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映画交流会を開催

 3月27日(土)午後4時半より、ユニオン事務所にて、映画交流会を開催しました。今期はコロナの影響で交流企画がなかなか開催できず、この映画交流会も、午後4時半から映画『13th~憲法修正第13条』を、ユニオン事務所で鑑賞する人と、オンライン(YouTubeで公開されていた)で事前ないし同時に視聴する人とを分けたうえで、映画鑑賞後、午後6時半から交流タイムとする、という新しいかたちで、ようやく第一回の開催という運びとなりました。


 映画はアメリカで起こっているBlack Lives Matter運動の背景について知ることができるという意味で、私たちがユニオン員として視ておいた方がいいのでは、という趣旨で、交流担当の運営委員が企画して行いました。映画を通して、アメリカの現在を歴史的に振り返ることをきっかけに、日本の現在・歴史との違いや同一性、資本主義・労働者の現在・歴史についてなど、いろいろ考えさせられるところがあった気がします。こういう文化を通して交流も深めるような企画も、ユニオンの取り組みとして良かったです。参加した皆さん、お疲れ様でした。

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碧海工機・浅賀井製作所裁判

 3月24日(水)午前、碧海工機仮処分申立の審尋が名地裁岡崎裁判所にて行われました。午前10時40分から関連会社ミドリを相手にした1名、午前11時から碧海工機を相手にした4名に関して行われました。審尋を重ね、一定の提案も出されてもいますが、雇止め問題の解決をめざし、粘り強く奮闘中です。次回は他の1名の審尋が予定されていた4月26日(月)に、この1名が午後3時30分から、4名が午後4時から、ミドリの1名が午後4時30分から、それぞれ審尋が行われます。ご支援をよろしくお願いします。


 また午後2時からは、浅賀井製作所裁判が、名古屋地裁で行われました。基本給・賞与ばかりでなく退職金問題も焦点にしようとしています。次回も今回と同様、同じ日である4月26日、午後4時15分から行われます。


 4月からパート・有期労働法が中小企業にも施行され、非正規労働者の待遇改善に向けてがんばっていくことが問われます。外国人・非正規という二重の差別を受けている労働者の裁判闘争を、支えていきましょう。































































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第3回組合費検討会議&第3回予算委員会

 3月22日(月)午後6時半より、第3回組合費検討会議&第3回予算委員会を開催しました。運営委員を中心に、そうでない組合員も参加して行いました。

 組合費検討会議は、組合財政を保障し、そのためにも財政管理を円滑に行えるようなシステムを、組合員の同意・協力を得るかたちで整備していくために、具体的な方策を検討してきています。今回は3回目となりました。


 そして3回目の予算委員会は、前回(第2回)詰めきれなかった件を検討するために、この日開かれることになっていた組合費検討会議に続けて開催しました。来期の予算案作成のために、特に、中心的に組合活動を担う人をどう財政面から支えていくかに関係する議論を中心に行いました。


 大会まであと2か月で、中心となる予算案を含む議案づくりのために、議論を進めています。今後、来月の17・18日の大会準備会議で集中的に議論を行います。組合員の皆さん、大会を成功させるために、積極的に意見を出し合い、協力していきましょう。



 












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官製ワーキングプア集会

 3月20日(土)午後1時半から、オンラインで「緊急集会 官製ワーキングプアの女性たち コロナ後のリアル」(主催 実行委員会)が開かれました。当ユニオンも賛同団体に名を連ねさせていただいたこともあり、筆者はYou tubeで配信された集会に参加(観ていただけですが)しました。(追記:委員長もユニオン事務所で参加していたことが後でわかりました)


 当ユニオンにも官製ワーキングプアと言える組合員もいますが、民間の労働者が多数ではあります。ただ、非正規労働者は、官民問わず多数所属していますし、この問題は正規・非正規問わず労働者、そして住民全体にも関係していることが、コロナ後、ますます明らかになってきているように思います。その意味で(このかんの緩やかなつながりも関係して)当ユニオンはこの集会に関わった、という次第ですが、一組合員として参加してみて、3時間の集会で、全部観ていたわけではないのですが、いろいろ考えさせられました。


 集会は、第一部が竹信三恵子さん、上林陽治さんという、この問題を先頭で追求されている方々からの概説と、沖縄の非常勤職員組合の方からのメッセージ紹介でした。会計年度職員制度の導入とコロナの影響を受け、竹信さんは、非正規公務員はエッセンシャルワーカーとして重要な役割を担っているが負担増・低待遇に陥っている反面、会計年度任用職員になって労働条件が一部改善されて権利行使が困難になっている面が出たりもしている。しかし、外部委託化は進んでおり、個別企業を超えた産別労組も展望しつつ、無力感を超えて非正規ネットワークを創ろうと呼びかけ、上林さんは、女性・非正規に公共サービスが依存しているリアルな現状の中で、コロナ感染リスクと、会計年度任用職員制度導入との二つの悲劇が生まれており、、実質常勤なのにパート扱いにされ賞与と引き換えに月例給与を下げられるなどの弊害を生んでいる、としました。そうした現状があるとはいえ、沖縄のメッセージでは、賞与を初めてかちとる成果も報告されました。


 第二部は様々な当事者の方からのリレー報告でした。婦人相談員・ハローワーク相談員・学童保育相談員・図書館司書・社会教育に携わる職員、それぞれの立場からの発言が続き、住民と密着した地方自治体の施策に直接携わりながら、その中で低待遇・ハラスメント・やりがい搾取にさらされ、退職に追い込まれそうになり、労働組合で闘った、などなどの、体験が紹介されました。


 第三部はDV被害者支援の民間シェルター運営に携わる方、民営化による保育破壊と闘ったユニオンの方、名古屋の「つながれっとNAGOYA」の運営に携わる方、メトロコマース裁判の原告として闘ったユニオンの方など、民間や住民とも連帯していこうという、さまざまな立場の方々からの発言が続き、最後に竹信さんが、非正規公務員問題を新聞記者として記事にした時をふりかえりつつ、だんだん問題が広く知られるようになってきたが、女性が主の非正規公務員自らが、労働者としての権利を行使したり、SNSをも活用して知らせ、またネットワークを広げ、交流の場を創ろうとまとめて、終了しました。


 参加して、非正規公務員は民間労働者に適用される労働法の対象外になっているとか、専門性・公共性とかの難しさとか、女性が多数だとか、民間の単純労働者で、男性の筆者にはいろいろわからないところも多い面もあるのですが、非正規・不安定とか、格差構造の中でパワハラにあったりとか、低待遇とか、などなど、通じるところもあるので、違いにふまえながらも通じるところもあるというところでの連帯づくりが、このコロナの下で、ますます必要になってきている、ということを、学ばせてもらった気がします。私たちは労働組合ですが、話は変わりますが、12日(金)に開かれたブラックバイト対策弁護団あいちの総会に参加した委員長が、総会企画で学費問題に取り組む学生の方からのお話が労働組合が若者からどう見られているかなど、参考になったと言っていましたが、そのように、別の立場から学ぶことでかえって連帯できたりもすることもあるでしょう。そういう意味で、参加して良かったです。ありがとうございました。大変ですが、がんばりましょう。


 




 





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3・19集会に参加

 3月19日(金)午後6時30分から、名古屋栄・光の広場にて、「菅さん、私達の苦しさ見えてますか 命とくらし守れ!軍事費削れ!3.19集会・デモ」(主催 憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動)が開かれ、300名が参加しました。命とくらしを重んじる姿勢に疑問符の付く菅政権に抗議する姿勢を示すため、当ユニオンからも数名が参加しました。


 集会では、司会を主催団体の事務局次長の一人である水谷陽子弁護士が務め、主催者あいさつも、予定していた長峯共同代表が欠席のため引き継いで行い、菅政権の下で、生活が苦しくなっている、などを発言しました。次いで発言が続きました。まず、中区で飲食店を経営されている方が、コロナ禍で経営が苦しくなっているが、食事は文化と言える大事なもの、その担い手が危機に陥っている、と、切々と訴えました。次に医療現場で働く方が、コロナ対応で過酷な労働に追われているが、病院の経営悪化の影響も受けて一時金も下がる現状がある。助成金の改善などもあるが、基盤の弱さ、人手不足の打開こそ必要、と訴えました。そして最後に中谷雄二共同代表が、コロナ禍の中でも命とくらしを軽視し、米軍や富裕層を優先する菅政権に対して、人間の尊厳を守るために抗議の運動を、と訴えました。そして最後に今後の行動についての提起をして、集会を終えました。


 続いてデモに移りました。緊急事態宣言は解除されたとはいえ、沿道の人通りはやはり金曜日の夜にしては少ないように思える中でしたが、注目する人も多かったです。憲法を生かそうというコールを上げながら、憲法問題も絡んで政府に抗議の声を命がけであげている国の人々のことも考えさせられたりもしましたが、私たちのデモも同様に、政府に対しての意志表明として、重要な行動でした。参加した皆さん、お疲れ様でした。



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交渉ミーティング・第6回運営委員会

 3月13日(土)午後3時より、ユニオン事務所(Zoom併用)で交渉ミーティングを行いました。参加者は前回より少なかったのですが、交渉を終えて間もない組合員と、これから近く交渉に臨もうとする組合員とが、いずれも労務管理をまともにやっていないような会社で、やむにやまれず交渉に臨むというので、励まし合うような場となり、相互支援になって良かったです。それにしても、いろいろな会社があるものだと、思わされました。


 そして午後6時からは、同じくユニオン事務所で、Zoom併用で、第6回運営委員会がありました。今回は運営委員全員参加で、中味も濃い会議でした。大会を前に、先日実施したアンケートで寄せられた組合員の意見についてや、組合費の問題についてなど、組合をどう運営するかに関係する内容の議論がいろいろあり、考えさせられました。


 ユニオンの力が問われます。厳しい中ですが、がんばりましょう。


 


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碧海工機の取り組み

 3月9日(火)午後1時半より、愛知県労働委員会(愛知県庁西庁舎内にある)で、碧海工機不当労働行為救済申立の第2回調査が開かれました。この申立は、碧海工機のメンバーは8名で行っているのですが、合理的な理由なく碧海分会員を雇止めにしたこと、分会員を差別的に休業扱いにしたこと、資料を提示して誠実に交渉しなかったこと、雇止めの一方でユニオンとの協議もなく新たに契約社員や派遣社員を雇い入れたことなどについて、不誠実団交・不利益扱いであるとして行っています。

 今回は時に、同時に名地裁岡崎支部で行っている地位保全仮処分申立で問題にしている雇止めと関係して、この申立と同様に、1月下旬に新聞広告で大々的に正社員・期間社員を募集(ハローワークや派遣会社を経由しても募集しています)していることも示しつつ行いました。そして、この新聞広告についてユニオンに知らせたり、この労働委員会に参加したり、というようにして、日本人組合員も支援をしてきました。次回は5月17日(月)午後1時半より行われます。


 他方、3月11日(木)午後3時半から、碧海工機の1名を原告とした仮処分申立て、午後4時からは関連会社ミドリの1名をを原告とした仮処分申立て、の審尋がそれぞれ行われました。ここでも、原告・弁護士の他、日本人組合員も支援に参加しました。次回の審尋は、前者については4月26日(月)午後3時半から、後者については、碧海工機の4名を原告とした申立が行われる3月24日(水)午前11時の前の午前10時40分から行います。ご支援をよろしくお願いします。


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三河支部会議を開催

 3月7日(日)午前10時より、安城市民交流センターにて、三河支部会議を開催しました。今回もブラジル人中心に20名規模の参加で行いました。


 会議ではまず、このかんの活動を振り返りましたが、碧海工機、浅賀井製作所・ヒサダなど、分会のある職場を中心に裁判・労働委員会・団交(浅賀井製作所で職場環境改善を課題に行った)・コロナ対策などの取り組みが報告された後、コロナ感染症の世界的な拡大や、その中での春闘の現状を確認したうえで、今後の取り組みについて確認しました。特に、裁判・労働委員会ばかりでなく、職場でも春闘を取り組もうというので、どういう要求を取り組みかという議論では、賃上げの他、通勤手当・職場環境改善・定年後の賃下げ問題などにも取り組もうとかの、活発な意見が出ました。団結を強めつつ、春の取り組みをさらに前進させていきましょう。

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豊橋学習会を開催

 3月6日(土)午後6時半より、豊橋カリオンビルにて、豊橋学習会を開催しました。緊急事態宣言が愛知県では解除された関係で、使用可能時間は午後9時まで延長されたものの、人数制限は継続される中、行いました。


 今回は、先月27日にユニオン事務所で行ったユニオン学習会での、「働く立場からみた新型コロナウィルス」をテーマにしたレポートを、ここでも採りあげて学習しました。自分や身近な人がコロナに感染したらどうするか? 組合員にもそういう体験をしている人が出始めている中でもあり、身近に思えましたし、コロナ禍の影響は大きいので、いろいろ活発な意見が出ました。


 次回は4月24日(土)午後6時半より、豊橋カリオンビルにて行う予定です。それまでにコロナ禍が改善していれば良いですね。


 

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第3回組織強化会議&第2回予算委員会

 3月5日(金)午後6時半より、ユニオン事務所(Zoom併用)にて、第3回組織強化会議&第2回予算委員会を開催しました。運営委員以外にも、第1回組織強化会議に参加してくれた組合員もまた参加してくれ、10名程度の参加者で行うことができました。


 まず第3回組織強化会議では、専従・組織体制をめぐっての議論が中心になりました。ユニオンの専従も、多忙で、年齢も高めというので、世代交代・若返りを実現し、さらに充実したユニオンにしていけるような人にやっていってもらえるようにしていければ良いのですが、現状は、なかなか難しいところもあります。今回は、現在の専従者、参加者、また運営委員以外の組合員、それぞれ、率直な意見を出し合ったうえで、どういう人に専従を任せていくか、そのためにどうしていくか、また、専従という場合、相談・交渉や、事務的・管理的活動など、さまざま行っていますが、専従だけでなく、組合活動全般に関しても、さらに分担できるところもあるのではないか、などについて、考えていくきっかけになりました。


 この議論だけで2時間ほど経ってしまいましたが、休憩後、引き続いて第2回予算委員会を行いました。ここでは各運営委員が、担当している分野ごとに出した予算案について、その趣旨を説明し、質問を出す、というように議論を進めましたが、時間も限られ、全体的に最終案をまとめていくためにはもう少し議論をする必要があるという話になりました。そのため、予算については、2月22日(月)午後6時半から予定している組合費検討会議で予定していた議題を採りあげた後、議論をすることとしました。


 この予算も、専従・組織体制をどうするか、という問題を抜きには考えることもできず、この専従・組織体制についても含め、4月17・18日に予定している大会準備会議で2021年度の基本的な案を練りあげ、5月23日の定期大会で決定していくようにしていく予定です。難しいですが、大事な問題でもあり、また、組合員の意見をまとめていく問題でもあります。今回、運営委員以外の組合員の意見も聞くことができて、考えさせられることもありました。大会に向けて、議論を進め、更なるユニオンの前進をめざしていきましょう。参加した皆さん、午後9時半まで3時間の会議でしたが、お疲れ様でした。












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