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碧海工機団交を開催

 7月23日(木)午前10時から、西尾コンベンションホールにて碧海工機団交を開催しました。鶴丸委員長、三河支部長ら役員と、分会組合員が10名規模で参加しました。会社は財務資料も示したとはいえ、組合員を休業とし、にもかかわらず契約社員・派遣社員を働かせるという不当労働行為ともとれる対応についても、また分会員の外国人差別だ、生活できない、必要な時は4時間でも残業させ、必要なくなれば切り捨てとは! という切実な声に対しても、誠実な対応を示したとは言い難く、進展が見られませんでした。今回は会社側弁護士が参加しなかったそのため、27日(月)午後2時から、名古屋市内で、会社側弁護士の参加のうえで、引き続き交渉を行うこととなりました。


 ユニオンとしては、26日(日)に分会会議を開催し、今後の闘いの方向性について、意志一致を実現し、翌日の再団交に臨む予定です。引き続き、支援をよろしくお願いします。

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X社要請行動を実現

 7月22日(水)昼過ぎ、ユニオン事務所近くの派遣会社X社に対して、数名で要請行動を行いました。当初、6月27日に行った東海ネットあいち連絡会第三回会合で、この日を統一行動日に設定していたのですが、他団体との調整が困難だったため、当ユニオン単独で、当ユニオンの交渉先から選択して実現しました。


 この派遣会社X社社員のフィリピン人Aさんは、雇用契約書もなく労働条件の明示もなく自動車部品会社Y社に派遣されて働いていて、4月末に、5月の連休後も働くよう派遣先から言われたにもかかわらず、5月の連休明けに派遣元から契約が終わっていると言われ、納得できずユニオンに加入し、派遣元・派遣先それぞれと団交を行ってきました。しかしX社は、Y社が6月末までの派遣契約となっていると主張しているにもかかわらず、Aさんの契約期間さえも明確にしない不誠実な対応で、Aさんは生活が苦しくなってきています。こうした事態の解決を求め、この日、Aさんと、交渉担当の鶴丸委員長らが、直接A社を訪問しました。責任者が不在だったため、このまま解決に向けた姿勢を示さないならば然るべく問題にすることも盛り込んだ要請書を、責任者に渡すよう依頼し、この日の行動を終えました。


 筆者も参加し、Aさんは日本語もある程度わかるので話もできたのですが、Aさんは突然クビと言われて、まじめに仕事をしてきたのに、生活も成り立たなくなった、外国人だからと馬鹿にしているのか、と怒りを口にしていました。外国人組合員と話すと、こういう怒りの声をよく聞きます。日本人も大変ですが、真っ先に犠牲を強いられている外国人と連帯して、早期解決をめざしていこうと決意を新たにしました。


<追記>当ユニオンのブログ「名古屋ふれあいユニオン活動日誌」に、このX社の件について詳細に述べています。竹屋分会の取り組みの報告ともども、ぜひご覧ください。また、30日に開かれた「生存のためのコロナ対策ネットワーク」の記者会見に当ユニオンも出席し、このX社の件を報告しました。早期解決を望むものです。

<追記2>この闘いは、その後解決に至り、それとの関係でX社と表記させていただいています。ご支援ありがとうございました。

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