闘争をそのまま再現したわけではないのでしょうが、女性労働者が虫けらのように職を奪われることに対し抵抗する中で、家族・生活上での悩み、会社の強硬な姿勢、これと対応した警察の弾圧・暴力集団の襲撃、などにさらされ、分裂や孤立や負傷や拘留や挑発へのひっかかりも経つつも、最後には、アルバイト労働者として同様にないがしろにされた子供との共感を得たうえで、分裂した同士が再び連帯して「明日へ」つながる闘いを切り拓いていくという姿を描いていて(ネタバレですみませんが)、日本などの労働者にとっても共通した問題を浮き彫りにして、感動的でした。映画の後、交流担当の組合員によるパワーポイントを活用した韓国紹介や、この争議が、今年、闘争の成果としてすでに無期契約への転換を実現した争議参加者も含め、正規職としての採用をかちとるという成果を実現したという記事を掲載した参考資料も配布されてイメージを湧かせたうえで、参加者が感想を述べ合いましたが、それぞれ、自身の体験などと重ねて映画を共感しながら観ていたと語り、交流も深めることもできました。


 次に予定されている交流企画は、8月14日(火)の濃尾花火大会の鑑賞ですが、5月に中止となったハイキングなども含め、交流企画も随時開催する予定です。組合員の皆さん、お気軽に参加してください。




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三河支部会議を開催、など

 本日(10日)午前10時より、岡崎げんき館にて、三河支部会議を開催しました。今回は日本人・南米人合わせて10数名の参加で、新たな参加者はいませんでした。議題は、それぞれの参加者が現在追求している問題、とりわけ、浅賀井製作所で、夏季一時金などについての要求をどうまとめ取り組んでいくか、についてが中心になり、その他ユニオンのもろもろのとりくみについての確認や、政府が外国人の就労の拡大を進めようとしている問題についての検討などを行ないました。議論も活発に行なわれ、意義ある会議となりました。


 次回は7月15日(日)午前10時から、岡崎げんき館にて行ないますので、参加をよろしくお願いします。


<追記>なおこの日は、当ユニオンと協力関係にあり、運営委員にもなっている名古屋労災職業病研究会の総会が開かれ、ユニオンから5名が参加し、メンタルヘルスに関する講演を聴いたりなどしました。今後ともよろしくお願いします。

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労働法制改悪反対の街宣・第2回運営委員会

 本日(9日)正午より1時間ほど、労働法制改悪反対実行委員会は、名駅ミッドランドスクウェア前で、「働き方改革関連法案」成立に反対する街頭宣伝を行ないました。弁護士、労働組合員、合わせて10数名ほどで、チラシを挟んだティッシュを道行く人々に配布しました。当ユニオンからも、三河支部からも含め。その半数近くを占める人数で、8時間労働制の破壊を許さない旨を訴えた横断幕も掲げて、元気良く参加しました。


 マイクでの宣伝では、過労死裁判など、労働事件に関わってこられた弁護士の方々が、法案の危険性をわかりやすく訴えました。ちょうど日本労働弁護団の会議が近くで催されたこともあって、京都の弁護士の方も関西弁で高度プロフェッショナル制などとんでもないと訴えてくださいました。労働組合からも、当事者として、この法案がでたらめな根拠づけで、労働者の権利を奪っていくひどい内容であることを、切実に訴えました。


 通行する人々も、ティッシュという受け取りやすさもあってか、チラシ単独の時よりも若者を含め受け取りは良く、また、ティッシュからチラシを抜き出して読み始めたり、励ましの声を掛けてきたり、横断幕を評価したり署名はないのかと言ってきたり、などなど、好意的な反応もいろいろあったことも、行動後に昼食をとりながらの話でも紹介されたりしました。労働法制改悪阻止反対実行委員会は、22日の集会以降も、7日の金山駅前での朝の宣伝に続き、本日も取り組み、今後も、全国の闘いと連携しつつ、取り組もうとしています。法案は先月25日の衆院厚生労働委員会での強行採決、31日の本会議採決により参院での審議に移っています。20日の会期切れまでに成立を果たそうと政府・与党は必死ですが、新聞や女性週刊誌などでも問題点が指摘されたりしており、法案の成立を許さない、またたとえ強行成立させられたとしても空文化させられるだけの、私たち労働者の力を、創り示していく必要があります。がんばっていきましょう。


 そしてユニオン事務所では、午後6時から、第二回運営委員会を開催しました。ここでは通常のテーマの報告のほか、前の記事で紹介したユニオンのとりくみや上記の労働法制改悪反対のとりくみについてなども報告され、多くの報告がされました。また、今後の取り組みについても、活発に議論をし、会議は予定時間を超えました。ユニオンの活動の発展のため、今後もがんばっていきましょう。


 

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この間の取り組みについて

 この間の筆者が参加していないユニオンの取り組みについて、本日(9日)の運営委員会で報告されたので、紹介します。


 まず6月2・3日、コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク主催の第6回ユニオンセミナーが開かれました。今年は名古屋での開催となり、会場はウィルあいちでした。全国のユニオンから次世代を担う20名超の参加者が集い当ユニオンからもスタッフを務めた鶴丸委員長を含め5名が参加しました。内容は、アメリカのレーバー・ノーツという労働団体が発行した本の日本語版などを参考にして、ワークショップ方式で、職場から運動をつくり組合を組織する方法について学ぶのが主でした。参加者は楽しく学べ、相互の交流も深めることができました。(全国ネット公式サイトに報告記事があります)


 また、ユニオンの活動を前進させるために、SNS推進部会(7日)・分会長交流会議(本日)なども開催したり、事務所移転やユニオン20周年記念事業なども検討しつつあります。今期新たに行なっているこれらの取り組みのほか、毎月行っている『ふれあい通信』作成作業も、12日(火)に行なえるように、本日すでに版下を作成し終わりました。また、労働法制改悪反対の取り組みも行なってきましたが、これについては別の記事で紹介します。


 運営委員もそうでない組合員も、ユニオンの新たな発展のため、力を合わせてがんばっていきましょう。



 

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