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三和清掃・日興サービス裁判、1.19総がかり行動

 1月19日(金)午前は、三和清掃・日興サービスの裁判が、それぞれ名古屋地裁で開かれました。

 三和清掃裁判は、当分会の組合員を原告とした裁判で、すでに昨年に、固定残業代制度・未払い賃金にかかわる問題での勝利的和解を実現しているにもかかわらず、会社が固定残業代制度を継続している現状を打開するために、昨年10月に提訴した裁判で、今回はその初めての期日で、午前10時半から開かれました。

 また日興サービス裁判は、派遣会社である当社と派遣先との同一労働同一賃金についての不誠実な対応や、派遣打ち切りを争点として継続している裁判で、午前11時半から開かれました。

 いずれの分会も、職場での団体交渉を重ね、また不当労働行為も、愛知県労働委員会、さらに中央労働委員会の場で勝利してきたにもかかわらず(ただし日興サービスは会社側の申し立てで、なお中央労働委員会で再審査中ですが)、会社との交渉を粘り強く継続して改善を図ることを基礎にして、公的機関も活用して、長期間にわたって奮闘しています。

 またニチハエンジニアリング分会も、パワハラ問題などを取り組み、18日にも団体交渉を行い、粘り強く奮闘しています。

 こうした日本人分会の闘いは、三河のブラジル人分会の闘いとも同様の問題に直面しており、また個人単位の闘いとも通じるものがあります。種々の場で互いに教訓を学びながら、今後もがんばっていきましょう。


 また午後6時半からは、光の広場にて、「自民党政治を終わらせよう 1・19集会・デモ」(主催 憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO! あいち総がかり行動)が開かれ、約250名が参加しました。労働組合からの参加も目立ち、ユニオンからも5名規模で参加しました。集会では中谷雄二共同代表が、能登半島地震への対応そっちのけで軍事費の大盤振る舞いや原発推進に走っているその内実のおかしさとかを告発しつつ、岸田政権をもう終わらせようと呼びかけました。また立憲・共産の各議員の方々の発言・メッセージもありました。


 またデモでは、自民党のこのかんの悪政の数々にコールで抗議しつつ、イスラエルのガザ攻撃にも抗議の声をあげました。筆者は正午からのガザ緊急アクションなごやの名駅東での街宣や、ミッドランドビル前での街宣(イスラエルのガザでのジェノサイドとともに、同ビルに支店を構える伊藤忠アビエーションが、伏見に支店を構える日本エヤークラフトサブライとともに、イスラエルの軍需王手「エルビット・システム」と昨年契約を結んだことに抗議するための)に、他の組合員有志とともに参加しましたが、この総がかり行動でも抗議の声を上げられて良かったです。アメリカ・イスラエルとの軍事協力の姿勢も含め、悪政を改めない岸田政権に対しても、抗議の声をあげながら、労働者・市民の利益を、今後も実現していきましょう。 


<追記>総がかり行動の集会・デモについては、翌日の『中日』に報道されましたので、そちらもご覧ください。




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