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藤前干潟で野鳥観察・散策を行いました

 10月9日(日)午前11時から、藤前干潟にて、野鳥観察と散策を行う交流企画を催しました。初参加の人や久しぶりの人、ブラジル人組合員、賛助会員など、十数名の参加者で、楽しく行うことができました。


 藤前干潟は、名古屋市港区と海部郡飛島村にわたり広がる干潟で、庄内川・新川・日光川が合流する河口にあり、渡り鳥や魚・カニなどが集う都市の中の貴重な自然が息づく場です。かつて(1984年)名古屋市がごみの処分のために埋め立てる計画を発表したのですが、中止を求める運動が起こり、市は99年に計画を断念しました。その後2002年に、国の鳥獣保護区(集団渡来地)に指定され、続いてラムサール条約(「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」)に登録されました。今年はちょうどそれから20年という節目に当たります。


 というわけで、動物好きな人、癒されたい人、交流したい人、近場で楽しみたい人、環境問題をつうじて、自然でもある人間が自然を破壊している矛盾を熟考したい人まで、いろいろな人が集まりました。最近結成されたニチハエンジニアリング分会の職場が目と鼻の先という偶然も重なったのも、ユニオンらしかったです。最初に名古屋市野鳥観察館(最寄り駅はあおなみ線 野跡)で望遠鏡で野鳥を観察した後、ビジターセンターで野鳥についてのDVDを視聴し。その後干潟沿いの公園を散策しました。こうして、2時間にわたって藤前干潟を堪能しました。雨が降りそうな曇り空でしたが、何とか雨の影響も受けることなく、交流企画として成功させることができました。参加された皆さん、お疲れ様でした。


 

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