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豊橋学習会を開催

 1月20日(土)午後6時より、豊橋カリオンビルにて、豊橋学習会を開催しました。参加者は5名規模でしたが、活発な学習会となり、時間はやや長めとなりました。


 今回は、参加者の近況報告のほか、12月16日にユニオン事務所で行った「精神障害の労災認定」についての学習会で学んだ内容を、そこでのレジュメや資料などを参照しつつ、ここでも採りあげました。精神障害の労災認定は、肉体的な負傷などよりハードルが高いと思いますが、その認定基準が昨年9月に改正され、認定基準が緩和され、また「心理的負荷」をもたらす出来事についても、カスハラなど、ハラスメントの拡充を行ったりしているなどのことがありますが、正直、厚労省のパンフレットなどを見てもなかなか複雑そうでも、また基準もハードルは高い面もあるようでしたが、そうした難しさもありながらも、ユニオンでのこのかんの取り組みや、参加者の体験談なども交えて、活発な意見交流ができました。他にも、種々のユニオンの取り組みの紹介なども含めて、いつもよりやや長めに、活発に行うことができました。


 次回は、大会を控えていることもあって、未定ですが、決定しましたら、奮って参加をよろしくお願いします。


  






 

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三和清掃・日興サービス裁判、1.19総がかり行動

 1月19日(金)午前は、三和清掃・日興サービスの裁判が、それぞれ名古屋地裁で開かれました。

 三和清掃裁判は、当分会の組合員を原告とした裁判で、すでに昨年に、固定残業代制度・未払い賃金にかかわる問題での勝利的和解を実現しているにもかかわらず、会社が固定残業代制度を継続している現状を打開するために、昨年10月に提訴した裁判で、今回はその初めての期日で、午前10時半から開かれました。

 また日興サービス裁判は、派遣会社である当社と派遣先との同一労働同一賃金についての不誠実な対応や、派遣打ち切りを争点として継続している裁判で、午前11時半から開かれました。

 いずれの分会も、職場での団体交渉を重ね、また不当労働行為も、愛知県労働委員会、さらに中央労働委員会の場で勝利してきたにもかかわらず(ただし日興サービスは会社側の申し立てで、なお中央労働委員会で再審査中ですが)、会社との交渉を粘り強く継続して改善を図ることを基礎にして、公的機関も活用して、長期間にわたって奮闘しています。

 またニチハエンジニアリング分会も、パワハラ問題などを取り組み、18日にも団体交渉を行い、粘り強く奮闘しています。

 こうした日本人分会の闘いは、三河のブラジル人分会の闘いとも同様の問題に直面しており、また個人単位の闘いとも通じるものがあります。種々の場で互いに教訓を学びながら、今後もがんばっていきましょう。


 また午後6時半からは、光の広場にて、「自民党政治を終わらせよう 1・19集会・デモ」(主催 憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO! あいち総がかり行動)が開かれ、約250名が参加しました。労働組合からの参加も目立ち、ユニオンからも5名規模で参加しました。集会では中谷雄二共同代表が、能登半島地震への対応そっちのけで軍事費の大盤振る舞いや原発推進に走っているその内実のおかしさとかを告発しつつ、岸田政権をもう終わらせようと呼びかけました。また立憲・共産の各議員の方々の発言・メッセージもありました。


 またデモでは、自民党のこのかんの悪政の数々にコールで抗議しつつ、イスラエルのガザ攻撃にも抗議の声をあげました。筆者は正午からのガザ緊急アクションなごやの名駅東での街宣や、ミッドランドビル前での街宣(イスラエルのガザでのジェノサイドとともに、同ビルに支店を構える伊藤忠アビエーションが、伏見に支店を構える日本エヤークラフトサブライとともに、イスラエルの軍需王手「エルビット・システム」と昨年契約を結んだことに抗議するための)に、他の組合員有志とともに参加しましたが、この総がかり行動でも抗議の声を上げられて良かったです。アメリカ・イスラエルとの軍事協力の姿勢も含め、悪政を改めない岸田政権に対しても、抗議の声をあげながら、労働者・市民の利益を、今後も実現していきましょう。 


<追記>総がかり行動の集会・デモについては、翌日の『中日』に報道されましたので、そちらもご覧ください。




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ユニオン学校に参加、など

 1月18日(木)午後6時30分より、市民活動推進センター集会室(ナディアパークデザインビルセンター内)にて、第103回ユニオン学校が開かれました。40名規模の参加で、当ユニオンからも初めての人も含めて、参加しました。


 このユニオン学校は、東海ネットの仲間であるユニオンと連帯する市民の会が主催し、今回が103回というように、労働運動と市民運動に関する諸テーマについて、講師のお話を聞き、話し合う企画として、長きにわたって開催されています。当ユニオンからも適宜参加してきていますが、今回は当ユニオンの学習会でも講師をお願いしたことのある河田昌東さん(チェルノブイリ救援・中部理事)をお招きして「トリチウム汚染水海洋放出は何が問題か」十いうテーマでお話ししていただきました。


 筆者はこのユニオン学校には参加していませんが、代わりに、ユニオンと直接関係はありませんが、15日に行われた「日韓市民行進あいち報告会&祈念講演会~放射能汚染水海洋放出ストップ~」に、YouTube視聴というかたちで、会場参加の組合員有志とともに参加しました。この催しには、YouTube視聴を含め50名が参加したそうですが、この市民行進にも参加した一人として、ALPS処理汚染水差止訴訟弁護団共同代表・脱原発弁護団全国連絡会共同代表の海渡雄一弁護士の講演を聞いて、河田さんが主張していることとも併せ、「処理水」にはトリチウムだけでなく数々の汚染物質が含まれていること、タンクが満タンと言われたが増設する用地はあるのに建設費ががかるとかで、海洋放出が初めから結論ありきであること、いくら薄めても汚染水は汚染水なのだが、これを福島事故を起こした当事国が地球全体の海に向けて垂れ流すこと自体の問題など、いろいろ問題を考えさせられました。そして、この放出は今も続いており、市民行進を先頭で実現した李元栄さんが、なぜ日本の人はこれを容認しているのかと告発していたことを受け止めて、またこの訴訟を現地の漁民の方々がかかわっていることにも連帯して、今後も取り組む必要を、今回の志賀原発の問題とも併せ、考えさせられました。

 

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