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北大阪ユニオンと共に宣伝行動

 6月9日(金)朝、当ユニオンは、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの仲間である北大阪ユニオンとともに、包装資材大手の「ザ・パック(株)」(本社:大阪)の子会社である「(株)パックタケヤマ」本社前(津島市)で、宣伝行動を行いました。大雨が懸念されましたが、幸い天気に恵まれ、宣伝カーを仕立て、両ユニオンののぼりを掲げ、チラシを配布するかたちで、宣伝行動を行い、チラシの受け取りも良く、成功しました。


 詳しくは北大阪ユニオンのHPをご覧いただければと思いますが、今回の宣伝行動は、包装資材を扱う大手企業である「ザ・パック」の課長職だったKさんが、本社から、子会社であるパックタケヤマに出向し、製造部長として奮闘してきたにもかかわらず、昨年の12月末に本社に呼び出され、突如自宅待機と本社への異動を言い渡され、1月末に設定された面談も、およそ納得いくものではなかったにもかかわらず、その後2月末に大阪工場勤務の一般職(平社員ということです)への降格処分を受けたことの不当性を訴え、撤回を求め、パックタケヤマに戻るという意志を示しつつ、パックタケヤマ社員の支援を訴える趣旨で行いました。


 ザ・パックの言い分は、自宅待機の際は、パックタケヤマでパワハラを働いたとの告発があったので調査する、とのことでしたが、自宅待機させても、本人からの聞き取りもろくにせず、1月の面談では、パワハラのことはもういい、労災隠しなどが発覚した、と新たな理由も出してきて、本人の反論にはろくに答えることもなく、あげくの果てには、2月末に本社に呼び出して、一方的に服務規律違反による降格処分を言い渡し、3月1日に辞令を交付したのです。


 しかし、このような降格処分は、本人からの調査も含めた事実調査もまともに行わないままでの、一方的な「服務規律違反」とする認定に基づいており、不合理で相当でない懲戒を無効とする労働契約法15条にも違反した、不当で違法な行為と言わざるを得ません。私たちユニオンは、こうした不当な降格処分の案件も、他にも、全国的にも、取り組んできていますが、こうした労働者への不当処分を許さない取り組みを、協力しつつ、今後も進めていきましょう。



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