SSブログ

第4回名古屋ユニオンセミナーを開催

、12月20日(火)午後6時30分より、ユニオン事務所+Zoomにて、第4回ユニオンセミナーを開催しました。10名規模の参加で、いろいろな意見を出し合い、学び合い、交流しました。


 今回は、最初に、前回(11月25日)に、大内裕和さん(武蔵大学教授)に講師としてお話していただいた内容を振り返りました。セミナーを担当する運営委員の方が、大内さんの活動歴や、奨学金・ブラックバイト問題についてや、若者の貧困問題とその背景や、今後望まれる方向についてや、富裕層の問題や、防衛費増による若者へのしわ寄せ(経済的徴兵制までも含めて)の問題について、自分が印象に残った点を強調しつつ、また労働組合の運動と関連させつつ、報告しました。


 続いて、この報告を受けての意見を出し合いました。共感したり、疑問を持ったり、など、いろいろな意見が出ました。そして、いま労働組合(とりあえず当ユニオン)にできることについても、具体案も含め、いろいろと意見が出ました。そして、若い世代にどうかかわるか、また、周りの社会・コミュニティとどうかかわるか、についても、同様に、具体案も含めてのいろいろな意見が出ました。参加者皆が意見を出し合い、それぞれの考えや個性が率直に表れていて、良かったように思われました。予定を超えて二時間近くでしたが、短く感じられました。


 次回(第5回)は1月27日(金)午後6時半から行います。最終回として、これまでのまとめをテーマとしますので、初めての参加でも大丈夫です。多くの方の参加を、よろしくお願いします。

 


 

nice!(0)  コメント(0) 

12..19集会に参加

 12月19日(月)午後6時30分より、名古屋栄近くの光の広場にて、「わたしたちに戦争はいらない 12・19集会・デモ」(主催:憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動)が開かれました。真冬の夜の寒い中でしたが、労働組合を含む市民が参加し、当ユニオンからも、5名規模で参加しました。


 16日の「安保3文書」の閣議決定から間もない中で開く意義に触れた塚田聡子弁護士(名古屋共同法律事務所・総がかり行動共同代表)の司会の呼びかけで始まり、次に中谷雄二弁護士(同)の基調発言に移りました。中谷弁護士は、アメリカの戦争に日本も参戦するという決定を、国会の審議もなく閣議で行った岸田政権は、憲法違反でも、大軍拡による私たちの負担増を強要もしようとしている。だが、こんな中国を相手にしての戦争をもて遊ぶような政策によって戦争に突入したら、私たちは逃げることはできない。今こそ反対の声をあげよう、中国嫌いのムードに煽られていない若者などに語りかけようと訴えました。


 続いて、愛知視覚障害者協議会代表の寺西さんが、障害者の立場から、障害者に予算を割いてこない政府によってますます負担増が強いられようとしていること、ウクライナのように戦争によって障害を負わされて苦しむ人が生み出されようとしていることへの怒りを訴えました。また、命どぅ宝あいちの知念さんが、沖縄問題に取り組んできた立場から、台湾から100kmしか離れていない、戦争の最前線に置かれつつある与那国島を訪問した経験を語りました。与那国島で自衛隊基地が強化され、地域に定着しつつあることによって、住民は悩み苦しみながら生活していることを例に挙げ、南西諸島で先制攻撃による反撃の脅威にさらされている住民の実態を訴えました。

そして福祉保育労働組合の方が、子ども関連予算が削られることで、保育労働者も保育もますます厳しくなる。福祉と戦争は相いれない。福祉労働者こそがんばる、と決意を述べました。そしてひらき座の方々が、反戦平和を訴える歌を披露し、最後に参加者全体で「大軍拡をやめよう」とバナーを一斉に掲げて、集会を締めくくりました。


 こうして一時間ほどの集会を終え、栄一帯のデモに移りました。歳末の繁華街はイルミネーションなど、華やいだ雰囲気もあり、沿道の市民も多かったですが、その中で戦争の危機を訴える私たちのデモに、注目する人も多く、声をあげ続けていくことの重要性を、改めて感じさせられました。参加した皆さん、寒い中、お疲れ様でした。



 



 




nice!(0)  コメント(0)