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組合員全体会を開催

 10月27日(土)午後6時より、日本特殊陶業市民会館にて、組合員全体会を開催しました。外国人組合員数名を含む40名近い組合員・家族の参加により、賑やかに行なうことができました。


 最初に鶴丸委員長の開会あいさつの後、写真をパワーポイントで編集した映像を使ってのユニオン活動の紹介を、作製した運営委員が行ないました。昨秋行なった前回の組合員全体会からの一年間の多彩な活動を順にふりかえったうえで、こうした活動を組合員皆で取り組んでいこうと呼びかけました。続いて、参加者の自己紹介を全員が一言ずつ行なったうえで、争議などに取り組んだり、正社員化などの成果を実現したりした分会・個人組合員が、報告をそれぞれ簡潔に行ないました。


 休憩後、昨年よりさらに規模を拡大した「参加型企画」として、「名古屋ユニオンセミナーin全体会~職場に仲間を作ろう」を、名古屋ユニオンセミナーを主宰している鶴丸委員長がリードして行ないました。まず「全員参加型」の組合活動をつくるための留意点を確認した後、参加者は5つのグループに分かれ、それぞれ「職場に仲間をつくるには?」をテーマに、仲間づくりが必要(不必要)な理由・最初に何を始めるか、を論点に短時間の話し合いをしました。そのうえで、そこで出た意見を各グループごとに発表し、最後にその発表内容の概要を鶴丸委員長がまとめました。大きな一致はあったものの、個性的な意見もあったりして、興味も持てました。

 そして最後に副委員長が、今後の行動提起として、賃金・労働時間・若者女性・外国人・非正規待遇改善・労災・産休育休・改憲のそれぞれを課題にして取り組んでいこうと呼びかけて、午後8時に終了しました。


 その後自由参加で、懇親会を行ないました。軽食をいただきながら歓談し、合間に、参加者の感想を一言ずつ書いてもらった紙を貼りだしたうえでの、その内容の紹介を、懇親会の司会をした運営委員が行ないました。セミナーが良かったとの感想が特徴的でした。一時間ほど行なって、最後に恒例の団結ガンバローで締め、午後9時過ぎ、片付けも終えて、お開きとしました。


 全体会に初めて参加した組合員も多くいて、楽しくできたのではないかと思います。上期の成果にふまえ、下期もがんばっていきましょう。皆さんお疲れ様でした。

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東海労働弁護団第59回総会に参加

 10月27日(土)午後1時半より、名古屋・今池ガスビルにて、東海労働弁護団第59回総会が開催されました。当ユニオンも、各労働組合とともに、数名が参加しました。


 まず後藤団長のあいさつの後、活動報告が行われました。当ユニオンもともに闘った労働法制改悪に対する取組など今年度の活動の報告と次年度の方針案が示されました。続いて日本労働弁護団本部報告を、棗幹事長・市橋事務局次長が行ないました。とりわけ棗幹事長は、高度プロフェッショナル制度の導入を許した労働運動の敗北の自己反省が必要なこと、再来年に予想される“解雇自由法”の成立を許したら労働運動は終わりになること、来年7月の参院選での改憲賛成議員の3分の2獲得が不透明なことにふまえてその前に改憲発議をしてしまおうとしていると思われる安倍政権の追求に対し、戦争に反対し労働運動を守るため労働組合とともに闘うべきことなどを強く訴えました。続いて人事の提案・会計報告の後、討論及び事件報告がされました。各ユニオンからも、闘いに対して警察の弾圧や悪徳会社の脅迫などを受けていることの訴えや、当ユニオン員の、外国人問題や改憲問題に取り組んでいく訴え、などがありました。そして最後に、議案を採択し、総会を終了しました。


 休憩後、午後3時から、総会記念企画として、「雇用によらない働き方」に関しての講演が、労働政策研究・研修機構の山崎憲主任研究員が講師となって行なわれました。講演では、「雇用によらない働き方」がもてはやされているが、研究もほとんどされていないし、実際は世界でもさほど広がっていない、という実態をまず示しました。そして、そういう実態は、そういう働き方をしても収入が低いことに根本的な問題があること、そして、AIなど技術革新を背景に人減らしがされ、交渉力のない労働者の増加が進む反面、巨大IT企業がネットワークを構築し強大化していくことにより、元請け・下請けのような二重構造化や二極化が進むこと、など、一時間半を超えて豊富な内容が話され、急激な変化が進みつつあることが感じられました。


 数多くの課題があり、労働者にとって大変になってきている状況を変えていくために、今後とも労働弁護士の皆さんとも協力して取り組んでいこうと改めて決意させられた総会でした。続いて予定していた組合員全体会の開催準備のため、当ユニオン員は、午後5時終了予定まで参加できませんでしたが、参加した皆さん、お疲れ様でした。


 

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第6回運営委員会を開催

 10月13日(土)午後6時より、ユニオン事務所にて、第6回運営委員会を開催しました。今回は直近の神社周辺で名古屋まつりが近いせいかお祭りがあり、そのせいで駐車に苦労した運営委員や、先日の台風や地震の影響を被ったトヨタ自動車の取戻しの波及か、休日出勤になった運営委員がいたりというように、通常より疲れた運営委員も含め、しかし何とか、活発な議論も交え、充実した運営委員会を行ないました。


 議事は、27日の組合員全体会の概要の確認や、20周年を機に新事務所の充実・ホームページ変更なども行ってきている中途における問題の検討から、労働問題・憲法問題・若者問題など、進行する社会的な問題という大きな問題へのかかわりまで、いろいろ議題がありました。また、11月開催の学習会のテーマを改憲問題に変更して15日(木)に平日開催で行なうことや、忘年会を12月15日(土)に行なう予定をしていたのを22日に変更する方向にしたことなど、今後の予定上での議題もいろいろありました。


 というわけで、いつもより会議は長引き、ユニオンセミナーに続いての連日の夜の催しが続きましたが、夏の暑さもようやく遠ざかり、過ごしやすい秋もだんだん深まって来つつあります。9月30日に予定していたバーベキュー会中止にめげず、11月4日(土)には名古屋の辺境で、志段味古墳・東谷山の散策を楽しむハイキングもやります。その際、岡崎では三河支部会議を同時開催するという、そんな多様なユニオン活動を、皆で、盛り立てていきましょう。

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第4回ユニオンセミナーを開催

 10月12日(金)午後7時より、ユニオン事務所にて、第4回ユニオンセミナーを開催しました。今回は「戦術を選ぶ、要求を出す」をテーマにして行ないました。今回は通常の参加者で用事で参加できなかった人もいたりで少し参加者が減りましたが、新事務所での新鮮さもあって賑やかに行ないました。


 内容はなず、2グループに分かれたうえで、残業代不払いなど突っ込みどころ満載の職場での会話を参加者がアドリブで行なうのを皆で観て、そのネタを基に、そこの問題を打開するためにどうするか、その戦術を各自が考え、グループごとに意見をまとめ発表する、というものでした。かなり具体的に、詳しくプランを練って発表しあいましたが、“ベテラン”が“ユニオンの豊富な体験をバックにいろいろと考えつくのは、さすがだと、貧弱な体験の持ち主は気づかされた次第でした。


 今回は要求書をつくるまでの「要求を出す」ことに関わる試みは、次回(11月24・25日に、岐阜地域で「合宿」形式で行ないます)にじっくりやることに変えましたが、時間に比べ中味が詰まった「凝縮した」時間を過ごすことができました。皆さん、体験型学習で、ユニオン・ユニオン員の成長のために、ともにがんばりましょう。来たる10月27日(土)に行なう組合員全体会でも、「ユニオンセミナーin全体会」という時間も設け、参加者の皆さんに参加型で楽しんでもらう予定です。ユニオンセミナー、鶴丸新委員長が奮闘していろいろ工夫してプランニングしたうえで、楽しく行なっていますので、皆さんの積極的な参加、よろしくお願いします。


 

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『ふれあい通信』作業

 10月10日(水)午後7時より、ユニオン事務所にて、『ふれあい通信』作業を行ないました。具体的には、前もって印刷しておいた各ページを組み合わせ折って形にする(製本)作業と、その作成物を、宛名シールを貼った封筒に入れて封をし、後日発送できるようにする(発送準備)作業とを行ないました。これは通常の作業内容ですが、今回は、6・7日に開催した全国交流集会で全国のユニオンの参加者に配布するために作成した「特別号」の当組合員配布分も併せて作成したので、作業量は通常より多くなりました。しかし平日の夜ということもあり、参加者は以前の土曜日午後に行なっていた時よりは少なく、やや大変でした。それもあり、平日夜に、“ベテラン”中心に手早く済ますという巷の「働き方改革」のような「生産性」重視の発想よりも、参加者の成長と交流を重視する発想の方が労働組合らしいという話も出て、13日(土)に開催した運営委員会で、次回の作業は11月10日(土)の午後1時から、争議交渉報告会・運営委員会の前に行なう、ということに決めました。


 というわけで、全国のユニオンの中でも充実しているとの自負もあって作成している『ふれあい通信』の味読とともに、作成作業にも、多くの組合員の皆さんに、投稿等も含め、関わっていただくよう、よろしくお願いします。

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