SSブログ

第5回最低賃金プロジェクトチーム(準備会)会議を開催

 3月11日(月)午後1時30分より、最低賃金プロジェクトチーム会議を開催しました。このチームは、最低賃金問題についてのユニオンの取り組みを強化していこうと昨年、とりあえず運営委員の有志で結成し、主に学習を進めてきました。今回の会議では、他の組合員に最低賃金についての取り組みに参加してもらい、7月ごろから開催されると思われる愛知地方最低賃金審議会に対して、ユニオンとしての意見を表明していくことをめざして、広く組合員が参加する場を設けようという話になりました。


 具体的には、第一回目は4月27日(土)午後1時半から、最低賃金制度の基本的な内容や現状をふまえて、どうしたらいいか、の意見を出し合い、第二回目は5月11日(土)午後1時半から、最低賃金審議会に向けての意見書をまとめていく方向で進めていこうと考えています。ユニオン事務所での参加、Zoomでの参加、両方可能なようにしたいと思います。このプランは、3月23日(土)の臨時運営委員会で確認してもらって正式決定できればと思います。


 現在、労働組合は春闘を取り組んでいますが、ここで実現した賃金水準が、最低賃金を決める場合の基準の一つになっているとか、逆に最低賃金の底上げが賃金相場全体の底上げにつながるとかというように、最低賃金問題は労働者全体の問題ともつながっています。また、この間相次いで、国際女性デーとか、原発・震災とか、外国人問題の取り組みなどもありましたが、女性・外国人の低賃金、さらに災害・放射能被害で経済活動そのものが成り立たなくなるなどで、最低賃金問題は、公共政策問題などとも関連してもいます。働き生活する者にとって重要な問題となっている最低賃金問題について、組合員の皆さん、積極的な意見表明、取り組みへの参加を、よろしくお願いします。


<追記(18日)>なお、16・17日の大会準備会議での議論で、この最低賃金プロジェクトチームは、まだ運営委員内の有志での活動にとどまり、組合員全体での取り組みとしての確認を経ていないので、準備会にとどまるのではないかとの意見が出されました。その通りだと思いますので、これまでのプロジェクトチームについての記述は、準備会としての記述とご理解ください。今後、上記のような取り組みを、臨時運営委員会での確認、定期大会などでの組合員の皆の合意、のうえで、組合として進めていく所存ですので、よろしくお願いします。

nice!(0)  コメント(0)